遅くなりましたが、
斎藤工くんの写真集(蜷川さんの作品)2冊をやっと買いました。
まずは、京都編のレビューを。
これは東京編にも言えるのですが、
まるでフォトストーリーのように、構成されています。
ページの最後がラストシーンのような感じですね。
新幹線で京都に来て、また新幹線で帰るまでの写真集です。
工くんとリアルにデートしてる感じがする疑似体験型ですが、
この京都編に関して言えば、デートしてるというより、
工くんの一人旅に同行してるような印象を受けました。
確かに脱ぎも多く、
入浴シーンもあるし、
お尻や腋毛も見れるし、
そういう意味では、大胆な作品なんでしょうが、
うーん、これはエロさを感じない。
何でだろう?
かつて、マツコ・デラックスさんに
「顔が性器みたい」と言われたように、
工くんのエロさは、脱ぎだけではなく、
顔であったり、仕草であったり、
そこかしこから、醸し出される雰囲気が、妙にエロいということであって、
そのエロさをお尻や裸で表現しようとすると、
逆に健康的に見えてしまうという、危うさも持ち合わせていると思います。
例えば、
少年の鎖骨であったり、
体育会系の腹筋であったり、
草食系のギャランドゥであったり、
それは、見る者に想像を膨らませ、
そこに「エロ」と垣間見ることで成り立つ瞬間があるのです。
正直、この京都編において、工くんのエロさを感じた写真は、
僕的には、ベッドで横たわってる後姿(お尻が少し見える)の一枚でした。
それは、無防備であるが故に感じることが出来たエロさです。
長くなりましたが、
工くんの作品として、この写真集はずいぶんと売れていますが、
僕としては、うーん・・・、
まだ過去の作品の方が良いのがありますね。
(あ、蜷川さん以外ので)
散々けなしましたが、工くん大好きですから!!
明日は東京編のレビューを。
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