JJ1UBA_nisiの手作りブログ

オーディオアンプ、スピーカ、マイコンを中心に色々なものを手作りしています。
2019年からアマチュア無線も始めました。

EFHWアンテナ完成

2024-02-28 00:54:00 | 日記

1月から試作をしていた3.5MHz帯EFHWアンテナを完成させました

EFHWアンテナは、3.5M帯で作成するとHF帯のほぼ全バンドでSWRが1.ⅹになる素晴らしいアンテナ
また、共振幅が広いので調整も楽です
JS1FVGさんのWEBページを参考に作成しました
JS1FVGさん感謝です

NanoVNAとPCを接続して測定しました
PCソフト
 トランス測定:NanoVNA-Server
   (この段階ではNanoVNA-Appの使用方法を理解していなかった)
 アンテナ特性:NanoVNA-App


インピーダンス変換トランスの作成

EFHWアンテナは高インピーダンスのため無線機のアンテナインピーダンスと整合を取るためインピーダンス変換トランスを作成する必要がります

フェライトコアは、モノタロウで約1000円で購入しました
 Wurth Elektronik フェライトリング, 61 x 35.5 x 12.7mm

試作段階では、コイルの巻き方が左右非対称だったりしたので修正しました
今回作成したのは、こんな感じ
 巻数比 2:14、インピーダンス比 1:49  ・・・ 50Ω:50x49=2.45k
 コンデンサーは、330PFを3個直列で110PF
 アンテナの高さによりインピーダンスは変わります
 今回は、巻数比 2:14でOKでした

アンテナ側負荷して2.35KΩ(4.7Kをパラ)を接続してコイルの粗密を調整した結果です




アンテナ特性


3.5MHz用にアンテナを張り測定しています
アンテナ特性を正確に測定するにはアンテナ給電点で測定すべきですが、屋内に引込んだ同軸ケーブルにNanoVNAを接続して測定しています
3.5MHz帯と10MHz帯は SWRが若干よくないが無線機内蔵のチューナでSWR:1.1

まず3MHz~30MHzのSWR特性


3MHz~4MHz  FT8用に共振周波数を下げたいが、全体バランスが崩れるためこれで妥協


6.5MHz~7.5MHz  Good 強風のため2か所ほど髭が発生


10MHz~11MHz 無線機内蔵チューナーでSWR:1.1に落ちます FT8で海外も問題なし


13.5MHz~14.5MHz Good


17.5MHz~18.5MHz 無線機内蔵チューナーを入れたほうが良いかも?


20.5MHz~21.5MHz Good


24.5MHz~25.5MHz Good


27.5MHz~30MHz Good


これで、今まで使用していた自作フルサイズDP(3.5M 7M 21M)を撤去できそうです
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ADVANTEST R3132修理 バッテリー交換(電池交換)

2023-12-09 00:31:14 | アマチュア無線

オークションで落札したスペアナR3132を動作確認した結果、起動時のチェックで
「Backup RAM NG」、Self Testの実行で「CPU FAIL」が表示されていたので、
R3132のCPUパッケージに搭載されているバッテリーを交換しました。

バッテリー交換直後の起動では、エラーが表示されていますが、キャリブレーション
(自動校正)を実行後に再起動すると見事にエラーが解消しました。

また、電源をOFFしてもキャリブレーション結果、前回測定設定、日付も保持されます。

交換手順

  1. 縦置き用台座の取り外し
    ①対角3mの六角レンチで台座を止めてある6角ネジ4本を取り外す
    ②台座を外す
  2. バックパネル取り外し
    ①▷印があるネジ(赤丸箇所)8本を外す
    ②BNCコネクタのナット(青丸箇所)3本を14番スパナで外す
    ③バックパネルをを取り外す
  3. BNCコネクタのナット外し
    ①CPUパッケージのBNCコネクタのナット(青丸箇所)2本を14番スパナで外す
    ②CPUパッケージを取り外す
  4. CPUパッケージ保護カバー取り外し
    ①赤丸箇所のネジ8本を取り外す
    ②保護カバーを取り外す
  5. BNCコネクタPKG取り外し
    ①CPUパッケージに乗っているBNCコネクタパッケージのコネクタを①の
     方向に持ち上げコネクタを外す
    ②BNCコネクタパッケージを②の方向へ移動しパッケージを取り外す
  6. 電池交換
    ①BNCコネクタパッケージの下に電池があるので取り外す
    ②新し電池のコネクタを切り捨てる
     リード線がショートしないように養生をする
    ③新しバッテリーのリード線を古い電池が接続されていた端子に
     半田付けする
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tinySAのAM変調とAnalog Discovery 2のAM変調

2023-11-07 19:11:12 | アマチュア無線

tinySAのAM変調波とAnalog Discovery 2のAM変調波を
Analog Discovery 2のオシロスコープ機能で比較してみました

観測条件:
  搬送波:1MHz
  変調波:3KHz
  変調度:30%

観測波形:

     tinySA            Analog Discovery 2

tinySA:
   搬送波がアナログ、変調波がデジタル
   変調度:30%固定で変更できない
   搬送波MAX:960MHz

Analog Discovery 2:
   搬送波、変調波ともアナログ(教科書どおり)
   変調度:MAX  200%
   搬送波:MAX  10MHz

 

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スペアナR3132動作確認

2023-10-24 19:30:48 | アマチュア無線

スペアナR3132を落札後に動作確認をしました

電源ON:

ヤフオク画面では、起動直後のチェック画面は正常でしたが、

Backup RAMがNG
他はOK(バックアップ用バッテリーの性能低下?)

セルフテスト:

CPUテストがFAIL:
ネットでットで調べてみるとバックアップ用バッテリーがNGの場合、CPUテストが
FAILになるみたい。
CPUボートにバッテリーが付いているからと推測

キャリブレーション(自動校正):

キャリブレーション実行後に、「CAL OUT」(30MHz -20dBm)と「RF INPUT」を
同軸ケーブルで接続し周波数カウンタ機能で
測定しました。
周波数:30KMz、レベル:-20.00dBm  
正常、一安心

 

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スペクトラムアナライザーを入手

2023-10-23 23:10:11 | アマチュア無線

スペクトラムアナライザーをヤフオクで落札しまし

自宅では、tinySAで遊んでいましたが、機能不足のためスペアナをヤフオクで落札しました

(将来的には、無線機を作成(キット含む)し認証を取り、運用をしたい)

落札目標:50,000円以内(動作不良が不安なため

スペック目標:

周波数帯域:3GHz以上(430MHzのスプリアスが測定可能)

測定内容:搬送波電力、OBW測定、スプリアス測定、

     正確な周波数測定(周波数カウンタ機能)

画面キャプチャと測定結果をPCに移動できること
LAN接続、USBメモリ、FD等 入手NGなRAM類は除外

可能であれば、Anritsu社製(会社と同じ)

日本語マニュアルが入手可能

落札品:

ADBANTEST R3132(オプション:高安定周波数基準X'tal 付き)

落札金額:¥46,750円(税込、送料別)

外  観:目立った外観汚れナシ、装置内もキレイ、ゴム足の劣化アリ

次の標準付属品ナシ:電源ケーブル、パネルカバー、

          キャリブレーション用同軸ケーブル

          マニュアル類(ネットからダウンロードできました)

 

 

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