あめつちの詩

「あめつち」に響く歌声の持ち主「にいや」こと「新屋まり」が奮闘の日々を綴る。

お茶摘み

2021-06-11 | 田舎暮らし

梅雨が明けたかと思うくらい

毎日良いお天気だ。

日中は真夏並みに暑い。

暑さにあえいでウロウロと

身の置き所のない麻呂を

急ぎトリミングに連れて

行かねばならぬし、

その前にお茶の葉を

摘まねばならぬ。

庭の周辺と畠に1本

お茶の木があって

我が家のちょうど

1年分の番茶になる。

昨年は弟が草刈り機で

刈ってしまい半年は

市販の茶葉で間を持たせたが

毎日飲むのなら我が家の番茶が

一番おいしいと思う。。

妹と母も参戦。

2時間で摘んだ。

母は足が不自由だし

暑いので喘ぎあえぎだ。

夕方、その茶葉を手もみして

一晩寝かせるつもりで

私は歯医者さんに出かけた。

帰ってみるともう外に

干されていた。

「お母さんしんどいから

あまり揉んでいないと思う」

と妹が言う。

なるほど母はくたびれていた。

何事もやっつけ仕事の母。

私にとっては年に1度の

お楽しみなのに母にとっては

苦役でしかない。

早く終わらせたいようだ。

日なたのお茶を触ってみたら

もうカリっと乾きかけていた。

一晩発酵させたらもっと

芳醇な味と香りになったはず。

あ~残念。

仕方ない、次のミッションだ。

麻呂を連れて30分先へ。

トリミングしてもらいすっきり。

おじいさんだからね、

2時間で麻呂もくたびれたよう。

どなた様もお疲れ。

やるべきことはやった。

「忙しかったの~。」

「がんばったで~」

とご満悦の母なのだった。

 


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