バツイチ日記

離婚、失業、子育て…心の整理のため、赤裸々につづっています。(広告は、gooブログの標準仕様です。)

DVD「太白山脈」

2011年03月25日 | 映画&ドラマ
【日本から解放された直後の1948年頃の韓国。
共産主義を唱える左翼は貧しい小作などの人民を味方につけるが、
軍や政府・地主などの権利者によって迫害を受け、戦いは過熱する…】

親兄弟が投獄される中、家族との暮らしを捨てて活動を続ける赤軍たち。
左翼の兄サンジン(キム・ミョンゴン)の
弟サング(キム・ガプス)は警察官だったり…
そのサングは、左翼のカン・ドンシク(パク・ヨンジン)の
その妻(パン・ウンジン)に目をつけたり…
巫女ソファ(オ・ジョンヘ)の元へ逃げ込んだハソプ(シン・ヒョンジュン)…
そんな中、中学教師キム・ボム(アン・ソンギ)は、中立の立場をくずさない。


社会の勉強が何より苦手だった私。。
なので、この映画は小難しくて、なかなか理解が進まなかったです。。
とりあえず、太白山脈や舞台となったヨスやポソンを地図で見てみました。
けっこうスケールの大きなお話~~
時間も3時間近くもあり、見ごたえがあるというより…疲れました。。
1994年作品で、アン・ソンギは若いけど…
シン・ヒョンジュンは…そんなに変わってない気がしました~(^_^;)
私が好きなイム・グォンテク巨匠の作品ですが、、、
セットの撮影や効果音は、時代の古さを感じました。
「スイカは割ってみないとアカがどうか分からない」って言う台詞や
巫女のお祓い、農地改革など、時代と文化の流れは興味深かったし、
男中心の社会活動で受けた女性たちの痛みや混乱も描かれていました。
テレビや通信機器もない中での人と人の関係が大切だったはず…
なのに、近隣同士の信頼関係が崩れる中で信念の強さが試されて…
人の欲、業の深いこと。。
結局は、そんなことで考えされられました。
本当に誰かの為を思って政治を行うならいいことだけどね。。
やっぱり、私には難しすぎだわ…(^_^;)
それと、愛というより強姦…人の弱みにつけこんで…
この時代、女に対しての扱いがあまりにもひどすぎ~~
この映画は、韓国の歴史もよくわかり、少し社会勉強になった気がします。
キム・ボム「日和見主義者だな!」って言われてました~
いろいろな主義や考えの中で日和見主義って笑えます。
・・・あ、いや、いろいろ考えさせられました。。(^^ゞ


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