初夢で有名な「一富士、二鷹、三茄子」は、駒込富士神社〔東京都文京区〕に由来すると言われています。
江戸時代、富士信仰の拠点の一つですが、今でも“お富士さん”と呼ばれている神社で、「一富士二鷹三茄子」
は、いずれも同神社及び周辺にあった鷹匠屋敷、茄子が名産地であったこととされています。
富士山は、日本の、日本人の象徴する山ですが、もとより、“独立峰”のため富士山の周辺を一周することが
出来ますが、どの地点から観ても富士山に違いはないのですが、観る地点により「頂:イタダキと稜線」の
違いがあって、趣き深いものがあります。
代表的な地点からの写真をご参考までに、なおコメントは私感。
1:静岡県富士市「田子の浦港」※東海道に通じ、宿場:田子の浦宿
2:静岡県富士宮市「白糸の滝」付近 ※稜線が「八の字」に似て美しい。
3:静岡県富士宮市「田貫湖」付近 ※ダイヤモンド富士、芙蓉・湖・森の三拍子が揃う。
4:山梨県河口湖町「本栖湖」付近 ※紙幣に描かれた逆さ富士が有名。
5:山梨県河口湖町「精進湖」付近 ※平安時代の富士山大噴火により誕生した湖、稜線がきれい。
6:山梨県河口湖町「西湖」付近 ※大きな湖に抱かれるように富士山が立つ。
7:山梨県河口湖町「河口湖」付近 ※この角度が「富士ビュースポット」一番人気でしょうか。
如何でしょうか。
古来より、造形も美しく、気高く、末広がりで、非常に縁起のいい山ですから、絵や文学をはじめあらゆる
分野で取り上げられ、信仰の対象でもある山です。
そのことは、日本の各地で、「ご当地富士」と呼称され、例えば、北海道:蝦夷富士〔羊蹄山〕~九州:
薩摩富士〔開聞岳〕など、その数は何と“397座”があり、まさに暮らしのそばに富士山があると言って
も過言ではありません。
富士山は、2013年「世界文化遺産」となりましたが、富士は“不二”に通じ、不変であると共に、世界
の宝として、永遠に魅せて行ってもらいたいものです。
「LPC会:10周年」
富士山満載の年明け初投稿、晴れ晴れとした思いが湧きでます。
背景のテーマ画像も、新年に相応しく素敵で、祝意が存分に伝わりました。
今年もよろしくお願いいたします。
各地からの冠雪の富士山楽しめました。
今までは山梨県側から見ていましたが、今月
静岡県から見に行く予定です。
その時は思い出したいですネ
本年もよろしくお願いします。