日々是好日

3月7日(木)東京マラソンの後は、京都観光

今日は京都全日ツアー。ホテルがJR京都駅隣接のホテル・グランビアなので、JRで行くことにした。JR大阪駅。駅のそばには赤い観覧車。


JR京都駅に到着。この駅は梅田スカイビルと同じく、原広司さんが設計した。


ゲストは3月3日に東京マラソンを完走されたジェイミーさんと応援団?の17歳の息子エイダンさんと13歳の娘のアナベルさんだった。エイダンさんはハイスクールに自分で運転して通学、エイダンさんはスクールバスでミドルスクールに通っている。フロリダから来られた。
2020年3月に東京マラソンのために来日したアメリカ人ご夫妻を案内した。パンデミックが始り、東京マラソンの一般参加は中止になった。ご夫妻は悩んだ末、旅行はキャンセルされなかった。東京マラソンの一般参加は抽選になる。当たる確率は低い。どうして、お二人とも当たったのかお聞きした。記憶が曖昧だが、マクドナルドハウスという病気の子供たちを支援する団体に寄付したので、参加できることになったそうだ。寄付金額が1万円や2万円ではなく、かなり高額だったので驚いた記憶がある。今日のゲストも参加するために寄付をしたとおっしゃっていた。ネクスト・ランは11月のニューヨークマラソン!

最初の訪問地は伏見稲荷。千本鳥居は混雑していたが、道が曲がっているのでたまたまこんな写真も撮れた。


アナベルさんが朝食を食べておられなかったので、参道にあるフードコートにお連れしようとした。ところがフードコートにつく前に、食べ物を売る屋台が続いた。いい匂い。アナベルさんは、このトルネード・ポテトが食べてみたくなった。トッピングは砂糖を選ばれた。別のお店でジェイミーさんはいちご飴を試食。食べ歩きって楽しいですよね。


これがフードコート。ここではコーラだけ。


京阪の伏見稲荷駅まで歩き、切符を買ったらちょうど電車が来たので、4人で飛び乗った。そして3駅目の七条駅で下車。ここで恥ずかしい失敗をした。私が切符を無くしてしまった。小さい子供みたい。七条駅の改札は無人だったが、ボタンを押すとマイクで対応してくれる。素早く精算機で乗車賃170円を払うことができて、ホッとした。それにしてもアホすぎる。多分、伏見稲荷駅で切符を取り忘れたのだろう。

三十三間堂のお庭。河津桜が咲いていた。先日、重森先生の研修を受けた場所。昨日、あの時の資料を探したが、見つからなかった。健忘症の域を超えているかも。お庭でざっとお堂の説明をしてから中に入った。若者2人も思ったより熱心にご覧になった。


三十三間堂の向かいにあるバス停で清水寺に行くバスを待った。東京から修学旅行に来た中学生の4〜5人の男子グループもバスを待っていた。ちょっとシャイそうだったが、私のゲストに質問するように促した。1人が「大谷翔平を知っているか」と尋ねた。残念ながらNOだった。去年の春、シカゴとサンノゼから来た高校生の団体の案内をした。大谷翔平について誰も知らないようだった。WBCで侍ジャパンが優勝した直後だったにも関わらず。アメリカで人気のスポーツはアメフトとバスケットボール。野球ファンもいるが、私のガイド経験からはそれほど多くないように思う。日本での報道を見ると、アメリカ人全員が大谷翔平を知っているような錯覚が起こる。政倫審のテレビ中継が中断され、大谷選手の結婚の臨時ニュースが報じられた。不思議の国、日本。

満員のバスに乗り、五条坂まで行った。渋谷の交差点には面白半分に行くが、概して西洋人は他人との距離が近いのを嫌がる。3駅、我慢してくれてありがとう。これも日本体験かな?茶碗坂を登り、清水寺に向かった。三重塔が見えている。


本堂では、弁慶の杖を持ち上げ、音羽の滝の水は飲まずに清水坂まで降りて行った。


お土産ストリートに入ると、ジェイミーさんの目が輝いてきた。


ミズーリにお住まいのご両親に近々会われるので、扇子や徳利のセットやこけしなどを買われた。アナベルさんは友人に小さな扇子を。


『おたべ』も買われたが、ビーガンのジェイミーさんは原材料を気にされていた。乳製品が入っていた。ビーガンは肉だけでなく、乳製品も摂らない。厳格なビーガンだと気づき、ビーガンレストランにお連れすることにした。お助けLINEグループにお願いしてビーガンレストラン、チョイスの電話番号を教えてもらった。電話した。ラストオーダーは3時だった。タクシーで三条の『チョイス』に向かった。


2時を少し過ぎていたが、何組かお客さんがいた。大きなテーブルに案内された。


私はトマトパスタをいただいた。ジェイミーさんとエイデンさんは蕎麦サラダ、アナベルさんはトマトパスタとコーラ。食後にジェイミーさんがカフェラテを美味しそうに召し上がっていた。このお店は、動物由来のものは一切使わずに、代替品で美味しく作ってくれるので安心だ。チーズケーキなどもテイクアウトされていた。喜んでいただけてよかった。


食後はタクシーで金閣寺へ。タクシー予算は4000円。寒くなってきた。ゲストの歩く速度が速くなってきた。もうかなりお疲れだろう。荷物も増えてきた。


最後の目的地、北野天満宮にはタクシーを使った。金閣寺の前のバス停には、観光客が長蛇の列を作っていた。タクシー予算を気にしている場合ではない。橋の向こうに梅が見えている。いつもならこの橋を渡れるのに、今日は立ち入り禁止になっていた。この後、花街、上七軒を歩き、帰路についた。バスと地下鉄に乗り、無事に京都駅に着き、ホテルまでお送りした。行程を全部行くことができた。さすがマラソンランナーの母と10代の子供さんたちだ。


今日のご家族を、9日に奈良、10日に大阪を案内することになっている。ビーガンレストランを探さないと。

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