jin仁

団塊の世代1号も「喜寿」へ向かってまっしぐら。
日々感じた事を書いて行きます。

一回だけ

2019年09月05日 08時05分00秒 | 日記
 友人の葬儀に参列した。

 病魔を見つけて入院し治療を始めて2ケ月ほど
でお別れになった。あまりにも早く逝ってしまっ
た。大分市内や杵築の方からも多くの参列者が有
った。人気者の彼を杵築高校の同窓生や同級生が
多く集まり最後の見送りをした。

 生前は「石原裕次郎」が好きだったらしく 同級
生と仲良くしていたらしい。その友人から「杵築高
校の校歌の歌詞を準備しておいてくれ」と頼まれた。
 当日参列した同窓生に「出棺の時に校歌で送り出
すので協力をお願いします」と伝えていた。

 出棺が近づき 最後のお別れは彼の音頭で同窓生全
員で校歌歌い送り出した。マイクロバスに乗った遺
族もハンカチで目を抑えながら一緒に校歌を歌った。
見送る方も多くの者が 感極まり声がかすれたり 元
気な頃の彼を思い出して涙していた。



 リハーサルのない一回だけの校歌斉唱は大成功だ
った。さようなら!