ムツ兄の、てげてげ人生日記

シマッチュ(奄美人)のムツ兄が、奄美での「テゲテゲ」(気まま)な暮しを記します。

CL・準決勝、チェルシー対リヴァプール初戦

2005年04月28日 18時00分00秒 | サッカー
チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間27日(以下現地時間)、準決勝ファーストレグの残り1試合が行なわれ、イングランド勢同士の顔合わせとなったチェルシー対リヴァプールは、スコアレスドローに終わった。セカンドレグは、来月3日にアンフィールドで行なわれる。

 ホームのスタンフォード・ブリッジで戦ったチェルシーだが、準々決勝でもアウェイでユヴェントスを封じたリヴァプールから、ゴールを奪えなかった。

 両チームとも、決定的なチャンスは前半に訪れた。しかし、チェルシーはランパードがゴール前でのシュートをバーの上に外し、リヴァプールはジェラードのクロスに合わせたバロシュの完璧なヘッドがGKツェフの好守に阻まれた。

 珍しく決定機を逃したチェルシーのランパードは「シュートが決まる前に『もらった』と思ったのが、まずかった。あれが決まっていれば、アドバンテージを持ってアンフィールドに行けたのに」と悔やんだ。一方、リヴァプールのキャプテン、ジェラードは「アウェイでのスコアレスドローは、悪くない。フランクがチャンスを活かしてたら、大変だったけど。でも、まだ何も決まってないよ」と気を引き締めた。

 ただ、チェルシーのモウリーニョ監督は「すごくいい結果だよ。CLの準決勝としては悪くない。セカンドレグではアウェイで勝つか、ゴールを挙げて引き分けるかする必要があるが、点は取れると思う。決勝進出の自信はあるよ」と満足な様子。昨シーズン、ポルトを率いてビッグイヤーを手にしているモウリーニョ監督だが、そのときは準決勝でデポルティーボとホームで引き分け、アウェイで勝利を収めている。

 リヴァプールを破ってチェルシーで初めてのタイトルを獲得したカーリングカップでは、決勝でリヴァプールサポーターに対して挑発的なジェスチャー(相手のオウンゴールで同点に追い付いた際、人差し指を口に当てて「黙れ」のポーズをした)を取り、サポーターを怒らせた、モウリーニョ監督。それだけに、アンフィールドでは「手荒い歓迎」を受けるのは間違いない。

 これに対し、昨シーズンはバレンシアを率いてUEFAカップで頂点に立っているリヴァプールのベニテス監督は「これでセカンドレグでは勝利が絶対条件だけど、アンフィールドに不可能はないよ。サポーターのあと押しがあるから、心強いし」と、こちらも自信を覗かせた。

 リヴァプールにとって痛手なのは、シャビ・アロンソが累積警告でセカンドレグに出られないことである。

2005.04.27
チェルシー(ENG) 0-0 リヴァプール(ENG)
【得点者】なし

※ENG=イングランド

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