MRTをラッフルズ・プレイス駅で下車し、熱帯夜に蒸せ返る地上へ上がるとそこには光と闇との共演が待っていました。
駅の階段を上がりきるとすぐにシンガポール川の川べりに出ることができ、建物や橋等が美しくライトアップされてその灯りを川面に映していました。
光あるもののみを視認できる、都市の夜景美を堪能しつつ、川べりを歩きます。
______________________________________________
MRT(Mass Rapid Transit)のラッフルズ・プレイス駅(Raffles Place)から出てすぐ、シンガポール川(Singapore River)べりの遊歩道に出ることができます。
たまたま画像には写っていませんが、多くの方々が散策を楽しんでいらっしゃいました。
20時30分を過ぎ既にとっぷりと夜の帳が降りて、漆黒の川面には美しくライトアップされた橋や建物や遊覧船等の青、赤、金色の光が競い合うように燦めいていました。
川べりの低層の家並みを照らす色とりどりのライト、その背後に聳えるビル群の疎らに点灯する室内照明と夜空に朧気に浮かび上がるシルエット、夜空に浮かぶフランクフルト空港(Flughafen Frankfurt am Main)で見たのと同じ三日月…全てが渾然一体となった素晴らしいコントラストで私の視界に映し出されてきます!
これらの灯りはけばけばしいこともなく、幻想的に川面を照らし、尾を引くように溶け込んでいきました。
シンガポール川に架かる、カベナ橋(Cavenagh Bridge)の袂まで来ました。
この橋は、青と白の2色で清楚にライトアップされています。
奥に架かっている、赤い照明が鮮やかなアンダーソン橋(Anderson Bridge)とは対照的なライトアップです。
しかし、川面に映える光は目を奪われるような青!
気ままで幻想的な光のパフォーマンスには、本当に驚かされるばかりです!
カベナ橋上。
ゴツゴツした鋼のケーブルが小さな吊橋に似合わず骨太な印象を与えますが、それも含めてシンプルな英国風の装飾が古風な気品を漂わせている素敵な橋です。
カベナ橋は、1869年に架けられた、シンガポール(Singapore)の現存で最古かつ唯一の吊橋とのことです。
そうした古風な建造物と隣り合って、このような現代的な高層ビルの林立している景観が、シンガポールの数ある魅力の一つですね。
高層ビルは、姿もライトアップも(ライトアップの有無を含めて)個性的です。
カベナ橋から、もう一つ河口寄りに架かるアンダーソン橋。
真っ赤なライトアップがとても鮮やかで、目を引きます。
右側に建つフラトンホテル(The Fullerton Hotel Singapore)を黄金色に照らすライトと、川面で美しく競演していました。
カベナ橋を渡った対岸に建つアジア文明博物館(Asian Civilisations Museum)。
元々は東インド会社(East India Company)として1854年に建設された建物(エンプレス・プレイス / Empress place)を使用しています。
対岸から眺める、夜の闇に浮かび上がる煌びやかなフラトンホテル。
ホテルを照らすライト上に重なる影絵のようにその姿を刻むカベナ橋の主塔と、ホテルと同様に闇から浮かび上がるライトアップされた橋梁部分とのコントラストの美しさには、本当に見とれてしまいます。
アジア文明博物館の近くに建つダルハウジー・オベリスク(Dalhousie Obelisk)。
禁欲的なまでにスッキリとしたデザインで足を止める人も多くはなかったですが、オベリスクを彩るセンスの良いライトアップに照らし出されてひとり佇立する姿に気高さを覚えました。
オベリスクの基礎を白く照らす4つの古風な灯りも印象的でした。
それにしても良く晴れた夜で、これまでの幾つかの画像にも写っている三日月が、良いアクセントになっています。
アジア文明博物館の前の緑地からフラトン・ロード(Fullerton Road)へ緩やかな上り坂になっている遊歩道を上がると、真っ赤な照明が印象的なアンダーソン橋の袂は目の前です。
再びシンガポール川を、アンダーソン橋で跨ぎます。
真っ赤に照らされているのが、橋上からでもはっきり分かります。
橋からは、フラトンホテルの古風で堂々とした優美な外観を楽しむことができます。
様々なライトアップの競演で煌びやかな夜のリバーサイドでしたが、大勢の人出にもかかわらず、辺り一帯の喧噪が細めきにもならない川音に消え入るかのような不思議な空気に満ちた、どこか昔日の密やかでミステリアスな雰囲気をも楽しめたシンガポール川べりの散策でした。
…さて、目指す場所まではあと少し。
「シンガポールといえば!」挙げられるであろうベタなスポット…これまでの経路からでも、ご存じの方は察しがついていらっしゃるかと思います(^^;
どんな「がっかり」が待っているのか、ある意味楽しみでもありますw
駅の階段を上がりきるとすぐにシンガポール川の川べりに出ることができ、建物や橋等が美しくライトアップされてその灯りを川面に映していました。
光あるもののみを視認できる、都市の夜景美を堪能しつつ、川べりを歩きます。
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MRT(Mass Rapid Transit)のラッフルズ・プレイス駅(Raffles Place)から出てすぐ、シンガポール川(Singapore River)べりの遊歩道に出ることができます。
たまたま画像には写っていませんが、多くの方々が散策を楽しんでいらっしゃいました。
20時30分を過ぎ既にとっぷりと夜の帳が降りて、漆黒の川面には美しくライトアップされた橋や建物や遊覧船等の青、赤、金色の光が競い合うように燦めいていました。
川べりの低層の家並みを照らす色とりどりのライト、その背後に聳えるビル群の疎らに点灯する室内照明と夜空に朧気に浮かび上がるシルエット、夜空に浮かぶフランクフルト空港(Flughafen Frankfurt am Main)で見たのと同じ三日月…全てが渾然一体となった素晴らしいコントラストで私の視界に映し出されてきます!
これらの灯りはけばけばしいこともなく、幻想的に川面を照らし、尾を引くように溶け込んでいきました。
シンガポール川に架かる、カベナ橋(Cavenagh Bridge)の袂まで来ました。
この橋は、青と白の2色で清楚にライトアップされています。
奥に架かっている、赤い照明が鮮やかなアンダーソン橋(Anderson Bridge)とは対照的なライトアップです。
しかし、川面に映える光は目を奪われるような青!
気ままで幻想的な光のパフォーマンスには、本当に驚かされるばかりです!
カベナ橋上。
ゴツゴツした鋼のケーブルが小さな吊橋に似合わず骨太な印象を与えますが、それも含めてシンプルな英国風の装飾が古風な気品を漂わせている素敵な橋です。
カベナ橋は、1869年に架けられた、シンガポール(Singapore)の現存で最古かつ唯一の吊橋とのことです。
そうした古風な建造物と隣り合って、このような現代的な高層ビルの林立している景観が、シンガポールの数ある魅力の一つですね。
高層ビルは、姿もライトアップも(ライトアップの有無を含めて)個性的です。
カベナ橋から、もう一つ河口寄りに架かるアンダーソン橋。
真っ赤なライトアップがとても鮮やかで、目を引きます。
右側に建つフラトンホテル(The Fullerton Hotel Singapore)を黄金色に照らすライトと、川面で美しく競演していました。
カベナ橋を渡った対岸に建つアジア文明博物館(Asian Civilisations Museum)。
元々は東インド会社(East India Company)として1854年に建設された建物(エンプレス・プレイス / Empress place)を使用しています。
対岸から眺める、夜の闇に浮かび上がる煌びやかなフラトンホテル。
ホテルを照らすライト上に重なる影絵のようにその姿を刻むカベナ橋の主塔と、ホテルと同様に闇から浮かび上がるライトアップされた橋梁部分とのコントラストの美しさには、本当に見とれてしまいます。
アジア文明博物館の近くに建つダルハウジー・オベリスク(Dalhousie Obelisk)。
禁欲的なまでにスッキリとしたデザインで足を止める人も多くはなかったですが、オベリスクを彩るセンスの良いライトアップに照らし出されてひとり佇立する姿に気高さを覚えました。
オベリスクの基礎を白く照らす4つの古風な灯りも印象的でした。
それにしても良く晴れた夜で、これまでの幾つかの画像にも写っている三日月が、良いアクセントになっています。
アジア文明博物館の前の緑地からフラトン・ロード(Fullerton Road)へ緩やかな上り坂になっている遊歩道を上がると、真っ赤な照明が印象的なアンダーソン橋の袂は目の前です。
再びシンガポール川を、アンダーソン橋で跨ぎます。
真っ赤に照らされているのが、橋上からでもはっきり分かります。
橋からは、フラトンホテルの古風で堂々とした優美な外観を楽しむことができます。
様々なライトアップの競演で煌びやかな夜のリバーサイドでしたが、大勢の人出にもかかわらず、辺り一帯の喧噪が細めきにもならない川音に消え入るかのような不思議な空気に満ちた、どこか昔日の密やかでミステリアスな雰囲気をも楽しめたシンガポール川べりの散策でした。
…さて、目指す場所まではあと少し。
「シンガポールといえば!」挙げられるであろうベタなスポット…これまでの経路からでも、ご存じの方は察しがついていらっしゃるかと思います(^^;
どんな「がっかり」が待っているのか、ある意味楽しみでもありますw
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