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けんコラム

健康つくり

●食後の低血圧に要注意

2014-10-10 18:29:17 | インポート

昼間は結構暑かったりしますが、朝夜はぐっと冷えるようになりましたね。

こんな風に朝晩の温度差が大きくなるこの時期には、ご高齢の方は、食事の後に立ちくらみが出たりする「食後低血圧」に気を付けましょう。(ご高齢に限らずですが)

食事をすると消化のために血液が胃腸に集中します。そのため心臓に戻る血液の量が減るので血圧が下がります。身体が元気で若い時は、この時に自律神経が働いて心拍数を上げて血圧をもとに戻しますが、高齢になると自律神経の調整機能がうまく働かず低血圧になるわけです。

そうゆう訳ですので、食事はゆっくりと時間をかけてきちんと噛みましょう。(これは、みんなにも言えることですよ!)

食後30分~1時間位は、急に立ち上がったり、起き上がったりするときに、ゆっくりと動くことを心がけてください。
また、疲れやストレスは自律神経の乱れにつながります。

規則正しい生活と疲れやストレスを貯めないことが大切です。(=⌒▽⌒=)


●熟眠 ~夜はぐっすり~

2014-09-11 09:50:35 | インポート

夜はぐっすりと寝て昼は眠気に困らない『熟眠』。
日本の成人の約5人に1人は、何等かの“睡眠トラブル”を抱えているらしく、高齢になるほどその割合が高くなっているそうです。ドキッ
ただし、夜中に何度か目が覚める、起床時間が予定よりも早くなったりしても、自分で「不眠症」と決めつけるには、早計です。一過性の症状の場合が多く気にしないでいれば自然と元通りに眠れるようになります。「不眠症状=不眠症」とは限りません。夜間に眠れずに昼間の活動に影響が出てくるようなら、病的な不眠症といえるので、医師の診断を受けましょう。
一般的に「よい眠り」というハッキリとした定義はないそうです。何時間眠りが必要というような数的基準もありません。
次にあげる3つを満たしていれば、ほぼ適切な睡眠時間が取れているといえるでしょう。
①朝目覚めた時に「だるさ・眠気」がないこと
②日中に強い眠気を感じないこと
③一日を元気に過ごせること
そして“健康的な睡眠”を守るために心掛けたい7つの習慣を紹介します。
1)睡眠時間8時間にこだわらない。 医学的根拠は無い。
 年を重ねると若い頃に比べて活動量が減るので必要な睡眠時間は少し短くなると考えてよい
2)眠くなってから寝床に入る
 高齢者は時間に余裕があるので、眠くなる前から寝床につくと逆に眠りにくくなります
3)寝る前は刺激物を避ける
 晩酌をして酔いにまかせて寝てもよい睡眠は得られません。目が冴えることも
 カフェインを含むコーヒー・お茶・紅茶なども寝る4時間前位からは飲まないようしましょう
4)起きる時間は一定に
 朝は「寝不足気味」と感じる日があっても起床時間は、ほぼ同じにしましょう
5)昼間の活動性を上げる
 朝目覚めたら部屋に太陽の光を取り入れ“体内時計”を調整
 昼間もできるだけ日光を浴びるようにしましょう
6)昼寝は20~30分以内
 昼寝をする場合、昼食後の午後3時位までに20~30分以内で
7)早朝の散歩は要注意
 高齢者は朝早くに目覚める傾向があり、健康のために早朝散歩をする人もいます
 しかし朝早くから光を浴び過ぎると眠くなる時間がどんどん前倒しになりかねません
 極端な早寝、早起きで困っている人には夕方の散歩がおすすめです。
 このように『昼』と『夜』の“メリハリのある生活”が『熟眠』への近道です。
気負い過ぎらず楽な気持ちで取り組んでみてはいかがですか。


今食べているのは酸性orアルカリ性?

2014-08-26 10:38:35 | インポート

今食べている物が、酸性かアルカリ性かは、分かりづらいもの。代表的な食べ物を表記してみました。

◎酸性食品
肉類 ―鶏、馬、豚、牛肉など
卵、乳製品―卵黄、チーズ、バター
魚介類―マグロ、カレイ、ヒラメ、鯛、太刀魚、あなご、はや、ニシン、サケ、サンマ、アジ、イワシ、シシャモ、たこ、イカ、スルメ、しじみ、あわび、はまぐり、貝柱、あさり、さざえ、カキ、エビ、カニ、いくら、生ウニ、クラゲ、ます、うなぎ、鮎、どじょう、ふな、鯉、鰹節、煮干
穀物―玄米、そば粉、白米、小麦粉、パン
豆類 ―落花生、ソラマメ、えんどう豆
海草類― 乾燥海苔
嗜好品、その他 ―日本酒、ビール、酒粕
◎アルカリ性食品
卵、乳製品― 卵白、牛乳
豆類 ―インゲン、大豆、小豆、豆腐、豆乳、きなこ、トコロテン、グリーンピース、油揚げ、がんもどき
海藻類 ―ひじき、わかめ、昆布
野菜類―ほうれん草、三つ葉、コマツナ、大根の葉、春菊、モロヘイヤ、ネギ、 キャベツ、白菜、パセリ、もやし、カリフラワー、ブロッコリー、オクラ、ピーマン、 トマト、ナス、キュウリ、トウガン、かぼちゃ、たまねぎ、とうもろこし、らっきょう、ふき、山椒、わさび、唐辛子、しょうが、ミョウガ、白ゴマ、ジャガイモ、さつまいも、里芋、長いも、こんにゃく、ニンジン、大根、カブ、ゴボウ
漬物― タクアン、菜つけ
キノコ類― 生シイタケ、マツタケ、シメジ、
果物、果実類―栗、柿、梨、りんご、柚、すだち、レモン、モモ、イチジク、サクランボ、ぎんなん、ブドウ、みかん、オリーブ、バナナ、スイカ、いちご、メロン
嗜好品、その他―ワイン、コーヒー、紅茶、煎茶、番茶、ほうじ茶、カレー粉、  醸造酢

アルカリ性・酸性食品の基準について。
どうやって決まっているか知ってますぅ?あらためて聞かれるとハッキリ答えられないのでもう一度調べてみました。
つまり、体内で利用された後(燃焼されたあと)に、どちらの性質(アルカリ性・酸性)が強く残っているかということが基準になるそうです。
アルカリ性食品は体内で利用された後に、『カリウム、カルシウム、ナトリウム、マグネシウム』などのアルカリ性のミネラルを残します。
アルカリ性食品の代表的なものは、果物、野菜、キノコ類などです。
酸性食品は体内の酸素と結びついて『リン酸、硫酸、塩酸』などに変わります。酸性食品の代表的なものは 米、肉、魚などです。


熱中症対策の確認

2014-08-06 09:00:16 | インポート

政府による「熱中症予防強化月間」が7月の31日で終了しましたが、まだまだ猛暑は続きます。
注意喚起してもらうためにも対策についてもう一度おさらいしましょう。
注意①なりやすい状況 次のような日は特に注意しましょう
 ●気温が高い ●湿度が高い ●風が弱い ●急に暑くなった
注意②高齢者と幼児 屋内でもなりやすいので忘れずに
 ●高齢者 のどが渇かなくても水分補給を
  高齢者は喉の渇きを感じにくくなります。こまめに水分補給を
 ●幼児  体温調整機能が未発達です。より注意が必要です。
 部屋の温度をこまめにチェックしてエアコンや扇風機を上手に活用しましょう。例えば「28度を超えたらエアコンをつける」などのルールを作るとよいでしょう。
●発症を防ぐには
①水分をこまめにとりましょう
 暑いからと言って一気に多量に飲むのはかえって逆効果です。水分過多の状態と脳が勝手に判断して汗として逆に体外に排出しようとします。時間をかけてこまめに少量ずつ補給しましょう。その際も塩分も一緒に補給するようにしましょう。
②日傘や帽子などの日よけグッズを活用しましょう。
③涼しい服装
 外出時は、首回りの開いた涼しい服装で
④日陰の利用、小まめな休憩
 外出した際は、日陰に積極的に入り休憩を小まめにとりましょう。
●熱中症が疑われた場合は特に次の4点をチェックして対応を
①「めまい」「立ちくらみ」「筋肉痛」「汗が止まらない」「吐き気」「体がだるい」「虚脱感」などの症状があれば熱中症を疑う。
②意識があれば涼しい場所へ移動し服を緩めて体を冷やす。意識がなければ救急車を呼ぶ。
③水分を補給する。自力で水分を補給できなければ医療機関へ。
④症状が改善したらそのまま安静にして十分に休息する。改善しない場合は医療機関へ。

『自分自身』を『廻りの人』を見てみましょう。意識の持ち方、対処の仕方で事故は防ぐことができます。
 


●体内時計

2014-07-05 10:06:17 | インポート

皆さんは、体内時計をご存知でしょうか?「聞いたことはあるかも」というかたが多いかもしれませんね
実は、人の体内には1日25時間の体内時計が存在します。生活の上での1日は24時間ですから差が1時間発生するわけなんですが、睡眠をとったあと朝日を体に浴びることにより毎日リセットされているそうです
こういう経験ありませんか?

『休みの日に昼くらいまでじっくり寝たのに体がすっきりしない。重い感じがする』等々。
これは、体内時計がリセットされていないからなんです。
朝日を浴びて目覚める。体内時計がスタートする。体の各器官・臓器が連動して機能をスタートさせる。これが人間に備わった本来の姿なんです。
そして目覚めて2時間以内には食事をとりましょう。できれば噛んでとる食事が望ましいですね。毎回噛む行為を伴わない食事(飲料タイプなど)では×。
噛む行為による唾液の分泌が行われないからです。以前にもお話ししたように唾液には、体にとって大変重要な酵素や分泌物が含まれています。
その分泌物と食物からとる各種の栄養素が結びついて初めて体に有効な成分となるのです。
よくこの成分が足りないからそれだけを補給しても実際には殆ど体内には吸収されていません。反対に取りすぎると逆効果を生む場合も…。
一例をあげるとカルシュウムは骨の重要な成分ですが、普通は血液中に一定量を貯えています。カルシュウムが不足すると血液から補充されます。
ところが必要以上にとりすぎてしまうとカルシュウムの血中濃度が高くなりすぎて反対に体外に放出してしまいます。その結果血中濃度が下がりすぎてしまい
不足分を補うために自らの骨を溶かして補充するようになるわけです。これが骨粗鬆症(こつそしょうしょう)です
カルシュウムの補給にはやはり“自分の口に入る大きさの小魚”が一番よいみたいです。例えば、しらす、いりこなど。
噛む行為とカルシュウムの補充が同時にできていいんですよ~
朝、『目覚める⇒朝日を浴びる⇒朝食をとる⇒活力ある1日のスタート』これを習慣づけるようにしてみましょう。快適な毎日に変わって行くはずです。