日にち薬

瀬戸内寂聴さんの言葉をタイトルにいただきました。
以前は「デルタ」をメインテーマに。今後は・・?

オリンピックの終了

2010-03-02 01:11:15 | Aゾウ系
 バンクーバーオリンピック。
 いろいろな競技があったが、結局放送されている時間がわたしの生活には合わなくて、LIVEで見た競技はなかったのではないかな?

 カーリングはそのほとんどを録画しておいた。録画したファイルは見たり見なかったり・・。
 PCで録画してあるので、いずれHDDから削除することになると思う。DISKへの保存は考えていない。


 カーリングは面白かった。トリノでその面白に気付いて、今回も注目していた。
 やっぱり面白かった。

 勝ち負けは(負けてしまったからこそ)こだわらない。勝っていたならこだわるところだけど。

 ↑こういうことを指導者が言っているのはだめなんだけどね。

 絶対に勝つ!!!!

 と強い信念を選手と一丸になって持たなきゃね・・・・。




 


 個人的に、競技結果ではなくマスゴミがどのように扱うのかについて注目していたのが高木美帆選手。


 今回の日本選手団の中でひときわ目立った存在だったと思う。高木美帆選手は競技結果自体は活躍したとは云えなかったけど、勝手な想像をするに、

 次回オリンピックのスケート競技の日本のエースになってほしいという思いが込められたスケート連盟の親心

 による抜擢だったと思う。



 オリンピックの日程のほとんど最後に開催されたパシュート。
 高木選手は初戦から決勝まで出場機会がなかったため、チームメイトでありながら銀メダルは与えられなかった。一度でも出場機会があればメダルは授与されたという。


 深く考えすぎれば、


 今回高木がメダルを授与されたなら、中学生のメダリスト!といってマスゴミが大挙して押し寄せただろう。
 ジャンク”くそ”スポーツなんとかという番組にもよばれたりとか…。


 高木を一流の選手に育てるために、あえて選手として出場する機会を監督が与えなかったとか…考えすぎ?。


 でも、高木自身もすばらしいコメントを残してくれた。

 「日本が銀メダルを獲れたのは凄くうれしいけど、自分の中では、今はメダリストにならなくてよかったのかなというのがある。この思いが(14年)ソチにつながるのかなって思います」


 
 経験を積んだ選手が相手なら、体調管理やメンタルなど、監督が管理するより選手に任せる部分は大きくなっていくと思う。
 でも高木選手はまだ中学生。
 監督は高木選手の調整に細心の注意を払わなければならなかったと思う。マスコミの注目も集めている選手だけに地味に気を使って大変だったと思う。


 高木選手はパシュートの表彰式後に、小平選手たちからメダルをかけてもらっていた。3個も。

 かわいがられているんだな、と思った。

 パシュートで無事にいい結果を出せたから、こういう穏やかな雰囲気になったのかな?

 いずれにせよ、今回の私の視点は、監督やコーチの皆さん。


 もちろん、競技の映像のときはそれに集中するが、時々監督やコーチの映像が流れる。
 一緒に選手と喜ぶ姿、がっくりとうなだれる姿、選手をひたすら慰める(?)姿、抱き合いねぎらい労わる姿。

 国も男女も関係なく、信頼関係で結ばれたであろう姿。


 自分は小・中学生に対してこんなふうに信頼関係を築けられるかな、と思ったりする。




 選手は一人で戦っているわけではないんだという心理が選手をより強くすることってあると思う。



 だからこそ、たった一人でスケルトン競技を戦ってきた越 和宏選手はすごいと思う。
 テレビで「最後のオリンピック」とアナウンサーが連呼していた。

 その越選手も、自分が育てたと言える若い選手と今回一緒にオリンピックに来ていた。

 その教え子にタイムで負けていた。

 うれしかっただろうな


 

 メダルを目標としつつ努力を続け、そして及ばなかった越選手の姿はかっこよかった。

 次の世代にその夢を託すと思うと、お疲れ様と思った。




 でも、まだ引退しないらしい……。
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