協同労働の協同組合ネットワークちば

協同労働の協同組合の法制化を千葉県で応援するネットワークです。TEL.047-467-4920

8月3日 成田市でセミナー

2008-07-07 22:44:36 | Weblog
協同労働の協同組合ネットワークちば セミナー
「地域をつくる「市民の力」」
「協同労働って何?」 「仕事」から「地域」を育もう!


○日時:2008年8月3日(日)午後1時開場 1時半開演 5時終了

○会場:成田国際文化会館 小ホール
   (成田市土屋303番地 TEL0476-23-1331・FAX0476-23-1334)
   (地図)

○交通:成田市観光循環バス(JR成田駅5番バス乗り場)、
    市内循環バス(成田市役所前)約10分程度 
    *時刻表はご確認ください
    タクシー(JR、京成駅前より)約10分
    *(交通案内)

○プログラム

13:00  開場
13:30  開会あいさつ
13:40  協同労働の実践を学ぶ (事例紹介)
      ●ワーカーズコレクティブ回転木馬・成田(成田市)
       地域の女性たちが立ち上げたリサイクルショップ。
       地域に密着して20年以上の実績です。
                   (報告)宮川 路子さん
      ●労協若者自立塾(芝山町)
       生きにくさ・働きにくさを抱えた若者たちが合宿生活をしながら、
       共に成長する取り組みです。
                   (報告)小澤 真さん
                       滝沢 藍子さん
      ●特定非営利活動法人せっけんの街(酒々井町)
       自分たちの飲み水となる印旛沼の水質を良くしたいと市民事業で
       立ち上げた環境保全の取り組みです。
                   (報告)山部 佳子さん
15:00  休憩
15:10  協同労働の協同組合法 法制化の現状報告
15:30  基調講演
       拡げよう市民の力
       市民活動から「市民がおこす事業」へ
       ―法制化にかける期待―
              前我孫子市長   福嶋 浩彦さん

16:30  質疑など
16:50  閉会あいさつ
17:00  終了

○参加費:無料

○お問い合わせ:協同労働の協同組合ネットワークちば
tel.047-467-4920
mail info(at)jigyoudan.com (at)を@に変更してください
http://blog.goo.ne.jp/network_chiba

チラシ(PDF)

○開催趣旨
 現在の日本社会は、年金・医療・福祉などの基本的な社会制度は疲弊し、グローバル化による国際競争などで、労働環境にも大きな変化の波が押し寄せ、「ワーキングプア」「ネットカフェ難民」などに象徴されるような、「働いても充分な生活が維持できない」、「働きたくても働く場所がない」など困難を抱える人々が増大するなど、新たな貧困と労働の商品化が広がり、社会不安が深刻さを増しています。
 このような中、「地域の問題は、みずから地域で解決しよう」とNPOや、ボランティア団体、協同組合、自治会など様々な非営利団体が、住みやすい地域社会の実現を目指し活動しています。これらのひとつである「協同労働の協同組合」は、「働くこと」を通じて、「人と人のつながりを取り戻し、コミュニティの再生をめざす」活動を続けています。
 この「協同労働の協同組合」は、働くものが出資しあい、全員参加の経営で、仕事を行う組織でありますが、国内ではワーカーズコープ、ワーカーズコレクティブ、農村女性ワーカーズ、障害者団体など、「協同労働」という新しい働き方を求めている団体や人々を含めると10万人以上存在すると言われています。

 現在、国会でも法制化の機運が高まり、117名による超党派の議員連盟(会長・坂口力元厚生労働大臣)が発足し、秋の臨時国会での成立を目指して活動しています。千葉県内では、3月・6月議会で11市議会(我孫子、市川、鎌ケ谷、流山、船橋、千葉、柏、流山、松戸、白井、佐倉)および県議会で「協同労働の協同組合の早期制定を求める意見書」が採択され、2市議会(印西、野田)でも採択を目指して活動しています。
 今後、県内各地の方々と法制化を求める運動を一緒に行っていくためにも、千葉県内での協同労働の実践を知り、法制化の実現によって「協同労働の協同組合」が地域づくりに貢献する可能性について学ぶセミナーを開催します。関心のある方はどなたでもご参加ください。