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つながる心

2010-03-23 19:44:00 | 障害
NHKドキュメンタリー番組「指揮者・小林研一郎 オーケストラ生まれる」に寄せて



“炎のコバケン”こと、指揮者・小林研一郎が、新たな挑戦を行った。
障害のある人とない人がともにオーケストラの一員となって演じるというコンサート。
コバケンの思いに賛同したプロアマの演奏家と、およそ30人の障害のある人たち。
総勢150人が、2010年3月に東京・NHKホールで開かれたコンサートに向けて猛練習を積んだ。
オーケストラの結成から演奏会までを、音楽家たちの心の交流を交えて追う音楽ドキュメント。




印象的だったのは、トロンボーンでソリストを務めた 視覚障害のある鈴木さん。
演奏曲はトゥーランドット「誰も寝てはならぬ」
もともと弱視だったが 大学生卒業後 視力が落ち 楽譜が読めなくなり、プロのオーケストラの夢もあきらめた。
自分の殻に閉じこもっていた鈴木さんの転機になったのは、盲導犬ナンシーとの出会い。ナンシーと一緒だったらオーケストラに参加できるのではないかと団員に応募したのだそうだ。
鈴木さんにコバケンさんが求めたのは“自分の存在を主張する演奏”。自分の殻を破って踏み出すこと。
それを成し遂げる過程で、過去の自分・現在の自分・未来の自分を見つめられるようになったと語った鈴木さん。演奏している姿に胸が熱くなった。
やっぱり自分の殻を破って踏み出すことって、自分自身と向き合わないとできないし、勇気がいることだと思う。
私に置き換えるとよくわかるんだけど、それに挑戦する勇気に素直に感動した。



番組を通して。
初めはぎこちなかった障害のある人とない人との関係。でも、一緒に練習する中でお互いの存在を感じ合って、理解し合っていったんだろうなってことも思ったりした。
最後は障害があるとかないとか関係なく、参加した人達が音楽を楽しむ者同士として、心が通じたことに喜びを感じているようで。
音楽ってこんなにも心を繋げるんだなって思った。
第一線で活躍されている方の取り組みが私達を励ますことは間違いない。その輪がいろいろな所に広がることを期待してしまうのだけど…{%グットハートhdeco%}



このコンサートの模様は5月にNHKで放送されるそうだ。

炎のコバケン こころコンサート
 5月29日(土)午前10:00~11:22 NHK BShi




番組より

人を思いやる心 感動できる心 繊細な心
そういった心が強ければ強いほど
より多くの ほとばしりを見るであろう
      小林研一郎


「苦しみの先には パラダイスが待っているよ」と
コバケンさんが 声をかけてくれた
そして 本当に パラダイスはあった
      鈴木加奈子


心の目とか 心の耳とか 心のある行動で
自分がすること一つ一つ もっときちっと見ていかないと
大切なものを見失いそうな気がした
      阿部真也





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