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たこあげについて

2006年01月13日 | 気になる話題日報
 前の日曜日に、たまたま近くのホームセンターに出かけたところ、ちょうど良い具合にタコを売っていました。タコといっても食べるほうのではなく、空の上に上げるほうのタコです。

 もう何十年もタコなんて上げてなかったなあ、などと考えながら4歳になる娘と一緒に、半ばうきうきした気持ちで近所の公園へタコあげに出かけました。

 今のタコは、本当に簡単に揚げるようにできているんですね。ヒモを持って飛ばすと、いとも簡単に空の上にあがりました。私の子供ころのタコは、そう簡単にあがらなかった。タコの下にノリで長い紙の尻尾を取り付けたり、糸の調子や長さのバランスをとったりと、色々手間をかけてはじめて空にあがったものです。

 今のタコはコンピューターかなんかで計算して、タコを作ってるんでしょうか。タコ糸を指示された穴につなげただけで、あとは手で持って風に向かって走るだけで、もう空の上に上がっています。

 昔のように、四角い和紙に漢字が書かれていたり、ヤッコさんの形を模した面白い形のタコは、今ではなかなか見ることはできなくなりました。確かにあのタコは飛ばすのが難しいものなあ。
 逆にハングライダーの形をした現代のタコは、ポケモンのプリントがされていたりしてかっこいいし、飛ばしやすいものなあ。忙しい父親にとっても、便利な遊び道具といえるかもしれない。科学の進歩ばんざい…(笑