STAY GOLD

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亀田vsドラミニ

2024-08-25 13:23:23 | 格闘技
タイトルマッチでもなんでもないが、
亀田vsドラミニの再戦をしっかり見ました。

しかも、何故か分からないのだけども、
亀田にBETしてしまっていた。

なので、亀田応援という形で試合を見ることになってしまった。
ただの損得勘定で。

試合が始まった瞬間に前回の対戦とスタイルが違うことで、
少し安心した。
手数もそれなりに出してるし、動きも良かった。

が、4Rまではドラミニの強さの方が目立つ展開。
強さというか、上手さなのかな。

そして、5Rにガードへの連打の1発がクリーンヒットして、
ドラミニがダウン。
ここで終わらせてくれ!と思ったが、そこで終わらすことが出来ず。

この辺で思った。負けるかもしれんと。

その後の展開は元のドラミニのペースに戻って、
ダウンのアドバンテージがどんどんと無くなっていく。

が、亀田はパフォーマンスをして、手を出さないとかやってる。

これも最近で良くあるセコンドのポイント計算の間違いか?と思った。
おそらくはポイントで勝ってるという感じなんだろうと。

本当にヒヤヒヤした。

試合後の判定で1人のジャッジがドラミニの勝ちだった。
それを聞いて、亀田がビックリしていたのを見ると、
大差で勝ってると考えていたと思う。
もちろん、セコンドに言われてたのかもしれないけど。

前にも書いたけど、セコンドはどっちが勝ってるとか言わない方がいい。
とにかく、インターバルでは戦略の話をすればいいと思う。

マジであのダウンがなかったら、完全に負けてた。

いや、今回は亀田にBETしてしまったが、
次のタイトルマッチがある場合は100%亀田にBETしないというのが明確になる試合だった。

なので、次も勝てるな。



ルール

2024-08-21 20:28:47 | 格闘技
現在、盛り上がっているドーピング問題。

黒か白かという話ではなく、
違う角度から考えてみる。

オリンピックなんかで言われるのは、ドーピングはいたちごっこだと。

検査に引っ掛からないような薬が出来て、検査方法が新しくなる。
そして、その検査を抜けるような薬が新しく出来る。
その繰り返し。

で、オリンピックですらも検査で引っ掛からなければ、
使っていてもルール上は問題はない。

で、アナボリックステロイドの性質の話から考えると、
どーなんだろう?って思う。

アナボリックステロイドは筋肉増強剤と言われるわけで、
使うと必要以上の筋肉が増強される。

そして、その筋肉は薬に関係なく、
トレーニングを続けてれば、その筋肉はキープされるという。

これが薬を使い続けないと筋肉量が減るというのであれば、
ある程度の期間の出場停止処分とかで正常化すると思う。

が、現役を続けてる限りはトレーニングは続けるのだから、
増強した筋肉はキープされる。

つまりは使った時点で、その後の使用するしないは関係なく、
恩恵を持った状態のままになる。

そして、ルール上は検査で引っ掛からなければいいので、
半年や1年の出場停止で検査をパスしても、あんまり意味がない。

トレーニングも禁止みたいな感じであれば、元に戻るかもしれないが。

で、大会のルールをクリアすればいいという視点で言うならば、
そこを上手くクリアするようにステロイドが使うことが出来れば、
それは戦略の一つになってしまう。

それに関しては問題ないとなる。

と言うのも、一度でも使ったらキープされるとなると、
一定期間の出場停止で試合に出すということを大会がルール化しているということは、
運営側が使ってもいいけど、検査で引っ掛かるのはダメと言っているのと同じ。

特にRIZINは鈴木を半年の出場停止でOKにしたのだから、
基本的には検査を抜ければいいよ!と公認したようなものだと思う。

だから、他の団体は分からないが、
RIZINに関しては使用がダメなわけではないと解釈してる。

使用がダメと思っているのだったら、半年間の出場停止って矛盾するしね。

なので、今回も使ったかどうかは問題ではない。
検査に引っ掛かるかどうかの問題。
そこをクリアしてたら、仮に使ってたとしても対RIZINへの戦略が成功したということ。
それに関しては使った側の問題ではない。

まぁ、RIZINはランキング制でもないエンタメ要素が強めの興行だから、
それはそれでいいと思ってしまう。






本当の衝撃

2024-07-31 09:16:42 | 格闘技
またもRIZIN.3のお話。
メインのカードが盛り上がって、一般的にはその試合の衝撃が凄かったとは思う。

が、実は一番の衝撃の試合はそこではない。
ストライカー同士が立ち上がりに打ち合いになって、
あーゆう試合になるのは分かる。

YA-MANvs鈴木の試合も同じ展開だったからね。
キックの選手なら、特にあーゆう試合しか勝てないから。

というのが今までの前例。
が、久保vs斎藤の試合が衝撃過ぎた。

この試合の予想は完全に僕は外れた。

予想はこーだった。
久保は平本やYA-MANのように序盤に打ち合いにいくタイプじゃない。
キックの試合の話ね。
完全に相手の動きを読んで、徐々に追い詰めていく感じ。

それをMMAでやった場合、時間が経過すれば、
斎藤にテイクダウンを取られてしまうと思った。
単純に立つことが出来たとしても、斎藤vs平本の試合のようになると。

が、違った。
完全にキックの時の試合展開と全く同じことをMMAでやった。
それも元修斗チャンピオン相手にだ。

完全に久保が距離を支配してた。
前回の試合でもそうだけど、今回はそれがもっと凄かった。
あの試合が出来るストライカーはMMAの選手でも少ない。

現にストライカーの萩原なんかは、倒されたら負けるというのがパターン。
おそらく久保は完全に戦い方を確立した感じがした。

そうなると、久保に勝てるのはフィジカルが強い選手になってしまう。
ケラモフとかその辺。

動きが遅い選手だったら、完全に久保に動きを見切られてしまうと思う。
だから、金原とかでも久保に勝つのは厳しいと思う。

チャンピオンの鈴木と戦った場合、鈴木はテイクダウン能力は並だとすると、
おそらくは久保に打撃を当てることは出来ない。
徐々に削られて負けてしまう。

いや、かなり衝撃だったなぁ。
次の対戦カードは出来たら、柔術特化型の選手と戦って欲しいな。

久保がチャンピオンになる日は近い気がする。

ジャンケン

2024-07-29 09:50:55 | 格闘技
平本、久保、YA-MAN、芦澤、皇治、安保。
全員が元キックの選手だ。

つい数年前まで新生K-1に居た選手。
YA-MANを除いて。

僕自身、数年前のKフェスタを観戦しに行ってるし。
その時に出てたよ。
芦澤は引退してた時だったかな。

新生K-1が一番盛り上がってた時期だ。

武尊はもちろん、武居も居た。
おまけで木村も居た。

その頃はRIZINも観に行ってたけども、ストーリー的にはK-1の方が楽しかった。

木村vs平本とか戦ったんだよなぁ。
木村のパンチでフラフラだったけど、平本は倒れなかったのをびっくりしたなぁ。
その木村に何回も完封で勝ってしまう天才の久保。
野入も負けたピケオーを完封した天才の久保。

あの頃は全ての階級にスターが居て、K-1が面白かったよなぁ。
今はその時の活躍していた選手は殆どがK-1から離脱。
そして、総合にやってくる選手が多い。

自分としては新生K-1を楽しく観てた人間だから、
今の状況が複雑だ。

総合の選手が総合では強いという思いで観ていたので、
それがキックの選手がテイクダウンディフェンスを覚えたら勝ってしまう現状。
そして、勝ってるのが自分が好きで観ていたキックの選手。
とても複雑。

でも、そんなもんだよなぁ。
基本的には能力のある選手が来ているわけだからなぁ。

例えばさ、総合のストライカーの萩原とかってさ、
総合の選手同士の打撃勝負だったら、強いかもしれない。
それは朝倉もかもしれない。

でもさ、打撃の本職のキックの選手と打撃勝負したら、それはレベルが違うよな。
だって、その辺のキックをしてたって選手じゃなくて、
キックでトップクラスが総合に来てるんだもん。
芦澤とか皇治とかはK-1でトップ選手だったかどうか微妙だが。

柔術のトップクラスのサトシやクレベルに対してさ、
総合で極めが強いって選手では寝技では勝てないもんね。
そっちの道でトップクラスなんだからね。

総合の選手の良さはオールラウンダーという建前があって、
そーゆう特化型の選手が来ても、相手が不得意の方で勝負が出来るということ。

柔術選手だったら、打撃勝負をする。
キックの選手だったら、寝技の勝負をする。

が、今の総合選手の多くはオールラウンダーとは言えない。
キックの選手が来ても、総合の選手が寝技で勝負が出来ない。
柔術の選手が来ても、総合の選手が打撃で勝負が出来ない。

そうなってしまうと、総合の選手は総合格闘家ではない気がしてしまう。
どっちかに偏るとどっちかのトップクラスが来たら、結局は勝てないのだから中途半端な選手になる。

若い頃の五味が強かったのって、どっちも出来る状態だった。
五味がテイクダウンされることは少なかったし、打撃で打ち負けることは少なかった。
レスリングがベースだったし。
ストライカーに見えて、基本的な技術はレスリングベースという。
結果、オールラウンダーなんだよね。

で、現状での日本人のトップ選手はさ、
平にしても鶴屋にしても、オールラウンダーなんだよね。
やっぱり、そーゆう選手が強いよね。
どっちかしか出来ないっていう選手じゃないからね。

まぁ、新生K-1時代の選手が総合で活躍するのは単純に楽しいけどね。
打撃特化型の選手ばかりだから、柔術特化型やレスリング特化型の選手と戦って欲しいね。

しばらくは誰が強いということではなく、
ジャンケンの関係になりそうだ。












セコンド問題

2024-07-29 00:02:47 | 格闘技
たまにあるのだが、格闘技で判定を聞いた時にビックリしている選手がいる。
なんで負けたの??みたいな。

これがスプリットなら分かる。
何をジャッジするかは色々と難しい部分はある。

が、3-0の判定の場合は問題がジャッジではないところにある。

選手は戦ってるので客観的に見れない。
なので、そこで重要なのがセコンドの客観視だ。

超RIZIN.3の判定で微妙な試合だったのは、
扇久保vs神龍の試合。

3-0の判定だから、判定が微妙という話ではない。
どっちかに付けるなら扇久保だけども、別に勝ってるってことでもないんだよなぁ〜みたいな。
って感じの意味の微妙な試合。
扇久保が強かったってわけじゃない試合。

でも、自分が見てても扇久保だと思ったし、ジャッジも3-0だったので正しいと思う。
RIZINの判定基準ってポジショニングとかテイクダウン数とかクリーンヒット数とか、そんなのではないので。

どちらもダメージを与えるような攻撃が無ければ、手数とかアグレッシブさとかが基準になる。
ってのをずっと見てるし、おそらくはルールミーティングでも言われてるはず。

基本的には昔の民放で放送していた時代の格闘技の流れを汲んでるのがRIZIN。
視聴率を取るにはKOが必要。
だから、KOを狙うようなスタイルに有利な判定基準になるわけ。

マウントポジションになった!
ガードポジションになった!
ハーフガードになった!
スイープした!
そんなのでポイントは取れないのだ。

でね、話は戻るんだけども、選手本人は試合中は分からないと思う。
圧倒的な差がある場合は別として。
だから、客観視が出来るルールをしっかり把握してるセコンドが必要。

扇久保vs神龍の試合で、神龍が何で負けてるのか分からないという顔をしていた。
もちろん、それはセコンドが勝ってるという情報を試合中に流してたからだと思う。

それが証拠に控室に戻るシーンで、セコンドも何で負けのか?みたいな話をしてた。

以前の朝倉vs斎藤の最初の試合でも、朝倉陣営はセコンドもポイントを取ってるって言って、
判定負けしたことに朝倉自身が驚いていたシーンがあった。

いやいや、素人の自分でもRIZINの判定基準で言えば、扇久保が取ってましたよって。
どっちが勝ってたかという話よりも、判定基準上では扇久保がポイントを取ってたと。

まずは扇久保は序盤からカーフキックとか、ちょこちょこと手を出していた。
しかも、カットしないから普通にもらってたし。

神龍が打撃を出した時は同じぐらい扇久保が手を出してたので、
効いてるとか効いてない関係なく、神龍のポイントは相殺されてしまっていた。

そして、効いてる効いてない関係なく、
ポイントを取る為の扇久保のフロントチョーク。
決める気はないけども、しっかりと扇久保は力を入れてる表情をして、
ジャッジにアピールをしてた。

何もダメージがない!とか神龍が言ってたけども、
それは扇久保も同じ。
だから、ジャッジにアピールしないと。

手数が圧倒的に少なかった。

というのをセコンドもフラットに見れてないから、
こんな結果になってしまったと思う。

あれがね、2Rまでの印象があまり良くないから、
3Rは少しアグレッシブに行かないと!って、セコンドが言ってたら結果は変わったかもしれない。

というのも、神龍の3Rの動きを見ると、アグレッシブに行ってなかったので、
勝ってると思ってるのかな?って思ったし。

これ行かないと負けるよ??って思って見てたら、
なんか安全な感じで戦ってるから、これはセコンドから勝ってるという話になってるなって。

何度も言うけども、ジャッジは3-0。
これをセコンドが疑問になってるというのは、ちゃんと判定基準を頭に入れてる?って感じ。

修斗やDEEPと判定基準は違うよ。
修斗だったら、こっちが勝ちなのにな〜っていう逆の試合はRIZINでは何度もあった。
RIZINは10年も続けてるんだから、そろそろ判定基準が分かってないというセコンドは問題だと思う。