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猫津波日記

開田 あやのノンキな暮らしを綴ります。

新年読書と初夢?

2011-01-04 20:03:46 | 読書記録
新年早々、ヨロヨロになって寝込み、ベッドから出られなかったわけですが、眠り続けていたわけではなく目が覚めているときは寝っ転がって読書してました。

読んだ本は三冊。

「いっちばん」 畠中恵 新潮文庫
「史上最悪のクリスマスクッキー交換会」 レスリー・メイヤー 創元推理文庫
「サイモン・アークの事件簿」 エドワード・D・ホック 創元推理文庫

全部、シリーズ物ですねえ。
「いっちばん」の若旦那と「史上最悪のクリスマスクッキー交換会」のルーシーは巻が進むごとにほのぼのだけでなく苦みが加わって来る感じ。
ルーシーは子供を育て終えたら、穏やかでまったりしたムードになるのかもしれないけど、若旦那はどうするのかな。
なんとなく読者が変化を求めていないような気がする。

サイモン・アークはこれからもう一度読み返そうと思っています。
非常に翻訳特有の文体なんだけど、味わい深くて読んで快いのです。

寝続けて眠っている間に熱も出たようで身体も痛くて、変な夢を見ました。
これも初夢になるのかしら?

場所は緑の豊かな町。
建物や人々の衣装は19世紀末という感じ。
でも、私とカイダはいつもと同じ格好で居ます。
きれいな池の端に立つ家に泊めてもらい、私とカイダと泊めてもらっている家の小さな女の子と三人で小舟に乗って遊んでいます。
池は睡蓮が咲いていたり水草が青々としてとても綺麗。
どんな風に遊んでいるかというと小舟の船端から手を伸ばし、小筆を水面にたらしてメダカを釣るのです。
筆の毛先で水面を撫でるようにするとメダカがエサと間違えて食い付いてくるのを釣り上げるんですね。
上手く釣れたり逃しちゃったり、楽しく遊んでいたら、私の筆に大きな魚が食い付いてしまう。
パイクとかアリゲーターガーとか、ああいう感じの魚。
驚いて引っ張り上げようとしたら、それはビョーンと長くて、魚じゃなくてジャバウォッキーみたいな醜い竜で、水から起き上がって飛び立ち、火を吐きながら飛び回って町が火の海になってしまう……。

なんか、縁起でもない夢のような……。

小筆でメダカを釣る遊びというのは、誰かのエッセイで読んだような記憶が……。
ジャバウォッキーみたいなドラゴンは阿佐ヶ谷の画廊でみた 榎 俊幸 さんという日本画家の屏風の絵の竜だったなあ。
火を吐くのはヤノベケンジさんのトらやんとかドラゴンボートのイメージかなあ。
夢は色々な記憶のかけらの寄せ集めだなあ。