多村、１５日にＦＡ権行使…ソフトバンク

　ソフトバンク・多村仁志外野手（３３）が海外移籍も可能なフリーエージェント（ＦＡ）権を行使することが１３日、決まった。１５日に都内で意思を表明する予定。今オフの米大リーグ挑戦を視野に入れているが、球団はＦＡ宣言後も残留交渉を継続する方針だ。

　ソフトバンクの小林至編成・育成部長（４２）は、複数年契約の提示も検討し「絶対に手放せない戦力だし、全力で慰留する」と説明した。多村は０７年に横浜からトレードで加入し、今季は自己最多の１４０試合に出場。打率３割２分４厘、２７本塁打、８９打点で７年ぶりのリーグ優勝に貢献した。残留の可能性を残すが、今後は他球団からの評価に耳を傾けることになる。

　

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