今年は、病棟からの退職者が多かった。
4月から新人さんが来るみたいだけれど、聞いたところ、退職者の数より断然少ない。
しばらく、日勤の人数が少なくて大変らしい。
退職される方は、今日は挨拶回りに来られていて、私の病室にも来てくれた。
とっても尊敬している大先輩も...。
5か月目の戌の日に、着帯をしてもらった先輩。
入院になった日に日勤で担当してもらい、その後いろんなスタッフに心音を聴きお腹を触ってもらう中で、その先輩の手はめちゃくちゃ優しい手だったと気付いた。
助産師の鏡のような先輩だ。
陣痛が来たら、腰をさすりに来るから連絡ちょうだい、と言ってくれた。
入院生活には大分慣れてきた。
でも、これといったイベントもなく、暇な日々を過ごしている。
張り止めの点滴の副作用には、大分慣れてきた。
動悸もそんなに感じなくなってきたが、脈が早いのは変わらない。
暇だけど、暇と言うよりはなかなか寂しい。孤独と言うか。
いや、でもベビーと二人だから孤独じゃないんだけど。
ダラダラ過ごすことがいい加減しんどくなってきて、時々、頭と足を逆にして寝転んで期分転換にする。
そのままボーッとしていたら、そこに食事を配膳しに来てくれた同期に、ボケてしまうんじゃないかと心配され、翌日、nanoブロックを持ってきてくれた。
別の同期や先輩は、本を持ってきてくれた。
自分の職場にお世話になるのは、ナースコールを押すタイミングや、気を遣うことはもちろんあるけど、みんながいてくれることは、本当にありがたい。
明日からは新年度。
しばらく病棟は忙しそうですが、細々と患者に徹します。