JJ1UBA_nisiの手作りブログ

オーディオアンプ、スピーカ、マイコンを中心に色々なものを手作りしています。
2019年からアマチュア無線も始めました。

格安&効果大なスピーカ用インシュレータの製作

2010-11-20 19:30:18 | オーディオ
オーディオ雑誌「Stereo」11月号の「使い方を知るオーディオの新常識」にパネコートを使用したインシュレータの製作記事が掲載されていたので、木工で余ったパネコートを利用して製作してみました。
パネコートとは、コンクリートを使用する工事現場でよく見かける、片面が黄色く塗装されたコンクリート型枠用の合板です。
ホームセンタで1800mm×900mmのサイズが1000円程度で売られています。
雑誌の内容そのままに製作しても面白くないので、下の写真のようにパネコートを3cm×3cmに切断し、塗装面が上下にくるようにブチルゴム素材の防振・防水テープで接着しました。
ただし、防振・防水テープをパネコート全体に貼ると、スピーカを乗せたときの重みで、プチルゴムがはみ出してきて汚くなるので注意が必要です。
プチルゴムのテープもホームセンターの自動車用品コーナーで3mのものが、700円程度で入手可能可能、これも以前スピーカを製作したときの残りを利用したので、今回の制作費用はゼロです。

製作してすぐに試聴しましたが、雑誌の記事のような変化が有ると言われれば、そのような気がする程度で音が悪くならなかったので、セッティングしたままで放置しておきました。
2週間後、久々に試聴してみると製作直後と比べ激変、全帯域のレスポンス向上と低音の響きの向上に感激しました。特にギター、ピアノの音質向上に驚きました。
おそらくプチルゴムとパネコートが、なじみ余計な振動を吸収するようになったと推測されます。

今度は、4cm×4cm程度でアンプ、CPプレーヤー用のインシュレータでも作成してみようと計画中です。



スピーカ1セット分で3cm×3cmパネコートが12枚必要ですから切断が大変です。そこで以前に木工で作成した電動丸ノコ直線切断冶具を改良し、簡単スピーディーに切断できるように改造しました。改造内容は、この次にUPします。