◆なっちのさんぽみち◆

リウマチと歩むなっちの日記

介護保険の壁②

2012年09月02日 15時30分14秒 | なっち母の病気

 忙しい天気だ

更新が滞りがちの中、今回も介護話題で恐縮です。(^◇^;ゞ
申し込みを始めてから半年、なっち母のショートステイがこの度やっと…本当にやっと受けられるようになりました。
長らく、待たされましたねぇ~~~。
一応、都会の端くれ、人口に比例して介護業者も沢山あるのですが、ことインスリン接種が必要となると利用できる介護業者は近隣にはたったたった2施設しかないんだという
!?工エエェ(゜〇゜ ;)ェエエ工!? って感じでしょう
社会福祉法人などの公的系業者にいわゆる企業系業者と合わせて、市内外近隣にはショートステイを請け負う介護業者は数多くのあるのですけど…、インスリン接種は医療行為だから看護師または医師が常勤しているところでないとダメだから…、とはいえ看護師常勤となるとコスト面で積極的に取り入れる業者は極小ってわけで、結果、医療行為の必要な利用希望者が殺到してしまうんですよねー。
(看護師常勤が難しい地域では、一般の介護師がインスリンの単位設定までセットして実際に打つところだけ本人に打たさせるというような苦肉の策を労している…という話も聞くくらいです。)

なっち母の場合は、朝・夕の食事前のインスリン接種に、朝・昼・夕食前と就寝前の一日4回の血糖値測定があります。
これを土日祝日に関係なく、年中無休で毎日やらなければならないのです。
(実際は、デイサービスの日やなっちの通院日などでお昼の血糖値測定はできない日も多くあるのですが。)
食事も、冷凍の糖尿病食セットはとっくに飽きられてしまったので、三度の食事もなっちが支度もしなければならなくなりましたしね。(簡単・手抜きながらもカロリー、糖質は抑えつつ。)
認知症と言っても軽度なのですが、食べこぼしや粗相などの回数も増え、しょっちゅうトイレ掃除や洗濯もしております。
このトイレ掃除や洗濯も、何もない日ならまだ良いのですが、遠い大学病院でダプルヘッダー受診後にトンボ返りで帰宅したところに待っていると、体力的にも限界を超えますよね~~~
ってなわけで、自己管理のてきないインスリン接種が必要な要介護者を看る介護人には、本当に休みがないんです。
なっちの身体中のあちこが痙攣を起すのも無理ないでしょ?(CRPも上がるよねー。)
ショートステイを利用して、なっちも休養を取りたいです。(爆睡したい…。ZZzz(_ _*).。o0O○)

そして、先日ついにショートステイの業者さんがシステムの説前明や契約にケアマネと共に来訪しました。
一通り話を聞くと、着替えや洗面用具など持ち物には全てにネームを入れるとか…持ち物のチェックリストに枚数(個数)を記入するとか、服用薬は朝・昼・晩と小袋に分けるとか細かい説明がありました。
まぁ、これはデイサービスでもそうだし、驚くことでもなかったのですけど。
なんと 「送迎車には家族も同乗してほしい。」というのです
えっ えっ なっちも同乗するの
友人からは、業者の人が迎えに来て連れて行って、送り届けてくれる…と聞いていたんだけど…違うの
「それって最近の制度ですか」と聞いてみたら、業者ごとに任されたシステムなんだとか。
つまり、送迎車に家族も同乗するのは、この業者さんの決まりごとなんだそうな。
お迎えのときはなっちも一緒に送迎車に乗って行って施設からはなっちひとり路線バスを利用して帰えり、送りのときはまず先になっちがひとり路線バスに乗って施設まで行かなければならないってこと。
!?工エエェ(゜〇゜ ;)ェエエ工!? なんちゅうショートステイのシステムだい
介護人の負担を減らすどころか、増やすつもりかい
けど…、インスリン接種があるなっち母には業者の選択権はないも同然だし、後々のことを思えばステイ業者は必要だし、仕方がないってことのようだ。"ノ(-________-;)ウゥーム・・・
ケアマネは、なっちが肢体障害者であることを思い、午前中は時間が取れないけれど、送りの施設まではなっちを車で乗せて行ってくれるとも言ってくれたけど、毎回ってことはまず無理だし、甘え過ぎも恐縮だしね。
幸い、バス停は施設のすぐ外にあるし、バスも一系統だけだけど10分おきにあるから、そこんとこは救われるけどー。
あきらめのような納得をして、契約書をもらって ショートステイの当日に署名・捺印して持参するということで、この日の説明会は終わったのでした。

ショートステイの日までいろいろと用意しなければならないことがあるけれど、ひとつひとつこなして行こうと覚悟を決めた矢先に、新たな問題が
この説明会のとき、ケアマネとの毎月の顔見せもあったので、なっち母も同席したのですけど、しかし、これが不味かった(/≧◇≦\)
業者さんの具体的な説明になっち母自身が「手のかかる負担な存在」と感じたようで、「どこにも行かない、ここに居る。」と言い出してしまった。(/≧◇≦\)あちゃ~
認知症と言ってもまだ軽度だから、わかるんですよね~~~。
自尊心もありますし、かつては全てを自身でこなして来た人にとってはツライ現実を見せつけられたってところかな?
デイサービス業者との契約のときは、前の日にバスに酔って嘔吐したりしてこの日も気分が悪くて同席していなかったから、話が一挙過ぎてビビっちゃったかもね。
もちろん、時間や空間認識もごっちゃになるときが増えたから、“知らないところ”に対する拒否反応も強いと思いますどー。

なっちのすること(介護保険の利用)は、「大変なことばかり」とも言っていましたね。
その大変なことをなっちはひとりでやっている事態には、気が付かないところがやっぱり認知症でしょ?
困りましたねー、何と言って丸め込みましょうか、思案中です。



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2 コメント

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こんばんは (ななご)
2012-09-09 20:57:33
なっちさん、大変だね!
実は私はデイサービスをやっているとこに、デイケア、リハビリに行っています。
マシーンをやったり、理学療法士のリハビリを受けています。そこは、作業療法士や言語、音楽療法士もいます。
看護師も数人いますよ♪
理事長の息子が医院を近くでやっています。
ショートステイやらホーム、ケアハウスもあります。
引っ越してくれば~~~
デイサービスには痴呆が進んでいる人もいますよ。
デイケアとデイサービスは分かれています。

なっちさん、どうぞご自愛してください。
ヘルパーさんとか頼んでみたらどうですか…
返信する
デイサービスならね (なっち)
2012-09-12 12:56:14
ななごさん "(  ´   ▽   `  )ノ”こんにちわぁ

ほほぉ~ ななごさんもデイケアを利用されてるのですか。
機能を保つためとはいえ…疲れそうですー。

うーん、デイサービスは日中のみの勤務だから今の業者さんでも看護師さんはいるんです。 日曜日は休みだしね。
デイサービスなら、看護師が居るところも多いじゃないかな?
なっち母も、日中はインスリンも打たないしね。(昼食前の血糖値測定はしたいけど、機器一式も持参しないとならなくて、毎回のことだし壊れても困るからパスしているって感じです。)
マシンとかもあったけど、この間はデイで腰が痛いとかでずっと横になってたとか…。
せっかくのマシンも意味ないね。
デイは、設備よりもなっち母が拒否反応をみせずに通ってくれることが第一かなぁ。(;^□^)あはは…

問題は、ショートステイです。
お泊りだから、朝食と夕食前のインスリンは必須だし、その後の低血糖症に陥るのが怖いからね。
そのショートステイに、看護師が居るところが極少ってわけです。
その少ないショートステイでも、看護師は日中のみの勤務だから朝食は看護師が出勤してきてからということでなっち母だけ遅めにとなっています。

きょうは、これから2泊3日の初ショートステイのお迎えに行ってきます。
なっち母の様子は、果たしてどんな感じになっていますか。
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