総合労働相談員研修に参加して

　一昨日の金曜日、兵庫労働局で開催された総合労働相談員研修に参加しました。
相談員として、業務を遂行するためのツールである「傾聴」を講師の方からロールプレイを含め、研修を受けました。
しかし、指示を与えることを目的として使うという点には違和感を覚えました。
　我々相談員は、相談者の方の意思を尊重して、相談者自らが気付きを得られるようコーチングの技術をもっと使うべきと思っていたからです。
　確かに、相談者の中には、自分が何をしたいのかが漠然としていて、相談に来られる方もいらっしゃいますが。
そういう方には、自分が何をしたいのかから、気付いていただくことが必要となります。
そして、よりよい解決が得られるように、情報を提供し、解決策を気付いて頂くことが基本と思います。

　研修が終わった後、神戸港が見渡せる高いビルにあるレストランで飲んだビールがおいしかったこと。
日頃の気苦労を吹き飛ばすひと時でした。