6月10日、はじ先生と初めてリハーサルにてお目にかかったこの場所、カフェ・アンサンブルにて、はじ先生を偲ぶ会が無事終了しました。
小さな雰囲気のあるお店にいっぱいの人数で、和やかに熱気のある中、沢山の作品が演奏されました。
演奏者それぞれが本当に音楽が心から好き、そしてはじ先生の作品をこよなく愛しているんだなぁ・・・・・と。
この曲も演奏したい!あの曲も演奏したい!!!!!!とお初にお目にかかる演奏者の方々がいっぱい譜面を持ち寄っていて、ここのピアノパート弾いて!!お願い!!!!と休憩中に渡され、「えぇぇ
」と思いながら、5分ほどリハーサル室でピアノパートに目を通しましたが、初顔合わせでピアノ五重奏にアレンジされた「枯葉」を演奏。
もちろんご自身の曲を沢山遺されましたが、また同時に沢山の曲を素敵に編曲されたアレンジャーとしても有名だった先生の世界を垣間見ることができました。
素人みたいな感想だけれど、、、、そこに「楽譜」が存在して、ちょっとしたごく普通の音楽上の決め事に従って、それぞれが生き生きと演奏して(初見の人が何人もいるからそれぞれ必死だったかもしれないけれど、、、
)よく聴いて、そしてみんなの気持ちが一つになっていれば、熱意で「その場」でしか生まれない何かが生まれるんですねぇ・・・・
ジャズっぽいお洒落な音色のアレンジにも触発されて、ジャズった気分になって楽しくなって興奮したのでした・・・・
2月29日に初演をしたばかりでそしてはじ先生の最後の曲になってしまった「遺作」ももちろん全楽章演奏しました。
2月よりずっと、細部まで気が回るようになり、煮込まれてきたかな
3度目の正直・・・・・ではないけれど、3度目の演奏会で演奏したら、、、、、
1度目
2度目
3度目
こんな感じになるかな
はじ先生が天国で目を細めてくださっているように感じた長丁場でありながら一瞬のようだった楽しいひとときでした。
はじ先生の奥様が、最後のご挨拶で、「本当にいつも楽しそうに作曲していました。」と仰っていたのが、私にはとても印象的でした。
~演奏曲目~
◆フルート・ヴァイオリン・チェロのための三重奏曲第1番
◆フルート・ヴァイオリン・チェロのための三重奏曲第2番
◆ピアノのための3つの「無言歌」
◆『マイ・フェア・レディー』から「踊り明かそう」(弦楽四重奏編曲)
◆「水の惑星」(涼恵作詞・作曲、はじひろし編曲)
◆弦楽八重奏のためのロマンス(チェロ、ピアノ二重奏編曲)
◆弦楽四重奏曲第3番 第一楽章
◆「枯葉」(ピアノ五重奏編曲)
◆「弦楽のためのシンフォニア」から「タンゴ」(ピアノ三重奏編曲)
◆前奏曲とフーガ(フルート・ダモーレとピアノのための)
◆ピアノ三重奏曲 第二楽章
◆フルート・チェロ・ピアノのための三重奏曲(遺作)
◆ノクターン(チェロとピアノのための)
◆「くまサンバ」
な、な、長かったですね、、、、・終わったら10時半でしたものね・・・・。
天国のはじ先生の元へ、私たちの演奏、、、届いたかな
この会を企画運営された チェロの宮澤 等 さん
フルートの渡瀬 英彦 さん
沢山の演奏終了後、はじ先生の奥様と集ってくださった皆様と演奏者と記念撮影。。。
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