本日をもって、奈良大学通信教育部を退学します。
志を達成できないまま挫折です。
貴重な体験を積ませていただきました。大学の皆様には感謝しております。
リタイア後も案外、多忙であること、学ぶことの刺激が今ひとつ乏しかったこと・・・。
挫折の原因はいくつか思い当たりますが、通信教育をやり通すことの難しさを痛感しました。
がんばっている学生の皆さんの【初志貫徹】を祈念しております。
写真は . . . 本文を読む
【06.5.8.mon.雨】「文化財講読Ⅰ」のテキスト『倭人争乱』をようやく読み終わる。国家の成立プロセスという、古代史で飛び切りおいしいテーマであるから、読み物としては面白く読めた。しかしこれが本当に大学教育に用いるべき「教科書」であろうか? 「集英社版・日本の歴史②」ということで連想できるように、どこの書店の棚にも並んでいるような、最近流行の読み物風歴史シリーズの一冊なのである。
これをサブ . . . 本文を読む
【06.4.24.mon.晴】学習を始めようとするが方法が分からない。テキストがあって、科目ごとのガイドブックもあり、学習の要点などが簡単に書いてあって「レポートの設題」となる。なるほど、通信教育というものは、これだけを材料に一人で学習し、レポートをまとめていくらしい。まず「文化財講読Ⅰ」に取り組むこととし、テキストの『倭人争乱』を読み始める。
テキストとはいっても『集英社版・日本の歴史②』であ . . . 本文を読む
【06.4.21.fri.晴】午前八時を回った途端、玄関チャイムが鳴り、宅急便が届いた。最近の宅急便は朝が早く驚かされるが、こうした時間帯は在宅の確実性が高いのだろう。熱心なことであり、受け取る側としても結構なことだ。品物は奈良大学からであり、「配本テキスト在中」という段ボール箱だった。
「履修登録確認票」とともに、テキストとなる教材本が梱包されている。私はこの1年間(3年次)に21科目50単位 . . . 本文を読む
【06.4.7.sat.曇雨晴】入学金と授業料を納めると、すかさず「学生証」が送られて来た。3年次への編入であるからか、有効期間は2年間で、「本学学生であることを証明する」とある。クレジットカードと見間違いしそうなカードで、私の社員証と同じ写真が貼り付けてある。来月失効する社員証の代わりが届いたようなものだ。本当に学生になったのだ、という思いが湧いてくる。
大切なのは「履修登録関係書類」である。 . . . 本文を読む
【06.3.30.thu晴】入学金(20000円)と年間学費(170000円)を振り込む。これをもって、いよいよ「通信教育を受ける」事から逃れられなくなったという気分だ。果たして私は学生となり、カリキュラムを全うすることができるか。この期に及んで、気持ちのどこかになお不安が残っている。そうした感情を誘引するのは、すぐそこに迫っている「未知との遭遇」から来ている。
学生生活は、40年ほども昔のこと . . . 本文を読む
【06.3.27.mon晴】奈良大学から「合格通知書」が郵送されてきた。「あなたは、本学通信教育部への入学選考について選考の結果、下記の通り合格と決定したことを通知します。記・合格学科名称・奈良大学通信教育部文学部文化財歴史学科。合格区分名称・3年次春編入学」とある。よろしいのでしょうか、こんなに簡単に「合格」してしまって。しかし別紙には「入学金・学費を平成18年3月31日(金)までに納入していた . . . 本文を読む
【06.3.22.wed.曇】出願書類を提出したら、編入学選考料の振込用紙が送られてきた。1万5000円で、納入後は理由のいかんを問わず、返還しないとある。24日が納入締切日とあるので、本日、郵便局から振り込む。これをもって私の学生志望は、具体的な出費を伴って進むことになった。
私の出願番号は2006030177とある。3月17日段階で7人目の出願ということなのだろうか。だとすると拍子抜けするほ . . . 本文を読む
【06.3.13.mon.晴】願書受付の締め切りが近づいてきたので、書類を整え郵送した。4月生はこの17日が締め切りである。出身大学に卒業証明を請求してから、ほぼ1カ月ほどもぐずぐずしていたことになる。それは私に、ある大学で教えるという話が持ち込まれたからである。「教える」ことと「学生する」ことが両立できるか、迷っていたのだ。結局、教える方の話が成立せず、晴れて学生となる環境が整ったことで、願書提 . . . 本文を読む
【06.2.4.sat.晴】表題の催しが新宿で開かれたので、妻に付き添われて出かけてきた。財団法人「私立大学通信教育協会」の主催で、結構大勢の人でにぎわっていた。通信教育課程を併設している大学が、これほど多いとは知らなかったし、大学院の通信教育というものがあることも、初めて知った。年配者の参加者が結構多かったのは、私と同じような思惑の人は少なからずいる、ということに違いない。
映画『ミュンヘン』 . . . 本文を読む
【06.1.31.tue.曇】わが出身大学から「卒業証明書」と「成績証明書」が送られて来た。私の請求に対し極めてテキパキと事が運んでいる。こうした証明書が必要になったのは、私としては卒業以来初めてのことだが、考えてみれば大学の事務としては結構数が多いことなのかもしれない。多くの場合、卒業生の就職に関わるケースが多いのだろうから、速やかに証明書を発行することは、卒業生にとっては重要なことだ。大学には . . . 本文を読む
【06.1.29.sun.晴】奈良大学通信教育部に入学を申し込むことの意味を、私はどこまで真剣に考えているのか。「また大学生になる」「通信教育を受ける」「奈良に行く理由が生まれる」といった思いつきに舞い上がっているだけで、「勉学の徒になる」という基本を忘れているのではないだろうか。そんな反省(不安)が襲ってきた。
在宅したまま大学の専門教育を受講できる――という通信教育は、私のように「時間だけは . . . 本文を読む
【06.1.27.fri.晴】「通信」による大学教育とは、どのように行われるものなのか、入学案内を読んでもいまひとつ具体像が浮かばない。しかし案内書に掲げられたキャッチコピー「歴史愛好家はもう卒業。今日からはエキスパートを目指す」は、明らかに私のような「愛好家」をターゲットにしていることは明白である。入学するということは、こうした大学の思惑の中にどっぷりと浸ることを意味しているのだろう。浸ってみよ . . . 本文を読む
【06.1.26.thu.晴】私は「奈良・大和路狂い」を自認する、よくいる「歴史好き」である。若いころから奈良の古社寺を訪ね歩くことが好きだった。だから古代史や万葉集には大いに関心があり、書棚はほとんどがそうしたジャンルの本で埋まっている。しかし生きる方向は違う道を選んだ。経済学を専攻し、民間企業に勤め、定年を迎えようとしている。古代史にはますます強く惹かれていきながら、一度も学問としてのその世界 . . . 本文を読む
【06.1.25.wed.晴】私は今年、還暦を迎えたサラリーマンである。5月には満60歳となり、35年間在職した会社を退職する。その後、職に就く考えはない。すべての時間が自分の自由になるという未体験ゾーンに突入するわけだが、「何もすることのない無気力な高齢者」にだけはなりたくない。ではどうやって生きていくか。その日もそんなことを考えながら帰宅すると、郵便受けに入りきらずに半分飛び出しているメール便 . . . 本文を読む