～本当の喜びではない～

懸賞が当たりました。

おめでとうございます。と同僚の女性が言いました。


わたしは言いました。

これは（本当の）喜びではありません。
未来があたっても、人の感じないものを感じたりしても
写真が雑誌に掲載されたり、賞を貰っても
局長賞を頂いても、
たとえ、愛している人と結ばれても。
そうなれば限りなく嬉しいでしょう。


でも、喜びは見えるものではなく、見えないものにあるのです。
（しかもその喜びは、喜びのなかにはなく、他のなかに埋もれているのです。）

もちろん、彼女の理解の範囲外でした。