先日に引き続き、観戦記第2弾です。
ルパートさんのサイトの「日ハムの魅力を語ろう!」キャンペーンの一環として、
昨シーズン最も印象に残った数試合について回想しています。今日はその第2弾です。
*私の観戦記は応援団やスタンドの様子に集中していますので、詳しい試合経過については
ルパートさんの観戦記をご参照ください。
2004年10月2日 プレーオフ第2戦 西武ドーム
いや、行くつもりはなかったんですよ、ほんまに。
でも、テレビ観戦した第1戦で、惜しくも敗れたファイターズの様子を見ていると、
「日ハムのプレーオフを見られるチャンスはもう二度とないかも…」(←阪神ファン仕込の後ろ向きさ。とほほ)
いてもたってもいられなくなり、即、西武球場に電話しました。
興奮している私に引き気味の係員の人の「立ち見席もあるので、入ることはできますよ」との言葉を頼りに、
その晩のうちに衝動的に計画を立て、次の日の朝いちの「のぞみ」に飛び乗りました。
幸い、東京駅からの乗り継ぎはスムーズに行き、西武鉄道の特急に乗り込むことができました。
そこで出会った、あるおっちゃんが私に尋ねて曰く「これ、球場までの直通じゃないの?」
球場直通特急なんて走らすのは阪神電車だけですからっ!!残念!(でもお仲間だから斬らない)
それはさておき、終着駅の改札を出ると、開場30分前というのに山のような人だかり。
チケットブースの前にも長蛇の列でした。
西武ドームの外野チケットはライト・レフト共通なので、ファイターズユニの人の後ろにこっそり並びました。
それにしても暑かった!もう秋なのに、日焼けするかと思いました。
なんとかチケットをゲットし、バナーをくぐって憧れの西武ドームに入場しました。
そして外野席入り口から中に入ると・・
思いっきり傾斜していますやん!
写真では分かりにくいかと思いますが、外野席がグラウンドに向かってすり鉢のように急傾斜してます。
しかも、外野席とグラウンドを隔てるのは華奢なフェンスのみ。
人工芝ですから、ツルっと滑ったらフェンス際まで転がっていきそのままフェンスもぶちぬきそうです。
傾斜の次に驚いたのが、西武ドームに流れる「気流」です。
普通の屋外球場にドーム屋根を取り付けた独特の形状なので(空洞のどら焼きみたい)、
吹き抜ける風と、反響する音に、耳が慣れるまで随分とかかりました。
さあ、気を取り直して、観客ウォッチングです。
関西との大きな違いは、旧日ハムのユニ(関西ではユニ着用してる人自体が少ない)や、
BBに加えて、ファイティーの大小のぬいぐるみがたくさん見られたこと、
「Road to Nagoya」「福岡行くぞー!」といったプラカードが多数作成されていたことです。
あと驚いたのは、闘将会の人数の多さです。
普段は関西の試合で札幌闘将会の方を見かけることはないのですが、今日ばかりは当然、全員集合。
札幌闘将会には女性が多く、子供もいて、前の方で交代で指揮を取っていました)
闘将会の皆さんは、外野席の一番後ろに旗などを設置し、円陣を組んだりして待機していました。
この日のハイライト!憧れの大阪闘将会リーダーのお兄さんと目が合った(ような気がした)ことです。
あちらは「やはり来たか…」という感じで笑っていたような(爆。
ところが、試合開始1時間以上前に、テンションがあがりすぎたのか、おなじみの大阪闘将会のお父さんが
早々とネタ披露を始めてしまいました。
「わたしを・福岡へ・つれてって~!」コールの練習です。
しかし、観客のノリがイマイチだったのと、後ろの(おそらく大阪)闘将会メンバー達から
「まだ早い!」「疲れるからやめろ!」「もっとあたためろ~!」
などなどの厳しいツッコミが入り、不完全燃焼に終わってしまいました(笑。
この間、日ハムは練習していましたが、子供たちがフェンス際まで寄っていって
「江尻投手、明日がんばってね~!」と声援を送り、
外野にいた江尻が笑顔で手を振り答えるシーンもありました。
(私はその時まで、それが江尻と気づきませんでした。ぐすん)
また、試合前、当日先発のミラバル投手がとてもさりげなく
外野レフトの前までランニングしてきて、大声援に応えて小さく手を振り、嬉しそうに走って戻っていきました。
また、ビジターへのファンサービスか、レオがわざわざレフト前までやってきて、
一度バク転してハムファンの拍手喝采を浴びる一シーンもありました。
そうこうしているうちに試合が始まりました。
さすが地元だけあり、この日駆けつけた日ハムファンは、総観客数の半分に近い大入り状態でした。
この外野席、相手の攻撃中はシートの上に普通に座っていると、だんだんずり落ちてきます。
結局方ひざを立ててふんばるという不自然かつお行儀悪いスタイルで観戦していました。
応援中立っているのも結構大変です。何せ飛び上がっても同じ位置に着地しないのです。
応援のクライマックスは、6回の大チャンスに「チャンスde鳴子」の大合奏(合唱)。
感動しました。何せ、大阪Dやヤフスタとは人数が違います。迫力が全然違います。
(チャンスde鳴子については、こちらの記事をご参照ください。
ちなみに上の写真のプラカード「なまら最高!」の「なまら」とは、
主に北海道で用いられている方言で、「すごく」「かなり」といった強調の意味があるそうです。
「なまら最高」=大阪弁で言う「ごっつええ感じ!」でしょうか(笑。
しかし、疲れました。ビッグイニングとなったため、延々と踊るはめになり、
体力のない私などは疲れ果てて少し休憩したほどです。
もちろん、ライトスタンドは超満員です。ブルーの長いハッピにハチマキの応援団が凛々しかったです。
(写真はラッキー7の風船飛ばし)。
ミラバルの好投でリードしていたこの試合ですが、9回にピンチが訪れます。
ヒルマン監督は、打たれ始めたミラバルをイニング途中で下げ、守護神・横山を投入します。
しかし、これは予定外だったことと、また打順が悪く、カブレラの一発で逆転サヨナラ負けを帰す危機を迎えました。
カブレラは押さえても、和田は押さえられず、じりじり追い上げられていきます。
当然、ライトは大盛り上がり。
ヤフスタや大阪ドームの観戦しか経験がない私は、満員のライオンズファンによるチャンスマーチ
(特に炭坑節)に圧倒され、心臓が飛び出るような思いでした。
ただただ、「横山頑張れ~~!」と大声を出すしかありませんでした。
でも、なんとか、なんとかフェルナンデスの打球はセンターフライに終わり、ファイターズは勝つことができました。
試合が終わって、レフトスタンド後方に集合した「勝利の二次会」で
「福岡へ、い・く・ぞ~!!」と雄たけびを上げ続けたときの楽しかったこと!
本当に、来てよかったと思いました。
残念ながらファイターズ次の日の第3試合で力尽き、第2ステージ進出はなりませんでした。
でも、この試合は私にとって「日ハムファンでよかった!」と思える、最高の感動を与えてくれました。
あなたも、この感動を味わってみませんか?
皆で応援すれば、このチームは必ずやってくれます!
今年のファイターズにこうご期待!!
ルパートさんのサイトの「日ハムの魅力を語ろう!」キャンペーンの一環として、
昨シーズン最も印象に残った数試合について回想しています。今日はその第2弾です。
*私の観戦記は応援団やスタンドの様子に集中していますので、詳しい試合経過については
ルパートさんの観戦記をご参照ください。
2004年10月2日 プレーオフ第2戦 西武ドーム
いや、行くつもりはなかったんですよ、ほんまに。
でも、テレビ観戦した第1戦で、惜しくも敗れたファイターズの様子を見ていると、
「日ハムのプレーオフを見られるチャンスはもう二度とないかも…」(←阪神ファン仕込の後ろ向きさ。とほほ)
いてもたってもいられなくなり、即、西武球場に電話しました。
その晩のうちに衝動的に計画を立て、次の日の朝いちの「のぞみ」に飛び乗りました。
幸い、東京駅からの乗り継ぎはスムーズに行き、西武鉄道の特急に乗り込むことができました。
そこで出会った、あるおっちゃんが私に尋ねて曰く「これ、球場までの直通じゃないの?」
それはさておき、終着駅の改札を出ると、開場30分前というのに山のような人だかり。
チケットブースの前にも長蛇の列でした。
西武ドームの外野チケットはライト・レフト共通なので、ファイターズユニの人の後ろにこっそり並びました。
それにしても暑かった!もう秋なのに、日焼けするかと思いました。
なんとかチケットをゲットし、バナーをくぐって憧れの西武ドームに入場しました。
そして外野席入り口から中に入ると・・
思いっきり傾斜していますやん!
写真では分かりにくいかと思いますが、外野席がグラウンドに向かってすり鉢のように急傾斜してます。
しかも、外野席とグラウンドを隔てるのは華奢なフェンスのみ。
人工芝ですから、ツルっと滑ったらフェンス際まで転がっていき
傾斜の次に驚いたのが、西武ドームに流れる「気流」です。
普通の屋外球場にドーム屋根を取り付けた独特の形状なので(空洞のどら焼きみたい)、
吹き抜ける風と、反響する音に、耳が慣れるまで随分とかかりました。
さあ、気を取り直して、観客ウォッチングです。
関西との大きな違いは、旧日ハムのユニ(関西ではユニ着用してる人自体が少ない)や、
BBに加えて、ファイティーの大小のぬいぐるみがたくさん見られたこと、
「Road to Nagoya」「福岡行くぞー!」といったプラカードが多数作成されていたことです。
あと驚いたのは、闘将会の人数の多さです。
普段は関西の試合で札幌闘将会の方を見かけることはないのですが、今日ばかりは当然、全員集合。
札幌闘将会には女性が多く、子供もいて、前の方で交代で指揮を取っていました)
闘将会の皆さんは、外野席の一番後ろに旗などを設置し、円陣を組んだりして待機していました。
この日のハイライト!憧れの大阪闘将会リーダーのお兄さんと目が合った(ような気がした)ことです。
あちらは「やはり来たか…」という感じで笑っていたような(爆。
ところが、試合開始1時間以上前に、テンションがあがりすぎたのか、おなじみの大阪闘将会のお父さんが
早々とネタ披露を始めてしまいました。
「わたしを・福岡へ・つれてって~!」コールの練習です。
しかし、
「まだ早い!」「疲れるからやめろ!」「もっとあたためろ~!」
などなどの厳しいツッコミが入り、不完全燃焼に終わってしまいました(笑。
この間、日ハムは練習していましたが、子供たちがフェンス際まで寄っていって
「江尻投手、明日がんばってね~!」と声援を送り、
外野にいた江尻が笑顔で手を振り答えるシーンもありました。
(私はその時まで、それが江尻と気づきませんでした。ぐすん)
また、試合前、当日先発のミラバル投手がとてもさりげなく
外野レフトの前までランニングしてきて、大声援に応えて小さく手を振り、嬉しそうに走って戻っていきました。
また、ビジターへのファンサービスか、レオがわざわざレフト前までやってきて、
一度バク転してハムファンの拍手喝采を浴びる一シーンもありました。
そうこうしているうちに試合が始まりました。
さすが地元だけあり、この日駆けつけた日ハムファンは、総観客数の半分に近い大入り状態でした。
この外野席、相手の攻撃中はシートの上に普通に座っていると、だんだんずり落ちてきます。
結局方ひざを立ててふんばるという不自然かつお行儀悪いスタイルで観戦していました。
応援中立っているのも結構大変です。何せ飛び上がっても同じ位置に着地しないのです。
応援のクライマックスは、6回の大チャンスに「チャンスde鳴子」の大合奏(合唱)。
感動しました。何せ、大阪Dやヤフスタとは人数が違います。迫力が全然違います。
(チャンスde鳴子については、こちらの記事をご参照ください。
ちなみに上の写真のプラカード「なまら最高!」の「なまら」とは、
主に北海道で用いられている方言で、「すごく」「かなり」といった強調の意味があるそうです。
「なまら最高」=大阪弁で言う「ごっつええ感じ!」でしょうか(笑。
しかし、疲れました。ビッグイニングとなったため、延々と踊るはめになり、
体力のない私などは疲れ果てて少し休憩したほどです。
もちろん、ライトスタンドは超満員です。ブルーの長いハッピにハチマキの応援団が凛々しかったです。
(写真はラッキー7の風船飛ばし)。
ミラバルの好投でリードしていたこの試合ですが、9回にピンチが訪れます。
ヒルマン監督は、打たれ始めたミラバルをイニング途中で下げ、守護神・横山を投入します。
しかし、これは予定外だったことと、また打順が悪く、カブレラの一発で逆転サヨナラ負けを帰す危機を迎えました。
カブレラは押さえても、和田は押さえられず、じりじり追い上げられていきます。
当然、ライトは大盛り上がり。
ヤフスタや大阪ドームの観戦しか経験がない私は、満員のライオンズファンによるチャンスマーチ
(特に炭坑節)に圧倒され、心臓が飛び出るような思いでした。
ただただ、「横山頑張れ~~!」と大声を出すしかありませんでした。
でも、なんとか、なんとかフェルナンデスの打球はセンターフライに終わり、ファイターズは勝つことができました。
試合が終わって、レフトスタンド後方に集合した「勝利の二次会」で
「福岡へ、い・く・ぞ~!!」と雄たけびを上げ続けたときの楽しかったこと!
本当に、来てよかったと思いました。
残念ながらファイターズ次の日の第3試合で力尽き、第2ステージ進出はなりませんでした。
でも、この試合は私にとって「日ハムファンでよかった!」と思える、最高の感動を与えてくれました。
あなたも、この感動を味わってみませんか?
皆で応援すれば、このチームは必ずやってくれます!
今年のファイターズにこうご期待!!
普段東京ドームで観戦するより多くのファンに、これまた驚き。
本当に何処にも無いおわんを乗っけた形の、西武ドーム。夏暑く冬寒い、逆理想をいってます。
現在4月の東京Dでのvs楽天戦の準備に勤しんでおり、西武もとい「請求書(インボイス)ドーム」でしたっけ、に行くのは、いつになりますことやら。
>炭鉱節
私の会社に、若かりし頃は応援団に入っていたほど、熱狂的ライオンズファンの方がいらっしゃいます。
その方には「西武ファン」ではなく「ライオンズファン」と言ってね、と注意されました。
あの炭坑節は、西鉄時代の伝統が引き継がれているため、ファンの方の誇りだそうです。
それが大阪ドームのこぢんまりしたレフトではなく、満員のドームで…本当に、地響きがするようでしたよ。
4月の東京Dの試合は、私も行ければ行こうと思っていますよ!
インボイスドームも、確か新宿から特急で40分くらいですから、デイゲームだったらキツイけど日帰りできます。
関西の試合が激減して、お互い苦労しますね(涙。
4月の東北楽天戦、予定が立てば私も観戦するつもりです。ただインボイスドームには行けるかどうか……
直通の特急があればいいんですけどね。
それにしても、写真に写っていたファイティーのぬいぐるみがほしいです。いい年した男が言うのもなんですが(笑)
何度もTB失礼しました(^^;)
直通特急がないって言っても、普通の特急でも十分早かったと思います。
帰りは鈍行だったものですから。
私は東京なんて仕事で年に一度行くか行かないかなんですが、今となると関西圏以外で日ハム見るのは東京Dが一番近いとは。
あのファイティーのぬいぐるみ、かわいいけど重そうですよ(笑。
実際、地元愛知の豊田市で行われる3/12のオープン戦観に行ってきます!
初ハム観戦!
応援のイメージトレーニング、こちらのブログで練習させていただきますね~。
いらっしゃいませ!
「同盟国」でも何でも、日ハム応援していただける方は大歓迎いたします。
>実際、地元愛知の豊田市で行われる3/12のオープン戦観に行ってきます!
>初ハム観戦!
おお!ハム観戦デビューですか。
ぜひ、応援を楽しんでくださいね。
ちなみに私は、3/10の甲子園のオープン戦を狙っております(笑。
ウチには幸い中と小がおります。中サイズの彼には汚れ対策に普段子供服の一番小さいサイズのを着させています(ファ○リアとかでなく、ほんの100円ショップクラスのです)。
頼みcomに、「再発売」頼み込むのも一考かと。
>ウチには幸い中と小がおります。
いつも「ハム研劇場」に出ているのが「小」君ですよね?
しかしながら100円ショップクラスとはいえ、子供服を着せてもらってるなんて幸せな中ファイティー君です(というか、子供服が入るほど大きいってことですよね!?)
あのでっかいファイティー君、かわいいけど、きっと幼児並みに重いでしょう。持ってた人は大事そうにしていたので、気にならないのでしょうけど(^^;)
あれ持って電車に乗ったら子供料金取られそうです(笑。