なおのきまま物語 ~Tewksbury編~

Tewksburyでの生活を綴ってみます。きままに・・・。

『チャーリーとチョコレート工場』を観た。

2005-09-01 23:45:00 | レ☆ヴュー
ジョニー・デップ好きのなおとしては、なんとしても観なきゃいけない作品『チャーリーとチョコレート工場』。
日本ではまだ公開されていないようだけど、こっちでは来週にでも終わりそうな雰囲気ので(;;)、観に行ってきた。

この国に来て、ご近所で映画を観るのは今回が初めて。
昔、ワシントンかどこかで『バットマン(アニメ版)』を観たけど、館内の様子とかはあんまり覚えてないのよねぇ。
あ、あとボストン郊外で『マスク』も観たなぁ。でも館内の記憶はやっぱりない。
っという事は日本と同じような作りなんだ、
っと思いきや、、、今日行った映画館すごいっ!!!!(早く映画の話をしろよって?まぁ、あせらないで。笑)

びっくりしたよー。
田舎だと思ってばかにしてたら(決して誰もばかにしてない)大間違いだよー。
やっぱりスケールがちがうね。
スクリーンが壁一面!!!
まぁ、日本もそんな作りだけど、壁の大きさがハンパない。
六本木のバージンの一番大きいホールと幅は同じ位だけど高さがあるのね。
何階分かな?三階分位ありそう。で、淵とか余白は一切ない。もうめいっぱいスクリーン!!
あまりの大きさに唖然とした。客席は500だからそんなに沢山じゃないけど、かなりゆとりがあって、
段々畑みたいに1列づつ高さがあがっていくから、観やすくてグー。
でもそんな素敵な会場に、観客はたったの7組・・・。
一番遅い回だったから・・・・かな?(笑)
とにかく貸切気分でよかった。

ここまでは会場のお話。(長い?ごめんあそばせ。)
これからは『チャーリー~』のお話。
自分がネタバレの感想とかは読みたくない性格だから、そーゆーふうには書かないのでご安心を(誰に話しとん?)

まずねぇ、音楽。
気に入った!めずらしくサントラを買いたくなった。けど、会場に売ってなかった(泣)。パンフレットすら・・・。
こんどCDショップで探そうっと。
結構耳に残るメロディで、歌詞も分かりやすいから楽しい。
一緒に踊りたい!って感じ。

で、映像は、結構良くできてる、かな。
なんか、微妙につじつまの合わないところもあったけど、でも、ファンタジーだからいいのか?
個人的にはCGの多様があまり好きじゃないけど、許せる範囲。
ウンバルンバ族は1人の俳優さんが全役演じてると聞いてたから、すごい注目して見てたけど、
ダンスのシーンとかはもっと何通りか撮って、端っこで間違えてる子がいたりとか小さく遊んでも良かった気がする。
逆に、気持ち悪いくらいにそろってる所がいい所なのかもしれないけど・・・。好みかな。
ずっと観てるとウンバルンバが荒井注にみえてくる・・・。
けっこうかわいい。

そういえば、カメラワークが良かった!
オープニングの工場のシーンとか、船に乗ってるシーンとか、3Dじゃないのに3Dで観ている気分になる位。
3Dといえば(話がとびます。でもすぐ戻ります。)、会場が3Dシアターで、予告が全部3Dだった。
ディズニーランドとかでつける"魔法のめがね"をかけて予告(本編は2D)を見たんだけど、
すごい楽しかった。あんなに楽しい予告は初めて。
本編が3Dの作品も結構あるみたい。今度観てみよう。

で、話は戻って、やっぱりジョニー・デップについて?
ううううう~~~ん。
大好きだけど、今回はどうかなぁ?
作品には関係ないけど、目元のシワが超~気になった(笑)
やっぱりもう40だからかな?お肌が・・・。なんか切ない。
あの雰囲気でいくなら『シザーハンズ』とか『パイレーツ~』のが好きだなぁ。
もっと俺様的部分と気弱な所のGAPがあるほうが面白いと思う。
あと髪型が変。
字幕がないからところどころに出てくる言い回しの面白さが理解しきれなくて残念。
これはジョニーのせいではない。(当たり前だ。)

子役。
『ネバーランド』の時はただのキモイ子供と思っていたピーター役の子。今回は。。。少しだけかわいかった。
でも『シックスセンス』の子役とかぶってる感じがしてやっぱりあんまり好きじゃない。
彼がというより、あの系統の子役が嫌いなんだな、きっと。
ただでさえ暗そうなのに、暗い役とか貧乏の役とか弱ってる役とかやらないでほしい。リアルで怖い・・・。
まぁ、いいや。あとの子役は・・・弱合成なのかな?
肌の色がやけに綺麗で(特にドイツ人)、気持ち悪かった。
子役に酷評?(笑)。

オリジナルの本に載ってない、ウォンカの過去のエピソードとかは面白かった。さすがティムバートン。
あの話を映像化できるのもティムバートン位じゃないかな。なかなか難しいと思う。
日本人には出来ない仕事だった。

作品は『シュレック』並にシュールだった。
なにがどうって話じゃないけど、観終わってから「楽しかったねぇ」って言える作品だと、思う。
くだらないからアメリカ人向きかな。

日本で公開に当たって、やけに胸の大きい芸能人とかが「すばらしい映像でした。感動しました」
っとかってコメントしている様が目に浮かぶ感じだった。

なにはともあれ、ジョニー・デップ。次はナルニア物語?。
ファンタジーもいいけど『妹の恋人』とか『ギルバート・グレイプ』とか『ショコラ』みたいな映画を
またとって欲しいなぁ・・・、と願いながら、なが~い、なが~い、今日のブログを終えたいと思います。