紀宮さまと黒田慶樹さん、ご結婚 -
結婚後会見
今日は一日中、紀宮さまのご結婚報道ですなぁ。天皇家の女子の結婚は1960年の昭和天皇の五女・貴子さん以来だそうです。
朝、帝国ホテルに向かう紀宮さまの様子を中継映像で見ましたが、御見送りの宮内庁職員や皇宮護衛官、
そして、沿道に駆けつけた観衆に対して、手を振ったり、丁寧にペコリ、ペコリとお辞儀をして、それに応えていました。
5秒に1回のペースぐらいでお辞儀をしていたので、『帝国ホテル到着までに疲れてしまうのでは?』と、ちょっと心配になりました。
帝国ホテルには天皇・皇后両陛下、皇太子ご夫妻らが、次々に到着していましたが、愛子さまの姿は見受けられませんでした。
天皇・皇后両陛下が結婚式に出席するのは、今回が初めてだそうです。民間の結婚式だから、出席できるそうです。
だからなのか、披露宴会場での両陛下は、今まで見たことがないような、穏やかで嬉しそうな表情をされていました。
紀宮さまの結婚を心から祝福しているでしょう。もしかすると『民間って、気楽で良いよねぇ』っと思っていたりして‥
この結婚により、紀宮さまは皇族を離れ、民間人になるんですが、どの様な生活をするんでしょうね?
セルフのガソリンスタンド行くんかなぁ?100円ショップで買い物するんかなぁ?黒田さんの昼食は愛妻弁当かなぁ?
まー取材や公の場に出ることは無くなるでしょうね。一般の人になるんやから、プライバシーはしっかり守られんと!
ここで、ふとした疑問が湧きました。天皇家の人々は、国民なんですか?
日本国憲法の第一条には「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」とあります。第十四条には「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」とあります。1946年に昭和天皇が「人間宣言」をしています。辞書には「国民は国家を構成する成員。また、その国の国籍をもつ人々」とあります。‥全くわからん!
今日(こんにち)の報道では、皇族の方の名前を言う時、必ず「○○さま」と言います。
それを聞くと、いつも『天皇は、日本国の象徴やけど、国民は平等なはずやのになぁ‥』と思います。
今日だって、黒田慶樹さんは「さん」、紀宮さまは「さま」。夫婦やのに‥と思いました。
紀宮さまが、黒田清子さんと呼ばれる日がきた時、皇族と民間(一般庶民)の距離が、グンッと縮まるんでしょうねぇ!
どうか末永く、お幸せに!