別の話をそのままタイトルにしちゃってごめんなさい。
まずはマザークラスのお話から。
この1年間、私は外来でのマザークラスをさせてもらってきました。
妊娠初期・中期・後期のうち、後期のマザークラスを、同期2人で交代で担当していました。
後期のクラスでは、主にお産についての話をしています。
今日出勤すると、突如先輩から、「yamameさん、yamameさんのマザークラスの時に『Oさん』って妊婦さん来てなかった?」と聞かれました。
Oさんというのは、最近お産を終えられた褥婦さんで、5月か6月のマザークラスに参加されていたようでした。
Oさんが、その先輩に話されたそうです。
「助産師さんの名前を忘れてしまったけど、マザークラスの時に、助産師さんが『色んなお産を見てきたけど、私もお産を経験してみたい』って言われたのを聞いて、お産への恐怖心がなくなった」「お産って怖いことじゃないんだって思えたんです」と。
実は、「Oさん」というお名前に覚えがなく、しかもマザークラスで私が話している内容は、ある程度自分の中で決まっているので、このようなお話をした覚えもありませんでした。
「多分私じゃないと思います。。」
と返事し、先輩は、もう1人の同期にも声をかけましたが、同期も、「自分じゃない」とのこと。
先輩は、マザークラスでの話が、産婦さんを勇気づけたんだということをただ伝えたくて、その時の担当者に伝えたくって・・・と言ってくださいました。
私が話した覚えはありませんでしたが、私自身、すっごくお産を経験したいと思っていることは事実です。
間違いなく、お産っていいもんだなって、お産を担当するたびに思います。
私が話したとしたら、間違いなく私の本心です。
で、気になったので、最近マザークラスに出てくださった方のリストを見てみました。
すると、私が担当していました。
覚えていなかったことはとっても失礼なことなんですが、嬉しかったです。
この言葉が産婦さんの勇気につながったとしたら、これから毎回言おうかしら・・・と思ったりしましたが、きっと無意識に言ったことだから、伝わったんだと思います。
シナリオにしてしまったら、きっと響かないんだと思います。
命の誕生という瞬間、赤ちゃんにとっての一生の始まり、家族にとっての大切な瞬間に関わることは、責任の重いことです。
「また産みたい」と思えること、「いい日になった」と思えること、お母さんや立ち会った家族が、「生まれてきてくれてありがとう」と言えること。
どんなにしんどいお産になっても、どんな分娩方法だったとしても、そう思えるようフォローするのが私たちの仕事だと思います。
がんばろうと思います。
これからお産を控えているお母さん、お産は、いいもんですよ。
痛くてしんどいかもしれないし、もしかしたら帝王切開になることもあるかもしれないけど、赤ちゃんに会えることを楽しみにしてくださいね。
先日、参列させてもらった結婚式の花嫁も、お産を控えた母のひとりです。
高校の時からの友達、結婚1周年での挙式でした。
明治神宮で、私としても初の神前式に参列させて頂きました。
白無垢って、いいもんですね。奥ゆかしい。
控室から、みんなで行列を作って神殿まで歩くのですが、神聖な気分になりました。
外国人観光客も多く、花嫁さんに多くのカメラが向けられていました。
ちょっと強引な外国人もいましたが、遠巻きに色んな人から撮影されている姿を見て、全く知らない人の旅の思い出になるのも、私はいいもんな気がしましたよ。
その観光客さん達の旅行の思い出になって、一人でも多くの方の記憶に残れるなんて、素敵じゃないですか☆
天気はあいにくの雨でしたが、外を歩く瞬間にはすっと雨が上がり、新婦の晴れ女っぷりに脱帽でした。
挙式の後は、場所を変えての披露宴。
初の会費制のパーティーで、なんと司会が新郎新婦本人で。
旦那さんとは初対面だったのですが、パーティーを通して旦那さんの人柄や2人らしさがとてもよく伝わってきて、あたたかい雰囲気でした。
参列した友達とは久しぶりに集まることができ、ホテルで色んな話をし、とても楽しかったです。
ひとつびっくりしたことは、式の翌日に食べに行った、マカロンで有名なLADUREEのフレンチトーストがめちゃめちゃおいしかったことと、飲み物の値段でした・・・(^ ^;
1100円のオレンジジュース・・・・どんだけ高級なオレンジなんでしょうか・・・飲んでみたけど分からん!
1泊2日の東京小旅行、とっても充実していました。
みんなで集まる機会をくれて、ありがとう。