じとじと雨ふり…気温も低め
いよいよ、バセドウ病のアイソトープ治療が始まります。
4月8日から14日まで入院です。
その前に、4月1日からメルカゾール(抗甲状腺ホルモン剤)の中止して、ヨード制限食を開始します。
アイソトープ治療で服用するヨード剤の吸収をよくするため、ヨードの摂取制限をするとお考えください。
このヨード制限食は、この日本ではなかなか大変な作業なのです。
島国ゆえに、昔からヨード量の多い食品…魚貝類や海藻類などを多く摂る習慣がありますから。
あと、レバーとヨード卵もヨードを多く含むからダメですね。
海藻類がダメですから、昆布だしも寒天やところてんもダメなので、加工食品のほとんどがダメです。
寒天やところてんでは、ヨーグルトやアイスクリームやゼリーなどにも多く使われているし。
加工食品に添加されている調味料(アミノ酸等) これが落とし穴
このアミノ酸=グルタミン酸ナトリウム=昆布だしですから。
これが本当に多くの加工食品に使われいるんですよねぇ。
和風だしの素はもちろん、だし入り味噌やめんつゆ、マヨネーズやドレッシング、ソースやケチャップ、練りワサビやからしなどにも使われているし、果てはアクエリアスや十六茶にまで調味料(アミノ酸等)が入っているんですよね。
というわけで、外食、コンビニ弁当やお惣菜などの持ち帰りものも何がどれくらい入っているかわからないので不可。
普段、口にする物の多くが避けなければならない物ばかりで、頭の中がもうごちゃごちゃです。
また、なっちはなっち母の食事の支度をして(味見もできないし)、別途なっちの分のヨード制限食も用意する…ということになるので、こりゃ大変ということで、1週間分のヨード制限食セットを購入しました。(こういうものがあったんですねぇ~、助かります。)
これが安くなかったのよねー。
糖尿病食などは各社から多種が出ているけど… 唯一のヨード制限食かも?
中身を見ると、ハンバーグ、ハヤシビーフ、根菜カレー、鶏肉の南部煮、酢豚などのおかず類に。、
ポトフ、ミネストローネ、コーンスープ、鶏と野菜のコンソメスープに。
玄米のお粥…がそれぞれ複数ずつ1週間分入っていた。
基本洋食って感じね、さすがに味噌汁は入ってないわね~~~。
ひとつずつ出してみました。
すべてレトルトだけど、何とも簡素なパッケージ…
これに、ご飯(パンやお餅も可)、野菜や果物、牛乳や卵(ヨード卵は不可)などを加えてもいいそうな。
けど、果物と言ってもなっちはネオーラルとエカード(降下剤)を服用しているし、グレープフルーツ系柑橘類がダメだから、踏んだり蹴ったりなほど面倒くさ~~~い。
お店に行くと、最近はバラエティに富んだ柑橘類がずら~っと並んでいるんだけど、どれがグレープフルーツ系でないのかわからないしねぇ。
あとは、このヨード制限食セットが美味しいことを祈るのみです。(;^□^)あはは…
リウマチ的話題で、医師が変わるもUPしました。
グルタミン酸ナトリウムはたしかに昆布に含まれていますけど、
市販されているものや加工品に含まれているものは、
昔は小麦、今はサトウキビなどなのので摂取しても大丈夫ですよ。
昆布から作ってると、あっというまに海から昆布がなくなります。