川の流れのように

いつまでも庭先の小さな「せせらぎ」を
眺めつつ これからの道を穏やかに歩みたい

3.11震災現地視察研修旅行に参加

2012-11-02 11:40:13 | 日記
シニア連合の仲間のみなさんと一緒に(81名バス2台)10月30、31日
東北方面の視察研修に参加しました。
 天理ビル前を8時に出発し東北自動車道をまっしぐら、成瀬奥松島ICまでは
トイレ休憩のみ車外となり、ひたすらガイドさんのお話しだけを聴き入る。

車中弁当ですが、おつまみとしてもピッタリの具沢山です

 午後3時に石巻に到着、地元震災ガイドのミナミダテご夫妻により、バスで
1時間半におよぶ被災現地の説明を受ける。

現地近くの車窓から その1

現地近くの車窓から その2

 この地域も10メートルにも及ぶ津波のため、命からがら山に向かって
逃げたとミナミダテさん、本人はマイカーでラジオを聴きながら逃げたとも言う。
しかし、車は混雑し震災の際は歩いて逃げた方が安全と言われているとか。
石巻では約3万台の車が廃車になったと言われるように1年半たっても
車が片付いていなかった。

石巻でのミナミダテさんによる 1年半後の現状例 その1

現状例 その2 
一番被害者の多く発生した地区(死者、不明者350名)ではバスから下車して
目の前の海に向かって、全員が1分間の黙とうを行いました。

十六夜かな 大潮で浸水注意報!! 地盤沈下によって海水が宅地を埋め尽くす

車窓視察は午後4時半に終了、今夜の宿泊先松島温泉新富亭に向かう。

ホテル到着、元役所勤めの支配人から 震災の実態報告と災害対策のノウハウ報告会があり 
その後 ホテルの部屋割り 宴会・翌朝の朝食案内があり やっと落ち着く。


翌31日 今日も天候は快晴、ホテルを9時出発し午前中は松島海岸の視察です。
早速、瑞巌寺ではガイドに震災体験も含め被害状況や 復興中の模様の説明を受けました。
 
鬱蒼としていた杉や松は塩害で立ち枯れのため300本を目下伐採中
そのため参道もすっかり明るくなってしまっていた。


昼食は仙台市内で{はらこめしコース」弁当でした、ビールか酒付きです。
さて、食事あとはお土産を沢山買うことが今回の旅行の主目的。

 おわりに、今回の東北旅行は震災ボランティアが出来ない われ等高齢者ですから
せめて お金だけでも沢山落とそうとして位置づけた旅行だったからです。
せいぜいオケラになるつもりでお土産を沢山買いましょう!!

あーあ~ いい旅行でした。

 

 
 

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