6月15日（木）やっちゃいました！

京阪特急で京都に向かった。

京阪電車の三条駅の近くにあるホテル『ダーワ悠絡ホテル』に迎えに行った。

おしゃれなホテルだ。ホテル内の竹藪。

ゲストはニューヨークから来られた71歳の男性だった。仕事は通信関係のテクニシャン。カバンを持つのが嫌いな方だった。ポケットに全て詰め込み、ホテルで借りた傘だけ持って、出発！

まずは二条城へ。これは東大手門。

「門にはhappy birdがいます。さあ、幸せ鳥を見つけて幸せになりましょう！」赤線で囲んだ部分がhappy birdだが、ゲストは青線で囲んだ部分が鳥に見えるとおっしゃった。ワシかタカに見えないこともない。

唐門では動物探し。豹のような動物を発見した。今まで気づかなかった。

二の丸御殿に入るには靴を脱がなければならない。ゲストは左足を少し引きずっておられた。コロナ中に膝の手術をされたそうだ。膝には人工の膝が入っている。手術のおかげで歩けるようになったそうだ。病名は関節リウマチ。なんだ私と同じではないか。しばらくリウマチトークをした。

二の丸御殿とお庭を見学した後、休憩所でコーヒーを飲みながら雑談した。97歳のお母さんの動画や3人の娘さんの写真を見せてくれた。お母さんは認知症で施設に入っておられる。体はすこぶるお元気で、自分の歯でも何でも食べれる。歩ける。喋れる。素敵な服を着て、赤いネイルをされている。ただ、息子の名前がわからない。週に1回、一緒に教会に行くそうだ。お母さんはプエルトリコの出身。お二人は敬虔なカトリック教徒だった。映画 West Side Storyは旧作もスピルバーグの新作もご覧になったそうだ。新作にもリタモレノが出演されていたとか。私の聞き間違えかな？

二条城でゆっくりし過ぎた。次の目的地は京都御苑（京都御所のお庭）にある捨翠亭（しゅうすいてい）。九条家の別邸として200年前に建てられた公家屋敷。中に入ると日本人の母子が英語で話しかけてきた。とても元気で物おじしないお母さんで、ゲストも喜んで親子との会話を楽しまれた。事件はこの後に起こった。

今日はこの写真のリュックサックを背負い、トートバッグを持っていた。ところが、リュックサックがない😫　地下鉄で北大路へ。それからバスで金閣寺に向かった。なんと、バスの中でリュックサックがないことに気がついた。遅すぎるやろ〜。慌てて、捨翠亭に電話した。預かってくれていることがわかった。よかった〜。

金閣寺に到着。ところが財布はリュックサックの中。ゲストに拝観料を立て替えていただいた。情けない😰

実はゲストも少々、おっちょこちょいで、地下鉄バスの一日乗車券や二条城の拝観券がなかなか見つからなくて苦労した。全てのポケットに日本円や米ドル、乗車券、パンフレットなどを無造作に突っ込んでおられた。この頃になると、同じ病気を持つ友達のようになっていた。年齢も近い。金閣寺の龍門ノ滝では、一緒に🎵Puff the magic dragon🎵と歌った。

金閣寺からはタクシーに乗ることにした。ゲストがタクシー代を出してくれるという。5000円くれた。これを使って、一緒にホテルに行き、それからリュックサックを取りに行ったらどう？と言われた。なんと優しい。実際には先に京都御苑に行き、リュックサックを取ってからホテルに行った。タクシー代は3800円だった。お釣りはお返しした。

タクシーの中で、サイン帳を書いていただいた。Angeloという名前はお祖母さんのAngelaにちなんだそうだ。Angelaは女性の名前、Angeloは男性の名前になるそうだ。楽しい時間をありがとう！