パルシステム千葉さんのWebサイトに掲載されました

パルシステム千葉さんのWebサイトに、2/28の流山セミナーの案内を掲載していただきました。
http://www.palsystem-chiba.coop/express/press/press_090202_2.html

2/28 協同労働セミナー（流山市生涯学習センター）

チラシダウンロード（PDF）
協同労働の協同組合ネットワークちば　セミナー
私たちがつくる地域の仕事
～みんなで出資、経営して働く＜協同労働＞とは？

○日時：2009年2月28日（土）14:00～17:00
○会場：流山市生涯学習センター　多目的ホール
　　　　〒 270-0153　千葉県流山市中110番地　TEL 04-7150-7474
　　　　つくばエクスプレス　流山セントラルパーク駅下車 徒歩3分
　　　　※改札を出て左手にみえる赤茶色の大きな建物です。
○内容：
【対談】協同労働って何ができるの？
　　　　～法制化の必要性、市民事業の可能性

　●宮野洋子さん（NPOワーカーズコレクティブ千葉県連合会会長）
　●福嶋浩彦さん（前我孫子市長、中央学院大学客員教授）

「協同労働」―自分たちで仕事をおこし、経営にも責任をもつ働き方―が法制化され、地域に広がることで、地域がこんなに変わる！！

【事例報告】私たちがつくる地域の仕事
　●（企）ワーカーズ・コレクティブ菜の花（松戸市）
　●労協センター事業団芝山地域福祉事業所（芝山町）
　●他1事業所
地域に必要な仕事を自分たちでつくった人たちが、協同労働による仕事おこしのノウハウや日々の苦労、やりがいを語ります。

○参加費：無料（資料代300円）
○主催・お問合せ：協同労働の協同組合ネットワークちば
tel. 047-467-4920
mail. info@jigyoudan.com
web. http://blog.goo.ne.jp/network_chiba
○共催：社団法人千葉県労働者福祉協議会
○協賛：生活クラブ生活協同組合千葉
○後援：流山市

○開催趣旨

　現在の日本社会は、年金・医療・福祉などの基本的な社会制度は疲弊し、グローバル化する経済のもとでの国際競争などで、労働環境にも大きな変化の波が押し寄せ、「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」などに象徴されるような、「働いても充分な生活が維持できない」「働きたくても働く場所がない」など困難を抱える人々が増大するなど、新たな貧困と労働の商品化が広がり、社会不安が深刻さを増しています。
　このような中、「地域の問題は、みずから地域で解決しよう」とNPOやボランティア団体、協同組合、自治会など様々な非営利団体が住みやすい地域社会の実現を目指し活動しており、中でも「協同労働の協同組合」は「働くこと」を通じて「人と人のつながりを取り戻し、コミュニティの再生をめざす」活動を続けています。
　「協同労働の協同組合」は、働く者が出資し合い、全員参加の経営で、仕事を行う組織であり、国内ではワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ、農村女性ワーカーズ、障害者団体など、「協同労働」という新しい働き方を求めている団体や人々を含めると10万人以上存在すると言われています。

　現在、国会でも法制化の機運が高まり、08年2月には150名を超える超党派の議員連盟（会長・坂口力元厚生労働大臣）が発足し、議案の検討・成立を目指して活動しています。千葉県内ではワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ、生協などの関係者が集まり「協同労働の協同組合ネットワークちば」を結成し、08年3月・6月・9月・12月議会で県議会を含む42議会（千葉県、我孫子、市川、鎌ケ谷、流山、船橋、千葉、柏、流山、松戸、白井、佐倉、野田、印西、成田、芝山、富里、香取、四街道、八千代、浦安、袖ヶ浦、木更津、東金、東庄、横芝光、九十九里、長南、長生、多古、大網白里、神崎、君津、富津、勝浦、茂原、鴨川、館山、匝瑳、銚子、鴨川、いすみ ）で「協同労働の協同組合の早期制定を求める意見書」が採択されました。
　今後、県内各地の方々と法制化を求める運動を一緒に行っていくためにも、協同労働の実践を知り、法制化の実現によって「協同労働の協同組合」が地域づくりに貢献する可能性を知るセミナーを開催します。関心のある方はどなたでもご参加ください。

協同労働の法制化が報道されました

昨年12月に共同通信の配信で協同労働の協同組合法制化についての記事が数多くの新聞に掲載されました（写真は茨城新聞）
派遣労働者の大量解雇という状況もあり、新しい雇用創出の仕組みとして注目されたようです。
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008122101000394.html

新たな働き方「協同労働」法制化 起業支援、雇用に期待も　

　労働者が自ら出資し、経営にも加わる新しい働き方「協同労働」を後押しする法案が、来春にも国会に提出される可能性が出てきた。利益優先の風潮や従来の労使関係にとらわれずに働きたい人々の“起業”支援が狙いだが、雇用不安が強まる中で、関係者は「数十万人の雇用安定化につながる」と期待する。

　法制化は笹森清・前連合会長が会長を務める「協同労働法制化市民会議」などが働き掛けている。これを受けた超党派の議員連盟（会長・坂口力元厚生労働相）も、参加メンバーが当初の約８０人から１６０人を超えるまでに増加した。

　市民会議の素案では、協同労働の組織は地域への貢献や就労創出などを目的に掲げ、組織設立に最低必要な人数を特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）の「１０人以上」より緩和した「３人以上」に設定。介護や子育てなど地域社会に根差した事業を中心に、若者から高齢者まで幅広い労働力の掘り起こしもにらみ、より起業しやすくしている。

　協同労働の考え方を生かし、家庭に出向いて子育てサポート事業を行っている東京都足立区のＮＰＯ法人「おひさまのいえ」には現在、主婦ら約１５０人が登録している。
2008/12/21 19:11 【共同通信】

12月議会までの採択状況

みなさま、あけましておめでとうございます。
12月議会までの法制化を求める意見書の採択状況です。
＜千葉県＞42議会

3月議会
1）我孫子市議会
6月議会
2）千葉県議会　3）千葉市議会　4）船橋市議会　5）習志野市議会　6）市川市議会　7）佐倉市議会　8）柏市議会　9）松戸市議会　10）鎌ヶ谷市議会　11）流山市議会　12）白井市議会　13）野田市議会
9月議会
14）浦安市議会　15）袖ヶ浦市議会　16）香取市議会　17）成田市議会　18）八千代市議会　19）四街道市議会　20）富里市議会　21）木更津市議会　22）東金市議会　23）印西市議会　24）芝山町議会
12月議会
25）東庄町議会　26）横芝光町議会　27）九十九里町議会　28）長南町議会　29）長生村議会　30）多古町議会　31）大網白里町議会　32）神崎町議会　33）君津市議会　34）富津市議会　35）勝浦市議会　36）茂原市議会　37）鴨川市議会　38）館山市議会　39）匝瑳市議会　40）銚子市議会　41）鴨川市議会　42）いすみ市議会

＜茨城県＞3議会

9月議会
1）水戸市議会
12月議会
2）日立市議会　3）龍ヶ崎市議会

12月議会での採択状況

12月議会が終盤に差し掛かり、採択状況が明らかになってきました。 これまでに法制化の意見書が採択されたのは以下の議会です。

＜千葉県＞

• 東庄町
• 横芝光町
• 九十九里町
• 長南町
• 長生村
• 神崎町
• 君津市
• 富津市
• 勝浦市
• 茂原市
• 鴨川市

9月議会までの採択と合わせ35議会

＜茨城県＞

• 日立市
• 龍ヶ崎市

まだまだ増える見込みです。わかり次第ご報告します

12月議会での意見書採択を目指して

協同労働の協同組合ネットワークちばでは、以下の市町村の12月議会に協同労働の法制化早期実現を求める意見書に関する陳情を行いました。

（千葉県）
＜9月議会から継続＞
市原市、八街市、山武市

＜12月議会で新規＞
栄町、本埜町、神崎町、東庄町、銚子市、旭市、多古町、横芝光町、匝瑳市、九十九里町、大網白里町、白子町、長生村、一宮町、睦沢町、長柄町、長南町、茂原市、君津市、富津市、鋸南町、館山市、南房総市、いすみ市、大多喜町、勝浦市、鴨川市

合計30議会（継続3+新規27）

（茨城県）
日立市、龍ヶ崎市、つくば市（調整中）

採択状況につきましては、随時お知らせします。

意見書採択状況

10月7日、印西市議会本会議において、意見書が賛成多数で採択されました。
市議会での採択に先立ち、10月2日、印西市議会の3人の市議さんが協同労働の実践を知りたいと労協船橋事業団とセンター事業団白井地域福祉事業所を見学されました。

これで、9月議会で請願・陳情した意見書はすべて結果が出ました。

9月議会で採択されたのは、
浦安市議会 袖ヶ浦市議会　香取市議会　成田市議会　八千代市議会　四街道市議会　富里市議会　木更津市議会　東金市議会　印西市議会　芝山町議会
の千葉県内11議会＋水戸市議会です。

3月議会で採択された我孫子市議会、6月議会で採択された、千葉県議会　千葉市議会　船橋市議会　習志野市議会　市川市議会　佐倉市議会　柏市議会　松戸市議会　鎌ヶ谷市議会　流山市議会　白井市議会　野田市議会
をあわせると県内24議会で採択されたことになります。

ご協力いただいたみなさま、ありがとうございます。
引き続き12月議会でも意見書の採択をめざします。

法制化を求める9.13全国市民集会（日本教育会館一ツ橋ホール）

9月13日（土）、東京・日本教育会館一ツ橋ホールで、『「協同労働の協同組合」法制化を求める9.13全国市民集会』が開催されました。

はじめに、来賓の小宮山洋子衆議院議員、田中康夫参議院議員からご挨拶をいただき、続いて主催者を代表して笹森清市民会議会長が挨拶をしました。

集会の中心は「全国縦断法制化運動リレートーク」。この半年ほどの間に全国的に広がった地方議会での意見書採択の動きを中心に、各地からの取り組みの報告が行われました。報告者は以下の通りです。


●大分：菅田敏幸さん（日田市議会議員）
●広島：岡村信秀さん（広島県生活協同組合連合会専務理事）
●長野：原山政幸さん（協同労働ネットワークながの）
●埼玉：黒沢三千夫さん（熊谷市議会議員）
●千葉：宮野洋子さん（NPOワーカーズコレクティブ千葉県連合会会長）
　　　：磯芳江さん（労協センター事業団流山地域福祉事業所梅の木）
●青森：柳沢拓哉（まちなかミュージアムツアー）
●群馬：あべともよさん（群馬県議会議員）
　　　：角倉邦良さん（群馬県議会議員）
●東京：柳本悦子さん（東京ワーカーズコレクティブ協同組合理事長）
　　　：玉木信博さん（ワーカーズコープFUSSA地域福祉事業所所長）
　　　：朝岡幸彦さん（東京農工大学大学院准教授）

その後、パネルディスカッション「わたしたちの『協同労働』物語」として、5名の方が報告。

秋の臨時国会以降の運動方針として「9月・12月議会で1,000の意見書採択を」と市民会議事務局の島村博さんから提起があり、最後に永戸祐三市民会議会長代行の閉会挨拶で終了しました。

参加者は650人を超え、各地の運動が盛り上がってきていることを実感させる集会でした。（事務局・菊地）

陳情の主旨説明

　昨日、袖ヶ浦市議会・建設経済常任委員会での陳情主旨説明をしてきました。
　9日の木更津が10分ほどで終わったので、袖ヶ浦もそのような構えで行ったのですが、『協同労働の協同組合』法制化の陳情審議だけで1時間ほどかかりました。
　私の説明に対し沢山の質問があり、それに答えるということでやり取りをしました。やはり「協同労働の協同組合」そのもののイメージが難しいようで「もっとわかりやすく」と何度もやり取りをしました。
　いつも思うのですが、初めてこの協同組合を知った人に説明するのは、なかなか困難です。法制化を求める第一の動機は、私たちの活動に適合する法制が無い状態を解消することなのですが、それだけでは不十分です。
　さまざまな側面から説明ができると思いますが、今回は特に若者や高齢者、女性、障害を持つ人など、なかなか働く場が無い人たちが、自ら仕事を起こしていくという点を強調しました。
　「会社に対して、いくら“正社員で雇用しろ”と要求しても、会社は利益を目的とする組織なのでそれを実現することは難しい。私たちは働く場をつくること自体を目的とした協同組合を目指している。働く場をつくるということは、それ自体が高い公共性を持つことであり、そのような公共的な目的を実現していきたい」というような説明をしました。
　私の質疑の後、市の執行部（経済振興課）からも説明があり、執行部とも質疑がありました。ある議員が「この法制化が実現したら袖ヶ浦市でもこの協同組合がたくさん設立されると思われるか？」と質問したところ、執行部は「若年層の失業やワーキングプアが市内でも問題となっており、ニーズはあると思われるので、このような協同組合が設立されることは否定し得ない。」と答弁していたのが印象に残りました。
　袖ヶ浦市に限らず、木更津市の担当課の方も事前に追加資料の要望があったり、特に委員会で審議する場合は、議員の方々も市役所の担当者もやはり何とか「協同労働」について理解しようと努力していただいていることを知りました。
　結局、陳情は賛成多数で採択。意見書案も採択され、最終日（22日）の本会議
に回されることになりました。
　途中で市民ネットの塚本議員と名刺交換。傍聴していた公明党の神崎議員から
は事業内容についていくつか質問を受けました。（事務局・菊地）

【9月議会】意見書採択を目指す議会一覧

「協同労働の協同組合」法の速やかな制定を求める意見書の取り組みを9月議会で行っている自治体は以下の通りです。

1　印西市議会　陳情　
2　成田市議会　陳情
3　芝山町議会　陳情
4　富里市議会　議員発議
5　香取市議会　請願
6　四街道市議会　請願
7　八千代市議会　陳情
8　浦安市議会　陳情
9　袖ヶ浦市議会　陳情
10　市原市議会　陳情
11　木更津市議会　陳情
12　東金市議会　陳情
13　山武市議会　陳情
14　八街市議会　陳情
15　つくば市議会　？
16　水戸市議会　議員発議
※なお、15、16は千葉県の自治体ではありませんが、茨城にまだ法制化支援組織がないため、取り組んでいます。