検索してみたが、意外に気付いている人が少なかったので記述しておきます。
(アニメや漫画にはやたら詳細なwikipediaにさえ記述がなかったので、もしかしたら気付いたの私だけ・・?いや、そんなことはないだろう 笑)
真面目に書きますが、反動形成でキモいとか思わないで下さい。
(知ってる人は読み飛ばしてください↓)
らき☆すたは元はコンプティークに2004年から連載されてきた四コマ漫画で
私は2007年4月から9月まで放送されたテレビアニメの方だけ見てました。
(AirとかkanonとかCLANNADとかの京都アニメーションの作品が大好きなので)
内容は小柄でアニメやゲームが大好きなオタクな女子高生泉こなたとその友人でゆったりした性格の柊つかさ、つかさの双子の姉でしっかりものでツッコミ役の柊かがみ、容姿端麗で博識ながら天然な所がある高良みゆきの4人を中心として、その周囲の人々も含めたまったりとした普段の生活を描いた物語(wikiより少々コピペ)
オープニングは初登場オリコン2位など、その他の曲も10位以内を独占するなどの偉業を成し遂げ、一般的にも名の知れたアニメである。
(同じ京都アニメーション制作の「涼宮ハルヒの憂鬱(2006年)」のED曲も当時オリコンで5位を獲得しているので(らき☆すたやハルヒで主人公の声優を務めた平野綾さんの影響もあったのかとも思うが、他のアニメではそれほどオリコンに上がってこないところを見ると)京都アニメーションの影響力に驚愕せざるをえないです)
さて、本題のらき☆すたの登場人物の名前の由来ですが、
神道や仏教に精通しているところが多く見受けられます。
主人公の「泉こなた」は漢字にすると
「泉此方(こなた)」です。
仏教において「此方(こなた)」とは「此岸(ひがん)」を指します。
つまり「此(こ)の世」のことです。
作者も意識してだとは思いますが、その母親の名前は「泉かなた」です。
漢字にすると「泉彼方(かなた)」となります。
逆に「彼方(かなた)」とは「彼岸(ひがん)」
「彼(あ)の世」のことを指しています。
実際、作中で、母である「泉かなた」は「こなた」が幼い時に亡くなっていると言う設定です。
苗字の「泉」は水に通じ「生命の源」という意味合いが強いようです。
和名抄には「出水」「伊豆美」と記述され、「水の出(いずる)」という意味があるそうです。伊豆美神社や和泉神社という神社も実際にあるように、何か神秘的な語源を感じさせる苗字です。
「こなた」自身はアニメやゲームが大好きなオタクな女子高生なので「此(こ)の世」を象徴していると言う意味では、まさに現代の日本の若者の傾向であり、主人公としては良い隠喩的な描写だと思います。
次に柊かがみ、柊つかさ姉妹についてです。
この双子姉妹はストーリー上、そのまま神社の巫女さんという設定です。
(元ネタはCLANNAD(アニメは同京都アニメーション制作)の藤林杏、藤林椋の姉妹と、つかさはToHeartのヒロイン神岸あかりをパロディで混ぜたもの)
柊(ひいらぎ)と言う苗字は神道において魔除けの際に使われる木です。
節分の際に、柊の枝に鰯の頭を刺して玄関に飾って魔除けとする「やいかがし」という行事が印象的ですね。
姉の「かがみ」は八咫鏡(やたのかがみ)に代表されるように天照大御神から授けられたとする鏡・剣・玉の三種の神器の一つである鏡であり、鏡には神様が宿ると言われています。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の化身として神社や神棚に祀られることがほとんどです。
記紀神話には「天照大神が岩戸を細めに開けた時、この鏡で天照大神自身を映し、興味を持たせて外に引き出し再び世は明るくなった」と記述されています。
劇中でもありましたが、本人曰く「鏡餅の円は鏡を形取り、丸型には夫婦円満という意味もある」そうです。
仏教でも閻魔大王の隣に「浄玻璃(じょうはり)の鏡」というものがあると言われ、その人の生前行った行いを映し出す鏡と言われています。(アカシックレコードみたいなものでしょうか・・?)
転じて、鏡には魔除けや神秘的な意味合いがあるようです。
妹の「つかさ」は「宮司(みやづかさ)」を意味し、神官や巫女をまとめる神社の長(おさ)である神職の職階や職名、職称などを指します。
二人とも、神社なだけに神事的な名前ですね。
最後に天才少女の高良みゆきについてです。
苗字の「高良」は高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)のことを指し、福岡県久留米市の高良山山腹にある神社で祭神とされています。
古くから筑後の国そのものである国魂(くにたま)として、人々の衣食住にわたる生活全般をお守り下さるとともに、芸能・延命長寿・厄除けの神さまとして、厚く信仰されてきました。更には家内安全・商売繁盛や交通安全の信仰もあるようで、まさに俗世において万能といえるでしょう。
そのままキャラクターを象徴しています。
名前の「みゆき」は推測になりますが、おそらく「御火水(みいき)」のことでしょうか。(少し私の考え過ぎかもしれませんが)
言霊の御水火(みいき)より成り出でまし神霊すべてを神と称へ神と神との嫁ぎによりて生れませる神霊を命と言ふ(霊界物語より)
【水火(すいか)を辞せず】
水におぼれ、火に焼かれるような危険や苦しみがあっても、何が何でも全力でやり遂げる、という決意を表明した言葉。
という、ことわざがあるようにこの語源の気もするのですが単純に御幸とか美幸とかで「幸(さち)」で「幸せ」「財産」的な意味なのかもしれません。
雑学に詳しいキャラなので「知識が豊富」という意味で「幸」なのか・・
むしろ、ネット上で「みwiki」とあだ名されたことの方が当てはまっている気がします。(wiki=詳しい 的な意味で)
作者の名前は「美水かがみ」という方のようですが、こなたとかがみを合体させたような名前の方なんですね。(あれ・・つかさとみゆきは・・?)
「あずまんが大王」の登場キャラクターも神道の神事に由来して命名していましたが、流行なんでしょうか。
いや、逆に、関連して命名させることで作品が流行っている気がします。
何かキャラクタ-の名前にも因果関係があるとファンのマニアックな心をくすぐるということもあるのかも知れませんが、どちらにしても神様のバックアップ的な御利益があるのかもしれません。
考えすぎかもしれませんが、本社が京都だけにどうも因果を感じます。
最近、時代背景の裏にあるエネルギー背景がそのように動いているようにも感じられてなりません。やはり弥勒の世の前兆ですかね。
京都アニメーションはAirやkanonやCLANNADなど(総称してKeyと呼ぶ)のように縁、輪廻、奇跡、因果、家族、霊性、愛情、神秘などをテーマにした作品を多く取り上げていますね。(正直、最初ハルヒやらき☆すたはKey関連アニメ制作の合間の穴埋め的な役割の目的で作った感もあったように見受けていたのですが・・意外でした)
そんな京アニが私は大好きです。
全作ゴールデンタイムに教育アニメとして放送してほしいくらいです(笑)
らき☆すたにも命名にも必然的な意味があったことに驚きました。
また、今回は主要キャラだけでしたが、他のキャラも関連はあるのだと思います。
(アニメや漫画にはやたら詳細なwikipediaにさえ記述がなかったので、もしかしたら気付いたの私だけ・・?いや、そんなことはないだろう 笑)
真面目に書きますが、反動形成でキモいとか思わないで下さい。
(知ってる人は読み飛ばしてください↓)
らき☆すたは元はコンプティークに2004年から連載されてきた四コマ漫画で
私は2007年4月から9月まで放送されたテレビアニメの方だけ見てました。
(AirとかkanonとかCLANNADとかの京都アニメーションの作品が大好きなので)
内容は小柄でアニメやゲームが大好きなオタクな女子高生泉こなたとその友人でゆったりした性格の柊つかさ、つかさの双子の姉でしっかりものでツッコミ役の柊かがみ、容姿端麗で博識ながら天然な所がある高良みゆきの4人を中心として、その周囲の人々も含めたまったりとした普段の生活を描いた物語(wikiより少々コピペ)
オープニングは初登場オリコン2位など、その他の曲も10位以内を独占するなどの偉業を成し遂げ、一般的にも名の知れたアニメである。
(同じ京都アニメーション制作の「涼宮ハルヒの憂鬱(2006年)」のED曲も当時オリコンで5位を獲得しているので(らき☆すたやハルヒで主人公の声優を務めた平野綾さんの影響もあったのかとも思うが、他のアニメではそれほどオリコンに上がってこないところを見ると)京都アニメーションの影響力に驚愕せざるをえないです)
さて、本題のらき☆すたの登場人物の名前の由来ですが、
神道や仏教に精通しているところが多く見受けられます。
主人公の「泉こなた」は漢字にすると
「泉此方(こなた)」です。
仏教において「此方(こなた)」とは「此岸(ひがん)」を指します。
つまり「此(こ)の世」のことです。
作者も意識してだとは思いますが、その母親の名前は「泉かなた」です。
漢字にすると「泉彼方(かなた)」となります。
逆に「彼方(かなた)」とは「彼岸(ひがん)」
「彼(あ)の世」のことを指しています。
実際、作中で、母である「泉かなた」は「こなた」が幼い時に亡くなっていると言う設定です。
苗字の「泉」は水に通じ「生命の源」という意味合いが強いようです。
和名抄には「出水」「伊豆美」と記述され、「水の出(いずる)」という意味があるそうです。伊豆美神社や和泉神社という神社も実際にあるように、何か神秘的な語源を感じさせる苗字です。
「こなた」自身はアニメやゲームが大好きなオタクな女子高生なので「此(こ)の世」を象徴していると言う意味では、まさに現代の日本の若者の傾向であり、主人公としては良い隠喩的な描写だと思います。
次に柊かがみ、柊つかさ姉妹についてです。
この双子姉妹はストーリー上、そのまま神社の巫女さんという設定です。
(元ネタはCLANNAD(アニメは同京都アニメーション制作)の藤林杏、藤林椋の姉妹と、つかさはToHeartのヒロイン神岸あかりをパロディで混ぜたもの)
柊(ひいらぎ)と言う苗字は神道において魔除けの際に使われる木です。
節分の際に、柊の枝に鰯の頭を刺して玄関に飾って魔除けとする「やいかがし」という行事が印象的ですね。
姉の「かがみ」は八咫鏡(やたのかがみ)に代表されるように天照大御神から授けられたとする鏡・剣・玉の三種の神器の一つである鏡であり、鏡には神様が宿ると言われています。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の化身として神社や神棚に祀られることがほとんどです。
記紀神話には「天照大神が岩戸を細めに開けた時、この鏡で天照大神自身を映し、興味を持たせて外に引き出し再び世は明るくなった」と記述されています。
劇中でもありましたが、本人曰く「鏡餅の円は鏡を形取り、丸型には夫婦円満という意味もある」そうです。
仏教でも閻魔大王の隣に「浄玻璃(じょうはり)の鏡」というものがあると言われ、その人の生前行った行いを映し出す鏡と言われています。(アカシックレコードみたいなものでしょうか・・?)
転じて、鏡には魔除けや神秘的な意味合いがあるようです。
妹の「つかさ」は「宮司(みやづかさ)」を意味し、神官や巫女をまとめる神社の長(おさ)である神職の職階や職名、職称などを指します。
二人とも、神社なだけに神事的な名前ですね。
最後に天才少女の高良みゆきについてです。
苗字の「高良」は高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)のことを指し、福岡県久留米市の高良山山腹にある神社で祭神とされています。
古くから筑後の国そのものである国魂(くにたま)として、人々の衣食住にわたる生活全般をお守り下さるとともに、芸能・延命長寿・厄除けの神さまとして、厚く信仰されてきました。更には家内安全・商売繁盛や交通安全の信仰もあるようで、まさに俗世において万能といえるでしょう。
そのままキャラクターを象徴しています。
名前の「みゆき」は推測になりますが、おそらく「御火水(みいき)」のことでしょうか。(少し私の考え過ぎかもしれませんが)
言霊の御水火(みいき)より成り出でまし神霊すべてを神と称へ神と神との嫁ぎによりて生れませる神霊を命と言ふ(霊界物語より)
【水火(すいか)を辞せず】
水におぼれ、火に焼かれるような危険や苦しみがあっても、何が何でも全力でやり遂げる、という決意を表明した言葉。
という、ことわざがあるようにこの語源の気もするのですが単純に御幸とか美幸とかで「幸(さち)」で「幸せ」「財産」的な意味なのかもしれません。
雑学に詳しいキャラなので「知識が豊富」という意味で「幸」なのか・・
むしろ、ネット上で「みwiki」とあだ名されたことの方が当てはまっている気がします。(wiki=詳しい 的な意味で)
作者の名前は「美水かがみ」という方のようですが、こなたとかがみを合体させたような名前の方なんですね。(あれ・・つかさとみゆきは・・?)
「あずまんが大王」の登場キャラクターも神道の神事に由来して命名していましたが、流行なんでしょうか。
いや、逆に、関連して命名させることで作品が流行っている気がします。
何かキャラクタ-の名前にも因果関係があるとファンのマニアックな心をくすぐるということもあるのかも知れませんが、どちらにしても神様のバックアップ的な御利益があるのかもしれません。
考えすぎかもしれませんが、本社が京都だけにどうも因果を感じます。
最近、時代背景の裏にあるエネルギー背景がそのように動いているようにも感じられてなりません。やはり弥勒の世の前兆ですかね。
京都アニメーションはAirやkanonやCLANNADなど(総称してKeyと呼ぶ)のように縁、輪廻、奇跡、因果、家族、霊性、愛情、神秘などをテーマにした作品を多く取り上げていますね。(正直、最初ハルヒやらき☆すたはKey関連アニメ制作の合間の穴埋め的な役割の目的で作った感もあったように見受けていたのですが・・意外でした)
そんな京アニが私は大好きです。
全作ゴールデンタイムに教育アニメとして放送してほしいくらいです(笑)
らき☆すたにも命名にも必然的な意味があったことに驚きました。
また、今回は主要キャラだけでしたが、他のキャラも関連はあるのだと思います。