日々是好日

6月27日(木)オレゴンからお越しの2組のご夫妻と京都観光

今日は5時半に起きて、京都に向かった。早く用意ができたので、出かける前の余裕の1枚。


北大路駅で会ったゲストはオレゴンからきた2組のご夫婦だった。クリステン(妻)、デイビッド(夫)ご夫妻には2歳の娘さん、ペイジー(妻)、イーボン(夫)ご夫妻には7歳と5歳の子供さんがいる。子供さんたちはおばあちゃんが預かってくれている。おかげで、大学時代からの仲良し4人組は、2週間の日本旅行を楽しんでおられる。

バスで金閣寺へ。ゲストさん、ハスの花を発見。ツアーリーダーのクリステンさんは高校の先生。歴史とスペイン語を教えておられる。男性2人はエンジニア。笑顔が素敵なペイジさんはオペレーター。


舎利殿を手に乗せられる場所。デイビッドさんは、1日中、クリステンさんの写真を撮ることに集中されていた。クリステンさんは素敵なポーズをとられる。


お寺から出たところで、豆政さんがテントのお店を出している。試食して気に入られたので、たくさん買っておられた。


タクシーで嵐山に行き、竹林を歩き、天龍寺のお庭に入った。紫陽花以外の花も咲いている。


今日の天龍寺は空いていた。ベンチの争奪戦はなかった。座ってゆっくりお庭を鑑賞していただいた。デイビッドさんが、伽藍の建築に興味を持たれていた。木と木の継ぎ目をじっと眺めて動かない。金閣寺では屋根について尋ねられた。待ってました! 最近作ったばかりの屋根のパワポを見せながら、下手な英語で説明した。初めて声に出す英語は、センテンスを頭の中で組み立てながら言うので、たどたどしくなってしまう。まだまだ修行が足りぬ。

クチナシ、gardeniaはご存知だったが、人間の背より高いクチナシがあったので、驚かれていた。ページさんご夫妻の家には広いお庭があって、紫陽花がたくさん植っているそうだ。羨ましい。


ギボウシ


ハス


八重のハス


天龍寺を出て、川に向かって歩いた。


ユーモラスな羅漢像。「どうして耳が長いの?」と聞かれて「人々の願いを聞くためです」と適当な返事をしてしまった。また、やっちゃいました。


着物フォレストでは、インスタ用の写真を撮っておられた。


ランチはクリステンさんの鶴の一声で、焼き鳥になった。タクシーのドライバーさんが教えてくれた烏丸御池にある『串くら』にお連れした。私は炭火焼き、焼き鳥丼をいただいた。本当に炭で焼いていた。鳥が実に美味しかった。

ようやくゲストさんたちとゆっくりお話ができた。子供さんたちの写真も見せていただいた。クリステンさんは歴史の先生なので、黒船来航のことをご存知だった。しかも年号まで正確に言えた。公立高校で勤務されている。クラスの人数は最大で32人。アメリカの教科書とベトナムの教科書を使って、ベトナム戦争についてどう記述されているか比べる授業をされたそうだ。ディスカッション中心の授業なのだろう。日本では検定教科書を使わなければならないし、大学入試に出ることは細かく教えることが要求される。

皆さん、上手にお箸を使われた。クリステンさんとイーボンさんが左利き。左利きで文字を書くと手が汚れる。クリステンさんは、おばあさんが右利きに直そうとされたが、直らなかったそうだ。ここで、重大なことを知った。ゲストさんは出町柳で6時にラーメン作り体験を予約されていた。祇園には5時半までに着かないとならない。


地下鉄とJRで伏見稲荷に到着。いつもの光景。電車の中で、イーボンさんとお話しした。福島の原発事故が起きた直後に、日本に来て調査を手伝ったそうだ。大学を卒業して、就職するまでの期間だった。2週間、日本に滞在して、筑波から福島に通われたそうだ。


茅の輪をくぐり、千本鳥居をどんどん歩いた。皆さん、若くて体力があるので少々、早歩きをしても大丈夫だった。京都に来る前は、中山道を歩き、妻籠の旅館に宿泊された。


熊鷹社も一応、紹介した。時間が押しているので「やめておく」という返事を期待していたが、元気な4人と一緒に神秘的は熊鷹社まで行った。私もアドレナリンが出ているのか、どこも痛くなく、最後の石段もさっさと上がれた。コダマ池ではこだまが返ってきた。木が生い茂り、祠が見えなくなってきた。熊鷹社の雰囲気、喜んでいただいた。お連れしてよかった。だって千本鳥居まではまるでディズニーランドなので。


タクシー2台で清水寺へ。茶碗坂から清水寺に上がる恐怖の石段も今日は楽々、上がれた。やはりアドレナリンが出ているのだろう。京都市内を一望し、本堂に入った。舞台からは飛び降りず、


音羽の滝まで降りてきた。せっかくここまで来たのだから、ご利益のあるお水を飲みたいのは当然。列が長くなかったのでなんとかなるだろう。デイビッドさんは飲まずに撮影係。3人の順番が来るのを待っている間に、お話しできた。デイビッドさんは卓球が大好きで、毎日昼休みに昼食もそこそこに、卓球に汗を流しているそうだ。「東京でバタフライのラバーを買った、日本製のラバーはいい」とおっしゃっていた。卓球が好きなアメリカ人に初めて会った。私は大学時代、一応卓球部に入っていたので、卓球談義ができた。


お土産通りでは、八ツ橋のお店とお菓子のお店だけに入った。女性陣はもっとショッピングをしたそうだったが、ラーメン作りに遅れるわけにはいかない。八坂の塔で写真撮影。デイビッドさんは、やはり建物の構造をまじまじと眺めておられた。


祇園まで駆け降りて、5時半に京阪、祇園四条駅に到着。ミッション達成! 改札でお別れした。今日も学びの多いツアーだった。歴史と建築をもっと勉強しないといけないと思った。素敵な若夫婦と素敵な時間を過ごさせていただいた。

一目散に帰宅し、久しぶりに500ml のビールを飲んだ。お疲れ様。食後、やはり足が攣ってしまった。もうアドレナリンは出ない。




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