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猫 乃 眼

猫に癒され、旅で癒され、マイペース。~おぐにゃん~

バズビー博士:日本人への提言(転載)

2011-08-08 11:51:38 | NO NUKES
青柳さんのメールから、さらに一部抜粋して掲載しました。↓
(転送・転載大歓迎となっています)




前田 朗さんから:

東京造形大学サステナブルプロジェクト専攻の学生たちによる「うちわプロジェクト」

http://www.youtube.com/watch?v=kDxyL63CVgI

情報として:
Yasuaki Matsumoto さんのコメントを転送します:
みなさまへ   (BCCにて)松元

バズビー博士:日本人への提言

○日本政府の行動は「戦争犯罪と同じ、最終的に裁判にかけられ刑務所に入る」ことになるだろう。

○私は40回以上裁判で証言してきたが、「ICRPのモデルが正しいと証言する専門家を連れてくることが1回もできず、どの裁判でも勝っ
てきた。」内部被ばくの計測を無視する「ICRPの挙げる証拠は間違いばかりなので、証言するのが難しい」のだ。

○「もともと核開発を推進するために設立されたICRPは、1959年にWHOにIAEAと協定を結ばせ、「IAEA国際原子力機関」が「健康」に
ついて責任を持ち「WHO=世界保健機構」が、放射線のリスクについて考えてはいけないことになった。」

○100キロ圏でも危険な高汚染の福島の現状。

○日本への緊急な5つの提言。

○「私が伝えたいのは、科学者は嘘をつくということ」。「科学者に対する見方を問い直してほしい」。

○「私たちは沈みゆくタイタニック号に乗っていて、舵を取る船長の手元にはお金のために操作された誤った情報しかない、そんな状
況です。」

以上は、ECRR(欧州放射線リスク委員会)のクリス・バズビー博士が、帰国直前のインタビューで語った一部です。OurPlanetTVのご好
意で、サイト紹介とともに「バズビー博士:日本人への提言」としてインタビュー全文の文字起こしを掲載いたします。もっとも簡潔
に総合的に博士の見解が述べられています。広く活用していただければ幸いです。

また、バズビー博士のインタビュー、記者会見、講演などを下記に集めてみました。このほかにもあると思いますが、まだの方はぜひ
視聴してみてください。(バズビー博士の来日日程は7月17日~21日でした。)

=====以下転送、転載歓迎=====

■バズビー博士:日本人への提言
(原タイトル:内部被ばくに警鐘~クリス・バズビー博士インタビュー)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1190
インタビュー:2011年7月21日(成田空港)

ゲスト:クリス・バズビー博士(ECRR(欧州放射線リスク委員会)
インタビュアー:松元千枝(ジャーナリスト)
翻訳:堀田史恵・OurPlanetTV

質問Q:今回の来日の背景には、子どもたちの健康と安全がないがしろにされていて、福島の子どもたちの疎開を求める声があります。
しかし、日本政府は被ばくレベルを引き上げ外で遊んでも安全だと言っています。(政府は)避難についてまったく検討していません
が、福島の現状をどうお考えですか―。

バズビー博士:日本政府は犯罪的に誤っていると感じます。子どもたちですら汚染の高い地域から避難させていないのですから。政府
は、個人が集まった組織です。そして組織の個々人が、決定をします。誤った決定なのに、それに従って行動するようなことが、過去
には、戦争犯罪で同じようなことがありました。

第二次世界大戦では、ヒトラーが政府として、多くのユダヤ人を強制収容所ガス室に送りました。政府として行なったことですが、
最終的には個人個人に責任があります。これらは、戦争犯罪です。

今は平時ですが、戦争犯罪と同じと考えられます。これらの人々は、個人として責任があり名前も指摘できるわけです。彼らは、最終
的に何らかの裁判にかけられ、(長い間)刑務所に入ることになると思います。

Q:日本政府は、ICRPモデルを採用していますが、ICRPの勧告に対しても、違反している部分があります。博士は、ICRPモデルを批判し
ていますが日本政府に対してどうお考えですか。

バズビー博士:日本政府がICRPの基準にこだわるのは、ICRPが緊急時には20ミリシーベルトの被ばくを許容しているからだと思われま
す。今は明らかに緊急時ですから。通常の許容上限は1ミリシーベルトです。ですが、アメリカやヨーロッパでは、1つの放射線源から
の被ばくは、0.1ミリシーベルトに抑えるように解釈されています。しかし、日本政府は国民に1ミリシーベルトより高いレベルの被ば
くを許容しているのです。

私自身の考えですが、エアフィルターの調査から、とても多くの人々が、20ミリシーベルト以上の内部被曝をしていると思います。日
本政府は、意思決定において完全に機能不全に陥っています。ECRRモデルの情報や私たちが行なった計測結果があってもなお、日本政
府が行動を改めないならば、最終的には裁かれることになると思います。

Q:ICRPECRRの基準に違いがあるのはなぜですか。

バズビー博士:まず最初に知ってほしいのは、ICRPの基準は役に立たないということです。内部被曝によるガン発症数について誤った
予測をだすでしょう。ICRPのモデルは1952年に作られました。DNAが発見されたのは、翌1953年です。

ICRPは、原子爆弾による健康への影響を調べるために設立されました。第二次世界大戦後、大量の核兵器が作られプルトニウムやウラ
ンなど、自然界にはないものを世界中に撒き散らしました。このためICRPは、すぐ対策を考えなければなりませんでした。そこで彼ら
は、物理学に基づいたアプローチをとりました。物理学者は、数学的方程式を使ってシンプルな形にまとめるのが得意です。しかし、
人間について方程式で解くのは複雑すぎます。

そこで彼らは、人間を水の袋と仮定し、被曝は、水の袋に伝わったエネルギーの総量によると主張したのです。これはとても単純な方
法です。人の形の水の袋に温度計を入れ、放射線を当て温度が上がったら、それが吸収された放射線量というわけです。

Q:ICRP原子力エネルギーを推進していると言われていますが。

バズビー博士:彼らは、何かを推進しているなんて言いません。独立した組織で、科学者たちが放射線のリスクを研究しているといい
ます。決して、原子力を推進しているとは言いません。ただ、結果的にそうなっています。このようなことは水面下でいつも起こりま
す。

私たちの多くは、ICRPはもともと核開発を推進するために設立されたと思っています。推進しないまでも、人々が核開発を阻止しない
ように設立されたと思います。人々が「牛乳にストロンチウムが入っていたから、ジミーが白血病になっちゃったわ」というと、「い
え、核兵器のせいじゃないですよ、放射線が少なすぎて影響しませんから」、そう言うためにICRPは設立されたのだと思っています。

そして医者たちが騒ぎ出したとき、彼らが何をしたかというと、医者たちをけん制するため、1959年にWHOにIAEAと協定を結ばせたので
す。それは、IAEA放射線と健康に対して責任を持つという協定でした。「IAEA国際原子力機関」が「健康」について責任を持ち
「WHO=世界保健機構」が、放射線のリスクについて考えてはいけないことになったのです。彼らは、蚊だのエイズだけを扱うことにな
りました。

そこは、はっきり区別されています。これが、ICRP放射線リスクに対する理解を支配(コントロール)している証拠です。

Q:それが、ICRP内部被曝を考慮していない理由でしょうか。

バズビー博士:そうです。でも彼らは、絶対にそれを認めないでしょう。

Q:博士は世界中で今まで40回以上、裁判で証言されてきたとのことですが、そのことについてお聞かせください。

バズビー博士:ECRRモデルを使い、今までたくさんの裁判をしてきました。人々の内部被曝の被害を専門家として証言してきました。
米国では、放射性物質を扱う仕事をした人々や原子力発電所のそばに住む人々や、ロサンゼルスの核施設のそばに住む人々などです。
英国では、核実験の退役軍人たちの裁判で専門家として法廷で証言してきました。これらの人々に共通しているのは、ガンや白血病
発症し苦しんでいることです。

これらの原因は、いま日本で話題になっている放射性物質による内部被曝です。そして、どの裁判でも勝ってきました。ECRRICRP
で、ボクシングの試合やコンテストをしたようなものです。法廷では、陪審員も偏見のない裁判官も3人の裁判官もみなECRRの解釈を好
み、ICRPを好む人はいませんでした。

これらすべての裁判において、ICRPのモデルが正しいと証言する専門家を連れてくることが1回もできませんでした。ICRPの挙げる証拠
は間違いばかりなので、証言するのが難しいのです。

裁判では証拠が必要です。「ほら、こちらが皆が信じているICRPで、彼がICRPの委員長で重要人物なんですよ」などということに意味
はないのです。

Q:郡山の裁判に呼ばれたとしたら、何を証言しますか。

バズビー博士:専門家の証人として、証言をしたり報告書を書くのは喜んでしますが―、来日はせず、ビデオで証言します。なぜなら
放射線量が高すぎて、私自身怖いからです。100キロ圏内には行きたくありませんし、100キロ圏外でも心配です。私は会津若松に行き
ましたが、土壌が非常に汚染されていました。持参した計器で計測した値は、想像以上で衝撃でした。

東京のホテルで街を見ていると、ビジネスマンが傘をさして通ったり女性も男性も皆、まったくいつもと変わらないんです。会津若松
でも街もいつもと変わらないし、原発から5キロのところでも景色は何も変わらないでしょう。でもそこにある放射性物質は人を殺すで
しょう。放射性物質は見えないのです。ガイガーカウンターがあれば計測することができますが、ガイガーカウンターに勘違いさせら
れる可能性もあります。実際には、マイクロシーベルトという放射線率には関係なく、放射線を出す物質が空気中を舞っていて体に入
ることが問題なのです。それを知っていると、近くには行きたくなくなります。チェルノブイリに行ったために、多くの同僚が死にま
した。

Q:車のエアフィルターに付着した放射性物質を分析した結果を教えてください。

バズビー博士:私たちは、5台の車のエアフィルターを調べました。1つは千葉県内、4つは福島原発から100キロほどの場所のもの
で、そのうち1つは原発から30キロ圏内を走行したものでした。福島のものはすべて千葉より高いレベルの放射線量が計測されました。
とはいえ、千葉のものもかなり汚染されていました。すべて原発から出たガンマ線核種で汚染されていましたし、ウランが含まれてい
る兆候もありました。ただそれを見せるにはちょっと難しいのですが。また、そのうちひとつからはアルファ線の核種も検出されまし
た。少なくとも、アルファ線を出す核種がひとつは含まれていることになります。直径0.5ミリほどのものです。いま、より精密な機械
を使ってプルトニウムがあるかを分析しています。あと2週間ほどかかります。

この結果が何を意味しているかというと、空気中のセシウム137の濃度は、核実験のピークだった1963年の1000倍でした。…これはかな
り深刻です。
なぜなら、1963年の核実験で乳児死亡率が上がり、20年後には世界中でガンが増えたことを私たちは知っているからです。でも、その
時より、1000倍も高いのです。千葉のものは300倍でした。そのことから、さらに遠い東京南部もかなり汚染されていると推測していま
す。

放射性物質の汚染は均一に広がっているわけではありません。すでにご存知だとは思いますが、ある場所ではかなり高いけど、ある場
所ではそれほどでもない、それはチェルノブイリとまったく同じです。チェルノブイリの汚染地図は葉の形のようです。川の流域に沿
うことが多いです。そういうことを私たちは発見しました。

やるべきことは多々ありますが、一つ目としては、放射線量の高い地域に住む人々は避難する必要があると思います。とくに子どもは
避難しなければなりません。なぜなら子どもは最大で10倍放射線への感受性が高いからです。

今、突然亡くなるわけではありませんが、将来、そういうことが起こるのです。すでに、そこにいる人々の体は、法的な意味で傷つけ
られています。しかし今避難すれば、今以上には悪くならないのです。それが第一にやることです。

第二に、政府はすぐに航空機を使い汚染地図を作らなければなりません。これは昔からある技術なので、問題はないはずです。なぜな
ら、人々は情報を得る必要があるからです。情報はただあるだけでなく、誰もが知りたい情報を、インターネットで見たり、印刷でき
たりする必要があります。どこに行ったらいいか、どこに行ってはいけないか、どこに放射性物質があるのか、ないのか、判断できる
からです。

そして私の意見ですが、チェルノブイリの避難区域と同じレベルの汚染がある地域は、立ち入り禁止にすべきです。30キロという範囲
ではありません。物質によっては120キロも飛んでいます。もしこれが毒ガスで、明日にでも死ぬとなったら皆逃げるでしょう。ただ、
明日にでも死ぬものではなく、何年か経ってから死ぬというだけのことです。

三つ目にすべきことは、比較的汚染の低い地域にとどまらなければならない人たちに補償をすることです。丸太で頭を叩かれるのと同
じで、致死にいたる物質で体を汚染されるのですから、法治国家においてそれは違法です。汚染した原子力業界に補償を求めることで
す。また日本だけでなく、世界中の原子力業界に補償を求めてもいいでしょう。これは国際的な問題ですから。

次に、とにかくお金をかけて原子炉を囲む必要があります。原子炉の下を掘ってコンクリートを流し込み、上部を囲むには1兆ドルもか
かりますがやらなければなりません。でなければ放射性物質はずっと垂れ流され、だんだんと北日本放射能で使い物にならない土地
となっていくでしょう。それだけでなく、世界中にも広がります。英国、ハワイ、グアム、米国の西部でプルトニウムが検出されまし
たし、ですからこれは世界的な問題であり世界的な解決策が必要です。「日本は不運だったわね」ではなく、すぐになんとかしないと
いけません。なぜなら、非常に大量の放射性物質が刻々と垂れ流されているからです。

ほかにやるべきことは、空気中の放射性物質のモニタリングです。現在、日本政府は、すべての核種の放射線濃度を公開していませ
ん。これは深刻なことです。政府はただセシウムだけを計測しています。ストロンチウム90、トリチウムプルトニウム、ウラン、と
くにウランは遺伝子に深刻な影響を与える核種です。

ファルージャでの調査では、髪の毛からウランが検出された両親の子どもに非常に高い割合で先天性の奇形が見つかりガンも非常に多
いことが分かっています。ウランで被ばくした影響です。…まさに悪夢です。

Q:今回の来日で行なったいくつかの講演のなかで、福島原発の事故は世界の原子力産業を大きく変えるきっかけになると仰っていまし
た。なぜそのようにお考えですか?

バズビー博士:世界は原子力の脅威を知りながら、すっかり無関心になっていました。福島原発の事故は青天のへきれきです。想像を
絶する状況が今も続いています。この事故がきっかけとなり、人々は科学者に対し疑問を持ち始めるでしょう。専門家である科学者た
ちの言う「真実」を疑うようになるのです。

私からすると、とても科学者とは思えないとんでもない専門家たちです。現代の科学者は企業の手先のようなものです。彼らが私たち
に伝えるのは、市場主義を追及する企業や政府が、お金を儲けるための情報です。

原子力は非常に象徴的です。人間にとって重要なことを問題提起しています。私たちは混沌とした状況にいますが、福島原発事故が、
みなさんの視点を変えるきっかけとなるよう望んでいます。科学者に対する見方を問い直してほしいのです。それは新しいことではあ
りません。科学者からの情報を素直に受け入れていたのも、ここにきて限界に達しはじめ、爆発寸前です。

この大惨事によって、人々の立ち向かう姿勢が強まるよう願っています。原子力だけに限ったことではありません。原子力は私たちの
抱えている問題を浮き彫りにしましたが、人類が抱えている問題はそれだけではありません。携帯電話、遺伝子組み換え食品の安全性
地球温暖化など、あらゆる面で政府は科学者に頼っています。

私が伝えたいのは、科学者は嘘をつくということです。理由がどうであれ、真実を伝えない科学者は存在します。科学的な知識をもつ
ことが重要です。不可能なことではないのですから。

Q:ひとりひとりが科学者からの情報を注意深く選別することが必要なのですね。

バズビー博士:私たちは沈みゆくタイタニック号に乗っていて、舵を取る船長の手元にはお金のために操作された誤った情報しかな
い、そんな状況です。

(インタビュー終わり)

=====以下、来日中の講演、記者会見など=====

●7/17ECRRクリス・バスビー博士講演in早稲田
 http://johukuji.nanaoarchive.com/top/?p=1606
http://fukusima-sokai.blogspot.com/2011/07/ecrr1721_11.htmlより転載

ECRR科学事務局長クリス・バズビー博士講演中継配信(7月17日)
http://tokyo-23.seesaa.net/article/215293301.html

●岩上安身オフィシャルサイト:2011/07/18 ECRR議長クリス・バズビー博士来日講演会
このブログには、質疑応答も含めて講演内容の文字起こしが掲載されています。
http://iwakamiyasumi.com/archives/11569

●クリス・バズビー博士講演 1/2
録画日時 : 2011/07/19 19:00 JST
http://www.ustream.tv/recorded/16102905

●7月20日 放射線リスク欧州委員会 クリス・バズビー博士記者会見 1 /5
http://www.youtube.com/watch?v=hwEKuksv0yQ

ECRRのバスビー博士が福島県内を調査
http://www.youtube.com/watch?v=aFI2t9sRfiE&feature=player_embedded
テルルが検出されたということは、今でも再臨界が起きている!?
◆ここから藍原寛子氏の報告(文字起こしもあり)
videonews.com
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-723.html

●内部被ばくに警鐘~クリス・バズビー博士インタビュー(上記掲載)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1190
ゲスト:クリス・バズビー博士(ECRR(欧州放射線リスク委員会)
インタビュアー:松元千枝(ジャーナリスト)
OurPlanetTVの単独インタビュー。

=====以下、来日前のインタビュー=====

福島原発100km圏の40万人がん発症可能性有4/13バスビー教授(字幕)
http://www.youtube.com/watch?v=HNAn8uvchvw&feature=related

福島原発70km圏外退避すべき! 米英も原発事故過去に隠蔽!4/26バズビー(字幕)
http://www.youtube.com/watch?v=jW2Oe2S2oqU&feature=watch_response

福島原発事故 風評に気をつけましょう 12より(4月26日)
http://www.youtube.com/watch?v=sf1FzfTEo54&NR=1

福島原発メルトダウンで最悪の放射能汚染地帯! 5/17バズビー教授(字幕)
http://www.youtube.com/watch?v=3UiGJys6HVE&feature=related

●バズビー教授 チェルノブイリと 同じくらい深刻 それ以上の人口が被爆
http://www.youtube.com/watch?v=5PFRQ4jDUE4&feature=related

●400,000 to develop cancer in 200 km radius of
Fukushima, Japan
http://www.youtube.com/watch?v=lUcM_sMnFoY&feature=related

●Busby: Can't seal Fukushima like Chernobyl - it all
goes into sea
http://www.youtube.com/watch?v=x-3Kf4JakWI&feature=fvwrel

予測とシミュレーション〜Ustream:児玉教授へのインタビューです

2011-08-06 06:23:07 | NO NUKES
津田大介さんによる児玉龍彦教授へのインタビューです。
Twitterで知りました。

(masaru_kanekoさんのツイート)
津田大介氏による 児玉龍彦教授のインタビューがアップされています(同級生の神村さんがURLを送ってくれました。感謝)。国会とは違った説明口調で、医者・科学者としての彼がよく出ています。逆に言うと、国会では相当に頭に来ていたということかな?
http://t.co/3Udlk8k



早朝から1時間釘付けで見ました(笑)

Ustreamです。
(視聴ソフトでPCでもソマートフォンでも見れます)

児玉龍彦(東大先端研教授)×津田大介(ジャーナリスト)

大切さと困難と

2011-08-05 14:05:50 | NO NUKES
以下、
2001.8.5メール【報告】第106日目報告★原発とめよう!九電本店前ひろば★
から、抜粋して転載しています。

(転載)

筑紫建彦(福島原発事故緊急会議・憲法を生かす会)さんから:
福島の子どもたちの避難問題でインタビュー
[この報告は2011年7月25日、福島市庭坂の果樹園の一隅にある「子どもたちを放射能から
守る福島ネットワーク」の事務所で、代表の中手聖一さんに聞いた話を要約したものです。]

<福島ネットワークの活動状況>
3月末に学校の測定を始めた時、メンバーは3人だった(危険を知る脱原発派の多くは、いち早く県外に避難。自分も子どもを岡山に
疎開させた)。学校の測定で76%が管理区域(と同じ)と判明し、4月の文科省の「20mSv」問題で自主避難の動きが大きくなった。
250人で5月1日に福島ネットワークを立ち上げたとき、当初は変人扱いされたが、不安が広がるにつれ仲間も増えていった。避難相談
では、5月中はローン問題や家族間の意見の不一致などの調整とともに、避難受け入れ先とのマッチングも行おうとした。しかし、6
月に入ると万単位の避難者見込みとなり、マッチング活動をするのは不可能になった。このため(避難受け入れ先の)情報提供までと
し、あとは自分たちで連絡を取り相手と相談するようにしてもらっている。
計画的避難区域以外からの)自主避難は、3万5000人と報道されたが、実際は4万人を超えていると思われる。初め、子どもの避
難・疎開は「夏休みがピーク」と思っていた。これは当たっていたが、7月になって「このままではまずい」と初めて気がついた人た
ちが多くなった。そこで、とりあえず夏休みだけでも乗り切ろうと、「今年だけでも親子で動いて」と要請している。2学期以降、ま
た相談が増えると思う。次の移動のピークは来年3月の年度末に来るのではないか。
県外からのボランティアの申し出はないわけではないが、地元の親たちの相談に応じるには、被災・被ばくの経験や地元事情の理解な
どが重要なので、相談活動では地元に残っている人や自主避難したメンバーで担っている。県外の人には、むしろ各地で子どもたちの
受け入れ先でスタッフとして働いてもらった方がいいと思う。

<行政・議員の対応>
強制的避難でコミュニティが崩壊することに抵抗が強い。(避難に伴う)補償問題もあり、国には避難区域を拡大させたくないという
姿勢がある。
地元自治体は避難に反対だ。理由は「住民がいなくなる」から。除染は「国任せでなく自治体もやる」とは言うが、避難には反対。と
ころが「市長自身はいち早く避難した!」と噂された市も出た。各政党の自治体議員たちも避難問題は口にしない。革新候補も「除
染」を掲げるところまで。情けない限りだ。

教育委員会
 教師への締め付けが厳しい。生徒にマスク着用を勧めただけで、不適切と「指導」が行われ、辞める教師も出た。修学旅行バスの表
示にも市町村名は書かず、「〇〇小学校」とだけ書くようにさせ、子どもたちには「福島から来たと言うな」と指示したところがあ
る。福島人であることを恥と感じさせるような教育でなく、差別があればそれに立ち向かえる子どもにしていくのが大人の責任ではな
いか。
 行政・教育委員会は、避難を妨害して被ばくを拡大させる結果になっている。中体連、高体連は県内での大会開催を決定し、部活を
再開させた。生徒たちは(放射能の)砂まみれになる。
<医者>
 山下俊一氏の福島県医大副学長就任が象徴するように、県内の医療界からは誰も異論を出さない状況だ(自分の子どもだけは県外
に脱出させている医師が多数いる)。ドイツの場合、医療は家庭医制度のせいもあり、医師たちは脱原発の先頭に立った。
福島に(良心的な)医者がほしい。病院を作ることを真剣に考えるが、困難も大きいだろう。

<メディア>
 地元メディアは当初、何も載せず、記者は原稿を書くが「不安を煽る」と没にされた。福島ネットへの取材は海外メディアが圧倒的
に多かった。最近は、両論併記の形で工夫すれば載るようにもなってきたので、記者たちも「何かあれば知らせて」と言う。しかし、
避難問題は相変わらずダメで、福島ネットのメンバーの名前は全国紙などには載るが地元紙には載らない。

労働組合
 「脱原発」「除染」までは打ち出すが、「避難」は出さない。教組の郡山支部が例外的に頑張っているぐらいだ。もちろん個々に意
思を持って動こうとしている教師たちはいる。

 [註:これらから、住民の避難に対する「エリートの恐怖心」とも言うべき構造が浮き彫りになる。]

<内部被ばく>
 福島だけでなく日本中に放射能汚染が広がっており、北海道でも0・1μSv/hが出始めている。これから私たちは、いやおうなく放

能汚染の中で生活せざるをえない。その中で、子どもに放射能の少ない食糧をどう与えるかが重要だ。学校給食制度には問題もある
が、こうなっては給食の仕組みを最大限活用すべきだと思う。「今日の給食は〇〇ベクレルでした。明日はもっと減らす新たな工夫を
しましょう」という社会になるしかない。

<サテライト疎開の提起>
 選択的避難のあり方でも、「サテライト疎開」を提起したい。これは学校を核にして、たとえば札幌や広島に「分校」を設け、寄宿
舎を作ってもらい、あるいは家族は借り上げ住宅に住み、「福島人」として暮らす。市町村も「分所」を設け、行政サービスも「〇〇
市から」として継続する。住民税も「〇〇市」に払い、有権者も「〇〇市民」として存続する。数年~十数年のちに除染が進めば故郷
に戻ってくることが前提だが、戻るかどうかも自己選択とする。
 学校以外でも、障がい者自主生活センターや「子ども福島」の支部を核としたサテライト疎開も考えられよう。

<「子どもに疎開を!」の国民運動>
 私たちが声をあげず、動かないなら、国も自治体も子どもの避難には動かないことがはっきりした。声を上げることによって各自治
体が動き、国も費用を出すという状況にしていく以外にない。

(ここまで転載)


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真相を知らせること、真相を知ろうとすること、そして真相を隠蔽、歪曲しようとする壁が立ちはだかること。
いろいろなことを教えていただきます。

この困難をはね返して、原発ストップを実現するためには、それぞれ現地で活動を続けながら広く繋がることが大切なんですね。
九電本店前ひろばで活動をつづけるみなさんを全国各地のかたがたが応援し、また逆に九電本店前から全国に支援の声を届けている地道な活動が今後とも続いていくよう支援していきたい。

原発という危険にしがみつく人々?

2011-08-05 07:50:49 | NO NUKES
危険な原発を止めたいという願いを阻む利権構造は根深いようです。
国民の目にふれないようにこっそりと、国土も命も税金も、着実に食い荒らされていっているようです。



フリージャーナリスト田中龍作さんの記事です。

「高速増殖炉もんじゅ」廃炉の道険し 泥棒に追い銭の原子力村

........................

まさしく、道険し!ですね。
このまま手をこまねいていれば、自分たちの行く末を原発利権勢力に委ねてしまうことになります。

福島第一原発の事故が起きてもなおかつ、なあに大丈夫だろう、もう事故は起きないだろうとタカをくくっていていいのか?
いままで原発は安全だと思い込まされてきて、原発から離れたところで暮らし、しょせん他人事として関心がなかった私自身をリセットしなければいけませんね!

目に見えない恐怖の現実!

2011-07-21 08:24:39 | NO NUKES
飯館村の現実を聞いたという あんくる トム さんの記事です。↓


森住 卓 さんの講演会

国と東電は、正確な情報を隠して公開していないと思われます。
放射能汚染牛の実態が次第に明らかになるにつれて、目に見えない恐怖は全国に拡散しているということが、隠せなくなってきました。

これに手を打たないというのは、人災ではないでしょうか?


子どもたちの尿検査もまともにしようとしない行政。↓(田中龍作ジャーナル)

【福島報告】 「国が安全と認めた所には留まって頂く」 霞が関役人の冷酷


国も地方も、行政は住民の生活、人命を守るために働いてください!