ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

Wソックス、激戦制し世界一に王手

2005年10月26日 19時00分00秒 | MLB
シカゴ・ホワイトソックスの井口資仁二塁手は25日、敵地で行われたヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ第3戦に「2番・二塁」で先発出場。第3打席でセンターへ適時打を放ち、シリーズ初打点をマークした。この日は7打数2安打、1打点だった。ホワイトソックスは延長14回、井口に代わって途中出場したジェフ・ブラム二塁手のシリーズ初打席初アーチなどで2点を勝ち越し、7-5で勝利。5時間半を超える激戦をものにして3連勝を飾り、88年ぶりの世界一についに王手をかけた。
 井口はナ・リーグ優勝決定シリーズMVPのロイ・オズワルト投手と4度対戦。初回にライト前ヒットを放ってシリーズ2本目の安打を記録した。3回の第2打席はピッチャーゴロに倒れたものの、1-4で迎えた5回1死一、二塁のチャンスで速球をセンター前へはじき返して、二塁走者をホームに迎え入れた。その後A.J.ピアジンスキー捕手の2点タイムリー二塁打で同点のホームを踏んでいる。
 6回の第4打席にサードゴロエラーで出塁した井口だが、得点に絡むことができなかった。1点リードの8回2死二塁はサードゴロ、同点の延長11回無死二塁はライトフライ、延長13回の第7打席は3球三振に倒れ、その裏にブラムと代わりベンチに退いた。
 ホワイトソックスは先発のジョン・ガーランド投手が立ち上がりからアストロズ打線につかまり、4回までに4点を追いかける展開。5回にジョー・クリーディ三塁手のソロアーチを皮切りに、井口のタイムリーなど打者一巡の猛攻で5点を挙げ、一気に逆転に成功した。しかし8回に4番手ダスティン・ハーマンソン投手が同点タイムリーを許して、延長戦に持ち込まれる。
 その後ホワイトソックスは幾度となくピンチを招くもリリーフ陣が踏ん張りアストロズにホームを踏ませず。そして迎えた延長14回表、2死走者なしからアストロズの新人エズキエル・アスタシオ投手に対してブラムがライトへソロアーチを放ちついに均衡を破ると、さらに2死満塁のチャンスからクリス・ウィジャー捕手が押し出し四球を選んでリードを広げた。ホワイトソックスはその裏に2死一、三塁のピンチを招くと、第2戦に先発登板した左腕エース、マーク・バーリー投手を中1日で投入。バーリーは後続をきっちりと凡退に仕留めて、シリーズ史上最長となる5時間41分という試合を締めくくった。

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