♪ 奈良マンドリンギター合奏団 スタッフ・ブログ ♪

  合奏団のスタッフが、奈良マンの素顔、音楽に関係あること無いこと、どーでもいいこと、真面目な話、いろいろ語ります。

練習記録 8/19

2018年08月20日 | 練習記録

盆明け後、一時の猛暑あらしに比べれば、暑さも少し和らぎ、過ごしやすくなったというものの、秋の到来が待ち遠しいですね。

19日の午前中は、秋の定演準備等の幹部会が開かれました。曲目とお楽しみのアンコール曲が決定しました。これで、本格的に、集中して練習に取り組めそうですね。

今回の練習では、細かいところの仕上げというよりも、曲の全体を理解するという点に主眼がおかれ、もっぱら通し稽古でしたね。というのも、団員が常に練習に参加できている状況ではないので、これを考慮。しばらくは、このスタイルになりそうな気配です。

「巫術師」もなんとか通り、三楽章の終わりの2小節は、バッチリ合いました。個人練習の成果と集中力のたまものでしょうか? しかし、途中は脱落・復活・カオスありと、まだまだ課題は満載。指揮者からは、音は間違ってもまずはテンポ,アゴーギクを確実に、そしてアーティキュレーションへの取り組みをとのご指示。メトロノームで特訓せねばと反省しきり・・・

お酒の入った反省会でのトピックスを一つ。前回の定演曲「二つのスウェーデン民謡」の2曲目「古き自由な北の国」が、スウェーデン王国の国歌だったことが判明。というのも、サッカーの試合で勝者チームを称えて演奏された国歌が、聴き覚えのあるメロディーだなぁと気づいたKiri様、さすが。

ネットで調べてみると「弦楽のための2つのスウェーデン民謡(作品27)」は1876年の作曲。ウィキペディアによると、『民族学者で物語作家でもあるリカルド・ディベックによって詞が書かれ、19世紀の中頃にヴェストマンランド地方の民俗曲にのせて作られた。この歌は次第に人々の間に広まり、1880年代から国歌とみなされるようになった』とか。

私たちが演奏したのは、国歌に制定される前にできていた曲だったということですね。遅ればせながらの新発見でした。

さてさて、今回の練習曲は次の通り。

<土谷さん>

●Bozzetti Veneziani ヴェネチア風小詩  E.Giudici

●ネリーアルバム Carlo Munier/中野二郎

<田中さん>

●「Burattini in marcia」Intermezzo caratteristico

   マリオネットの行進 Amedeo Amadei/田中昭彦

●Serenata elegante  Giulio De Micheli/田中昭彦

●Valzer della Sirene  Dino Berruti/田中昭彦

●L'Impresario in angustie(Le Directeur dans I'embarras)

   「みじめな劇場支配人」序曲  Domenico Cimarosa/田中昭彦

<桐山さん>

●「巫術師」 大栗 裕

○アンコール曲  曲名はナイショ、当日発表です。お楽しみに。

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練習記録 8/5

2018年08月06日 | 練習記録

8月5日から第100回全国高等学校野球選手権記念大会が開催されています。

奈良マンでは、季節やイベントにちなんだ作品を、練習演奏することがあります、一回ぽっきりですが。今回は、T爺様による「栄冠は君に輝く」が突然やってきました。皆さんご存知の夏の高校野球の歌です。

不案内なので、この曲についてWikiで少しだけ調べてみました。

1948年の学制改定にともない大会の名称も現在の名称に変更、第30回の節目の回ということで、全国から大会歌として詞を募集し、採用されたのが高橋道子の詞。でも現在の作詞は加賀大介です、えっ? 1968年、加賀大介が真実を語り、実は、婚約者の名前で応募していたことが判明(理由はWikiを)、それ以降、作詞者は加賀大介となったようです。

そして、加賀大介は野球球児、しかし試合中の怪我で骨髄炎となり右足を切断、もちろん野球は断念。この詞には、加賀大介の熱い想いが強く込められているというもの。

そんなエピソードのある作品だったんですね。あらためて認識した次第です。

11月3日の定演に向けて、いよいよアーティキュレーションの完成度を上げる練習が始まりました。

とはいえ、「みじめな劇場支配人」序曲は、前回同様、今回も出だしのテンポでずっこけてしまいました(あちゃぁ!)。アーティキュレーション取り組み以前の課題。まだまだ呼吸が合っておらず、練習量と緊張感が足りない感じ。リトライでは所定のテンポを掴んでいるので、緊張感をもって取り組めば、次回はきっと一発OKになるだろうと、期待しています。

土谷さんは「ヴェネチア風小詩」に注力。Pでアクセントのある音の出し方、音楽を前に進めるところ、強弱のコントラストなど、曲らしくなるように細かく具体的な指示と特訓、少しづつ曲に仕上がっていく感じでした。

桐山さんは、「巫術師」の「Ⅰ.祈」に全力投球。実は、ⅡもⅢも通す予定ではあったものの、通るはずのⅠでつかまってしまったようです m(_ _)m 。残念ながら、指揮者の熱い気持ちと、奏者の気持ちの乖離、温度差が感じられましたね。社会人団体のサガというか、奈良マンペースというか、演奏会間際にならないとなかなか気持ちがついていかないと、分析する先輩も。

中野先生、いい演奏をするためにはプロのオケでも1曲30回、アマオケでも100回の練習を目標としていると聞く、と、かつてNMO機関誌第2号(S15年発行)で述べておられましたが、かく言う中野先生も練習25回で演奏会に臨んだという実態が掲載されていましたが、社会人団体の練習量確保の難しさは必至。ならば、一回一回の練習に、もう少し真剣さと事前の準備(個人練習の充実)が必要と思いますね <(_ _)> 。

皆さん、毎日練習できていますか? 義務でもあり、責任でもあります・・・自戒を込めて

今回は、新しくドラパートに2人の方が入団されました。私たちと一緒に、末永く、マンドリン合奏を楽しんでいただければと思います。

さてさて、今回の練習曲は次の通り(△印の一曲は久しぶりに再登場)

<田中さん>

△栄冠は君に輝く 作詞:加賀大介、作曲:古関裕而/中野二郎

●「Burattini in marcia」Intermezzo caratteristico

  マリオネットの行進 Amedeo Amadei/田中昭彦

●Serenata elegante  Giulio De Micheli/田中昭彦

●Valzer della Sirene  Dino Berruti/田中昭彦

●L'Impresario in angustie(Le Directeur dans I'embarras)

  「みじめな劇場支配人」序曲  Domenico Cimarosa/田中昭彦

<土谷さん>

●Bozzetti Veneziani ヴェネチア風小詩  E.Giudici

  Ⅰ.Sotto el ponte el funeralet(橋の下を死者の舟が行く)

  Ⅱ.Dovete che ciacola in piazzeta(広場の賑わい)

●ネリーアルバム Carlo Munier/中野二郎

  1.Dolce Mestizia(甘き憂愁) OP.285

  2.Fiorellino Gentile(優しき小花) OP.284

   3.Mazuruka Serenata(セレナータ風マヅルカ) OP.188

  4.Valzer Cantabile(歌謡調ワルツ) OP.192

<桐山さん>

●「巫術師」 大栗 裕

  Ⅰ.祈

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