8月5日から第100回全国高等学校野球選手権記念大会が開催されています。
奈良マンでは、季節やイベントにちなんだ作品を、練習演奏することがあります、一回ぽっきりですが。今回は、T爺様による「栄冠は君に輝く」が突然やってきました。皆さんご存知の夏の高校野球の歌です。
不案内なので、この曲についてWikiで少しだけ調べてみました。
1948年の学制改定にともない大会の名称も現在の名称に変更、第30回の節目の回ということで、全国から大会歌として詞を募集し、採用されたのが高橋道子の詞。でも現在の作詞は加賀大介です、えっ? 1968年、加賀大介が真実を語り、実は、婚約者の名前で応募していたことが判明(理由はWikiを)、それ以降、作詞者は加賀大介となったようです。
そして、加賀大介は野球球児、しかし試合中の怪我で骨髄炎となり右足を切断、もちろん野球は断念。この詞には、加賀大介の熱い想いが強く込められているというもの。
そんなエピソードのある作品だったんですね。あらためて認識した次第です。
11月3日の定演に向けて、いよいよアーティキュレーションの完成度を上げる練習が始まりました。
とはいえ、「みじめな劇場支配人」序曲は、前回同様、今回も出だしのテンポでずっこけてしまいました(あちゃぁ!)。アーティキュレーション取り組み以前の課題。まだまだ呼吸が合っておらず、練習量と緊張感が足りない感じ。リトライでは所定のテンポを掴んでいるので、緊張感をもって取り組めば、次回はきっと一発OKになるだろうと、期待しています。
土谷さんは「ヴェネチア風小詩」に注力。Pでアクセントのある音の出し方、音楽を前に進めるところ、強弱のコントラストなど、曲らしくなるように細かく具体的な指示と特訓、少しづつ曲に仕上がっていく感じでした。
桐山さんは、「巫術師」の「Ⅰ.祈」に全力投球。実は、ⅡもⅢも通す予定ではあったものの、通るはずのⅠでつかまってしまったようです m(_ _)m 。残念ながら、指揮者の熱い気持ちと、奏者の気持ちの乖離、温度差が感じられましたね。社会人団体のサガというか、奈良マンペースというか、演奏会間際にならないとなかなか気持ちがついていかないと、分析する先輩も。
中野先生、いい演奏をするためにはプロのオケでも1曲30回、アマオケでも100回の練習を目標としていると聞く、と、かつてNMO機関誌第2号(S15年発行)で述べておられましたが、かく言う中野先生も練習25回で演奏会に臨んだという実態が掲載されていましたが、社会人団体の練習量確保の難しさは必至。ならば、一回一回の練習に、もう少し真剣さと事前の準備(個人練習の充実)が必要と思いますね <(_ _)> 。
皆さん、毎日練習できていますか? 義務でもあり、責任でもあります・・・自戒を込めて
今回は、新しくドラパートに2人の方が入団されました。私たちと一緒に、末永く、マンドリン合奏を楽しんでいただければと思います。
さてさて、今回の練習曲は次の通り(△印の一曲は久しぶりに再登場)
<田中さん>
△栄冠は君に輝く 作詞:加賀大介、作曲:古関裕而/中野二郎
●「Burattini in marcia」Intermezzo caratteristico
マリオネットの行進 Amedeo Amadei/田中昭彦
●Serenata elegante Giulio De Micheli/田中昭彦
●Valzer della Sirene Dino Berruti/田中昭彦
●L'Impresario in angustie(Le Directeur dans I'embarras)
「みじめな劇場支配人」序曲 Domenico Cimarosa/田中昭彦
<土谷さん>
●Bozzetti Veneziani ヴェネチア風小詩 E.Giudici
Ⅰ.Sotto el ponte el funeralet(橋の下を死者の舟が行く)
Ⅱ.Dovete che ciacola in piazzeta(広場の賑わい)
●ネリーアルバム Carlo Munier/中野二郎
1.Dolce Mestizia(甘き憂愁) OP.285
2.Fiorellino Gentile(優しき小花) OP.284
3.Mazuruka Serenata(セレナータ風マヅルカ) OP.188
4.Valzer Cantabile(歌謡調ワルツ) OP.192
<桐山さん>
●「巫術師」 大栗 裕
Ⅰ.祈