今日で4月も終了、上山鼻神社の蛙も無事に冬を越えて元気そうだ。天気が崩れる前に藻岩下をカメラ片手に散歩してきました。
この日は天気が良く山鼻川沿いの木々には様々な野鳥の姿を見る事ができる…マヒワが何か食べています。
上流に向かい遊歩道を歩く。山の斜面の木にコゲラを発見。支笏湖や真駒内公園では目にしましたが藻岩山では初めて見ました。
更に足を進めると聞いた事がある鳴き声…望遠で確認するとシマエナガ。冬に真駒内公園で撮影に挑戦したが意外と素早く上手く
撮る事が出来なかったので嬉しい。鳴き声を覚えていたのが今回役に立ったな…冬の妖精なんて呼ばれてるから冬しか見れないか
と思ってたんだが春でも普通に見れるんですな。そうかこれが杉本が焼き鳥にして喰ったシマエナガか(笑)
【・杉本 杉元佐一。北海道を舞台に金塊争奪戦を繰り広げる漫画『ゴールデンカムイ』の主人公】
シマエナガを見て気分を良くし歩き続けると山の斜面からバキバキと音がする………目が合った。
十年位前からエゾシカの群れが藻岩山に定住してるのは聞いていたのだが初めて遭遇した。進行方向が同じなんで付いて行こう。
山鼻川の対岸に鉄柵もあるのでシカも逃げる素振りも無く安心して食事してるようだ。ホント身近に見る機会が増えたなあ。
鉄柵を入れて撮影…ナンだろこの写真、藻岩下動物園かな?しばらくすると3頭のシカは急斜面の木々に消えていった。
到着、豊平川河川敷から続く山鼻川遊歩道の終点です。浅いですが山鼻川で一番水深がある場所でもあります(苦笑)現在は下流
の豊平川ウォーターガーデン周辺の流れも『山鼻川』と言いますが、あちらは発電所から放水されている流れで以前は方水路としか
呼ばれてませんでした。流れも繋がっていない整備され尽くしたこの川が本当の山鼻川、『真・山鼻川』と言って良いでしょう。
別の日の写真ですが、この場所は運が良ければアオサギを見る事ができます。
理由はトゲウオが生息しているからでしょうか。本流の増水が春先は凄いので水量が落ち着くまでの貴重な狩り場なのかもしれません。
なぜこの場所にトゲウオが生息してるかは不明です。少年時代に昔の山鼻川で遊びまくりましたがトゲウオを見た事は一度も無かった。
初めて視認したのは数年前ですが本流と繋がる魚道も無く、小河川の何処で冬を越しているのかも分からない…どこから来たのか謎。
アオサギは何でも食べる目つきが怖い鳥だが正面から見ると雰囲気が変わる。
賢者アオサギ「よくぞここまで辿り着きましたね、勇者よ。」オレ「(さすがアオサギ様…オーラを感じるぜ)」
賢者アオサギ「ほんじゃ、そうゆうことで」………やっぱただのサギだったわ。
GWの天候は悪いみたいなのですが『山鼻川遊歩道』短い区間ですが様々な生物を目にする機会もありますので是非歩いてみて下さい。