静岡百山:中ノ尾根山
登った山: 合地山p1(2120m)合地山p2・3・4(2104.9m) 諸ノ沢山(1750.4m)
平成30年4月29日(日) 天候:晴 メンバー:単独 所要時間:10時間13分 距離:GPSにて計測=12.7km 高度の上昇/下降1481m
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①合地山p1テント場05:03---②合地山p2(05:24)---③合地山p3(05:41)---④合地山p4(06:01)---⑤1825m変針点外す06:22
---⑥1782m高点---⑦1548m高点---⑧1541m高点---⑨諸ノ沢山09:31---④合地山p4(13:44)---①合地山p1テント場15:16
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合地山p1から諸ノ沢山往復ログ
03:41起床、樹間越しではあるが月明かりが出ている。
NHKの天気予報では天気が安定しているとのこと。石川さゆりの「天城越え」が流れてきた。
で、ノーベル平和賞の英ブックメーカー(賭け屋)の予想で、27日に首脳会談を行った北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長と韓国の文在寅大統領が
28日昼(日本時間同日夜)時点で1番人気となっていると流れてきた。
ふざけるなと思った。
何故ならばロケットマンは拉致被害や実の兄暗殺、側近の粛清、恐怖政治による民達を苦しめているではないか、怒り心頭である。
すっかり目が覚めてしまったがコーヒーを飲み諸ノ沢山へ向けて準備を始める。
東側の空が白みかけてきて出発する。05:03
元気が出る富士山
②合地山p2で息が整い始めて快調にく。
振り向いて中ノ尾根山を望む。 🗻中ノ尾根山 🗻ドーム
ポコッと出た角はドームでしょう。
③合地山p3山頂は一番狭いですが石楠花が群生しています。
このp3からp4へのコルへ下る地点は崖っぽくマーキングテープがないと怯んでしまうかも。
枝を掴みながら下降し、三角点が設置された④p4へやってきましてタッチ
さ~この先からが難所なんですが
地理院地図の電子国土webで拡大した地形図に変針点を記してきましたので、コンパスを当て高度計を読み取っていきます。
その変針点へ行くと先人が記した赤布が枝に括られ垂れ下がっていました。
よくよく見ると古いテープやナイロン紐が括られています。
心象に余裕がでてきまして南側に見えている山を山座同定してみました。
左側から前黒法師岳、中央の大きな山容が不動岳、奥は丸盆岳で右側の山は前黒法師山でしょう。
ここは⑤の尾根を少し行きすぎて、変だなと思い引き返した地点にあった赤布です。
振り返って合地山が高みに見えだしてきました。
⑥~⑦~⑧~諸ノ沢山手前までの尾根筋は地形図で読み解くことができない細尾根の連続で、等高線に出ない10m未満の
アップダウンが多く両側が断崖ときています。
緊張し慎重にてい行きます。
さらにここでは緊張しました。
大木が細尾根を塞いでいるのにはたまげましたが、右側(断崖絶壁)のホールドがしっかりしているので慎重に回り込みました。
で、帰りはどうしたかというとよくよく観察してみると進行方向右側に薄いトラバース道が付いていたのでした。
左側に光岳や信濃俣が、右側には不動岳を見ながら下降していきます。
目の前に見えている山、とても大きく見えビビりましたがコンパスを当てるとピシャリと「諸ノ沢山」でした。
下りのギアーから上りのギアーにチェンジすると足がピクピクしだしてきているんです。 ヤバーい
痩せ尾根の連続です。
岩稜帯も沢山ありますが最後の急登を登りきり
諸ノ沢山到着です。(地形図には諸沢山と記されていますが地元の人は「ノ」を入れて呼んでいるそうですので、あえて「ノ」をいれてます)
三角点の点名は「諸ノ沢山」です。
孤高なる山「諸ノ沢山」に立ち充実感が溢れてくる。やったー!
不動岳や黒法師岳、お立ち台、千頭山、三方嶺からまじまじと眺めていた山「諸ノ沢山」の三角点にタッチ
昔は、寸又峡から諸ノ沢山下まで林道が付いていたので長い~林道を辿れば山頂に立つことができましたが、いまはその林道が
ズタズタに崩壊して辿り着くことはできないんです。
南アルプス深南部でも一番深い位置にある山ではないでしょうか。
その山頂に設置されている二等三角点 点名:諸ノ沢山 1750.4m
15分ほどの滞在で。合地山へと引き返していきます
光岳側に滝発見・・・滝音を感じ注視したんです。
じ~っとこちらを見つめるカモシカ、
最低コルから見あげた合地山・・・見て怯えています。
ガメラに遭遇
奥に光岩が見えています。
手前は百俣沢ノ頭でしょうか?
往きは素通りでしたが文字が消えてしまった案内標識発見!
大分登ってきたので合地山が低く見えはじめ
難なく合地山p4到着、山頂三角点傍には御料局の三角点も残っていました。
このコースでの難所はp3の崖っぽい降下地点かも
p1に帰ってきましたが富士山がまだ見えていましたよ
この時点でテントをたたむ気も無くノンビリと過ごすこととし
水が心配となり(来るときに合地山p1上りコルにて2㍑デポ)残雪を溶かし
コーヒーと天ぷら🍜蕎麦の水に使用し、残雪ウイスキーでほろ酔いとなり18時にはシュラフに潜り込んで2日目を終えます。
3日目に続く
ガメラはピンとこなかったです。
はっきり言ってガメラがわかりません。あしからず・・
富士山がキレイでしたね。
残雪ウイスキーには関心ありありです。
美味しいでしょうね~
飲んでみたいです☆
倒木から這い出すガメラを見て、その時は笑ってしまったんです。(緊張からふ~っと解かれた感)
で、こんな感じで見えた(最後尾に付け足しました)んです。今、ガメラの映像検索したら確かに?マークでしたが。😊
深山で飲む残雪ウイスキーはとても美味く緊張感から解かれる瞬間でもあります。