
演劇の幸田役を演じた田口浩正さんを見るとどうしても思い出すのが、
1996年にフジテレビで放送された世にも奇妙な物語・96聖夜の特別篇の「恐怖のカラオケ歌合戦」!
「我はゴッホになる」では藤木さんと田口さんの役で上のようなちょっとした口論があるんですが、「恐怖のカラオケ歌合戦」でも…
「恐怖のカラオケ歌合戦」はちょっとしたホラー(爆)が入ってて、藤木さんの結末にちょっとしたショックが

ホラーが苦手な方、または心臓の悪い方は…見ない方がいいかも(爆)
ま~、その前の芳本美代子さんの「ギャ~」っていうアップでギリギリギャグっぽくて笑えるんですね(笑)
~

かわさき君=藤木直人 つかざき=田口浩正 はらだ=野村宏伸
「どういうことだ!」 「何故?」 「あたし、給湯室に湯飲み取りに行って…」
「あたし、ロッカールームで」 「僕はトイレ」(藤木)
「誰だ!」 「ここは何処だ~!」 「デブ~」
「僕ですよ!僕です!つかざきです!」 「つかざき?まさか君が俺達を?」
「大変でしたよ~、他の人に見られずに皆さんをここまで連れて来るの」
「なんで俺達が…」 「ね~!」
「もうお忘れですか?」 「あっ!もしかしてこのメンバー、こないだのカラオケ大会の!」
「え~」 「あ~あ~」 「そうだ!」
「そう!そのメンバーです!忘れないでくださいよ~。僕はその日以来片時も忘れたことないんですから~」
…とカラオケ大会の回想シーン


とシャ乱Qの「ズルい女」を熱唱してるかわさき君
つんくさん?の歌い方を真似て中々上手いっす

藤木さんの歌難しいのかな~
他の人の歌を歌うと自分の歌以上に上手くなる藤木さん!
「どうしたの?今来たばかりじゃな~い」「カラオケやるなんて聞いてなかったし」
「カラオケぐらいで何ビビってんの!パ~ッとやろうじゃない、パ~ッと」(野村)
「ちょっとやめてください!」…歌を熱唱しながらマイクのコードを
グルグルつかざきさんの身体に巻き一緒に連れ戻そうとするかわさき君
「は~い、つかざきさんのお戻りで~す」「へ~い」 「つ~かざき!つ~かざき!」
「研究開発課の人達を代表してキメテよね~!」「やっぱ、僕、本当に歌えない」
「こら!何だ!お前は~、お前、俺達営業をなめてんのか~」
「私、総務です!」 「私、経理!」
「ま~ま~、こうして課を超えた付き合いを皆してるんだからさ~
つかざき君もかたくなんないで~」
「そうだ!はらださんも歌ってくださいよ~」(藤木) 「聞きた~い」
「そういえばさ~、はらださんの歌って、一度も聞いたことなかったわね~」
「あははっ、今はつかざきくん!」 「しんうちは最後ってか~」 「あははっ」
「つかざき!キャンディキャンディ~歌えるか?かつら貸すぞ~!」「お~」
「本当に歌うんですね!笑わないでください。僕この歌しか知らなくて…」


「バカヤロ~!こっちだって聞きたかね~よ!そんなのは!」
「神聖な歌を…」 「やめろ~」(藤木) 「引っ込め~!」…ケチャップが(爆)
「俺じゃないよ!」 「あははっ、よかったね~」 「あははっ、終わった終わった!」 「誰誰?」

「ばっかだな~、そんな事で、お前、俺達を恨んでたんだ~」
「でもさ~、あの最後のはらださんのケチャップ、あれは…」
「バカ言うなよ~、あれは…」
「あははっ、あの顔思い出しちゃったわよ~、やだよ~、あははっ」
「ま~ま~、そういう事で、帰りますかね!」(藤木) 「…」 「何あれ?」
「歌いましょ~、皆さん!本日は我がカラオケショップにおいでくださいましてまことにありがとうございます!」
「カラオケショップ?」 「何処なの?」 「会社です」 「会社?」
「僕の研究室の中に、植物試験室を。本当は他の課の連中は立ち入り禁止なのですが、
今日は思う存分歌ってもらいますよ!ちなみに、歌の採点はこの植物達にやってもらいます。」
「植物が審査員って、(笑)」
「黙れ!お前たちは何も知らないんだな~。植物だって人の心は解るし、音楽だって聞きわける事が出来るんだ!」
…とバクスター嘘発見器、ポリグラフを植物につけて様々な神経を与え、
クラッシック音楽を聞かせるとポリグラフに心地よい反応が現れ、
ハサミで切るぞ~と脅せば恐怖の反応が現れ、
つまり植物に喜怒哀楽があり感情があるとあ~だこ~だと説明するつかざき

…グロテスク~

「や~だ~」「何~」
「これは食虫植物のハエトリグザとバショノミを掛け合わせ、DNAにちょっと細工をしたものです!
害虫を食って退治できるんだからいいでしょ~」
「ちょっと~、人は食べないでしょうね~」
「ん~ふふふっ~」 「名前はあるの?」 「え~」 「あっ、いいです」
「モモエちゃん!Ⅱ~」 「あははっ~」 馬鹿じゃないの~、も~」
「つかざき~、いいか、お前、これはいたずらじゃ~すまされんぞ~、これはれっきとした誘拐!拉致!監禁だ!」
「あ~」 「早くとけ!」
「審査員達を満足させ、モモエちゃんⅡを怒らせなければ、すぐ解放してあげますよ!
早く帰りたいなら、早く歌って合格点をとってくださいね!さあ!早い者勝ちですよ!」
「…」
「かわさき君!こないだのシャ乱Qお願いしますよ!」
「432、A56番」(藤木) 「は~い」

「かわいさきはな、あの、自分のオハコだけじゃなくってな、どんな曲番号も覚えててな、接待の時には重宝するんだよ~」
「へえ~」
「かわさきはな、仕事熱心でな、会社の鑑なんだ!ごくつぶしの研究室の誰かと違ってな!」
「合格点がとれないと~、命にかかわるかもしれない…」
「どういう意味ですか?」(藤木)
「このポリグラフのイエローゾーンにはけいが入らないようにね!」




「きゃ~







「おじょ~ず、おじょ~ず」


ガオ~

「うわ~~~」(藤木)

パクッ!

「ギャ~~~!」(芳本さんの1人アップ~)…そんなにアップにならんでも~(笑)
もう皆パニック~

ひえ~、かわさき君が~宙ずり状態で足をバタバタ…可哀想に

「何がおこったんだ~」(野村)
え~ん


ゲップ…植物が血を吐いてゲップしてかわさき君のマイクを持った右手を…
「こんな時までマイクを離さないなんて、会社員の鏡ですね!ごくつぶしの研究開発員とは違って、ね!なかむら営業課長さん!」
「んぐっ」
「さて、次は誰が歌ってくれるんですか?」 「→→→」 「あたし嫌~、絶対歌わない~」
「シ~!、大声や悲鳴は禁物ですよ!」
…というわけで、一度もカラオケ大会で歌ったことないはらださんが歌う羽目になり…
結果、つかざきさんよりも音痴と言う事で、審査員の植物があまりのひどい歌を聞かされてぶっ壊れたという…
え~ん!かわさき君が1人犠牲になっちゃって可哀想に

しかし、かわさき君のシャ乱Qの「ズルい女」を2度も、しかもオンステージ

それが見れるだけでも美味しいドラマです

