B3:ケイト・レディが完璧な理由 (I Don't Know How She Does It)

『SEX AND THE CITY』のイメージが強いサラ・ジェシカ・パーカー主演ということ、「プラダを着た悪魔」の脚本家が脚本＆製作総指揮をつとめたということで気になったので鑑賞しました。

脚本はしっかりしているなぁと思いましたが，今更なテーマなので新鮮さにかけていました。

また，大変さがもっと伝わってくるような演出があれば良かったのにと思いました。

脚本が良かっただけに、その良さが表現しきれていない感じがもったいないなーと感じました。

B5:天地明察

江戸時代、天と向き合い、正しい暦を導いた安井算哲の物語。

キャストが豪華で、ストーリー展開も無駄がなく、最初から最後まで安心してみることが出来ました。

こうした歴史物を、普段はあまり観ない方でも楽しめる作りになっていると思いますので、おすすめします。

上映時間が少し長いので、観る勇気わかないという方もいると思いますが、驚くほどに集中してみることが出来ると思いますので、ぜひ鑑賞してみてください。

B4.5:桐島、部活やめるってよ

直木賞を受賞した浅井リョウ原作の人気小説の映画化。

一人の高校生が部活をやめたってことが、どれだけ周りの人に影響するのか。

って単純な話ではなく、より深い話でした。

この作品を観ると、高校時代を思い出し、いろいろと懐かしむことができると思います。

個人的に、この作品の雰囲気が好きだったので、評価もやや高めにしました。

B5:ヘルプ 心がつなぐストーリー (The Help)

実在の女性たちについて記したベストセラー小説の映画化ということで，かなり話題を集めた作品だったので鑑賞しました。

黒人差別が横行していた1960年代のアメリカ，白人家庭でメイドとして働く黒人女性。

口答えをすることも許されなかったそんな時代に，一人の黒人女性の勇気が生んだ奇跡。

作品に派手さはありませんが，無駄なシーンがなく，丁寧に作り上げられた作品だと思います。

興味を持っていてまだ観ていない方は，レンタルしてみてください。

B4.5:Brave Hearts 海猿

シリーズ4作目にも関わらず，相変わらずの人気ぶりに驚きます。

ストーリー展開は，細かいところは異なるにしても全体的に毎シリーズ同じなので，今回は観る予定はありませんでした。

しかし，劇場で鑑賞した友人が「良かった，観た方が良いよ」と言っていたのでレンタルしました。

今回も，スピード感あり，緊張感あり，感動あり，と安定した作品になっていました。

この安定感をシリーズ４作目でも維持できていることに拍手を送りたいです。

まだ海猿シリーズを観たことがない方は，まずは過去作品をチェックしてから，すでに過去作品はチェック済の方はDVDで鑑賞してはいかがでしょうか？

B3.5:苦役列車

芥川賞受賞作品の映画化ということで話題を集めていた作品だったので鑑賞しました。

好みによって評価がはっきりと分かれる作品だと思います。

原作を読んでいないので，原作にどこまで忠実なのかは分かりませんが，観終わったあとにスッキリする作品ではないですね。

暗い作品ではないし，笑えるところもあるんですが，個人的には評価を高く出来ませんでした。

この作品の狙いからすると，成功していると思いますが。