Ｗソックス、８８年ぶり世界一

　シカゴ・ホワイトソックスは２６日、敵地でヒューストン・アストロズとのワールドシリーズ第４戦に臨んだ。７回まで無得点に抑えられていたが、８回にジャーメイン・ダイ右翼手のタイムリーで先制し、結局１－０で逃げ切りに成功。シリーズ４連勝を飾り、実に８８年ぶり３度目となる世界一に輝いた。なお井口資仁二塁手は、３打数ノーヒットで８回に途中交代したが、同僚と優勝の喜びを分かち合った。
　この日の井口は、アストロズ先発のブランドン・バック投手と３度対戦。初回にライトフライに倒れると、３回２死三塁と先制のチャンスでもショートゴロに倒れた。６回にも再びショートゴロに終わり、同点で迎えた８回１死二塁の場面で代打を送られ、ベンチに退いた。なおシリーズの成績は１８打数３安打（打率１割６分７厘）、０本塁打、１打点だった。
　ホワイトソックスのフレディ・ガルシア、アストロズのバックと両先発投手が好投し、７回まで両チーム無得点。しかしホワイトソックスは８回、アストロズの守護神ブラッド・リッジ投手を攻めて２死三塁のチャンス到来。ここでダイがセンター前にはじき返し、待望の先制点を挙げた。
　８回裏、ホワイトソックスはリリーフ２投手が無失点に抑えると、９回にはリリーフエースのボビー・ジェンクス投手を投入。ルーキーの守護神はピンチを招いたものの最後の打者をショートゴロに打ち取る。この瞬間ホワイトソックスは１９１７年以来となる栄冠に輝き、グラウンドには歓喜の輪ができた。

今年は日米共に４章０敗の一方的なシリーズでしたね。
井口選手は、移籍１年目での世界一はラッキーですね。それに値する活躍もしましたからね。