伊豆(南豆のやま)

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地図読み(628m~499m)

2015年10月17日 18時33分02秒 | 地図読み

平成27年10月17日(土)  天気:雨のち曇り  所要時間:2:15距離:GPS巨にて計測≒km  

【同行者】 単独北側

【登った山」  628m高点 499m高点(稲取ゴルフ場上)  

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高圧線下+道路14:24---499m高点14:46---コル14:56---C尾根への分岐点15:16---北側E尾根15:26

---黒南東より628m高点登り15:30---628m高点15:42---628m高点出発15:49---C尾根への分岐点

---C尾根の確認---C尾根への分岐点へ戻る16:16---499m高点付近へ16:31---出発点へ16:39

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㋑は628m高点から三筋山を山座同定

㋐浅間山山座同定

 ㋒うすはたの滝

白線は尾根をなぞったものです。

出発点には高圧線が架かっているので位置確認ができる。

地形図の高圧線下とこれから進む499m高点にシルバーコンパスの左辺を合わせる。

合わせたら①の地形図の磁北線とコンパスの回転盤磁北線を回転させ①と②が平行になるようにする。

①②が平行になったらコンパスを水平に持ち回転盤矢印とコンパスの磁針とが合うように体を回転させる(動かす)

コンパスの先端にある大矢印方向が進むべき方向(499m高点方向)

大矢印が示す方向に進んでいきます。

こんな感じの雑木が生い茂る斜面を上がって行きます。

斜面を進んでいくと尾根らしいうすい尾根へ乗りまして

499m高点へ到着しました。

A側の尾根をコンパスで確認しまして

次に進んでいく方向にコンパスを当てます。この場合499m高点と進むべき方向にあるコル(この地点から西へ変針)にコンパスの左辺を当て

①②を平行に合わせましょう。

地形図からコンパスを離し回転盤矢印と磁針が合うように体を回転させます。

合ったその時のコンパスの大矢印方向が進むべき方向になります。

コンパスが示す方向に進んでいきますとのコル(鞍部)地点にやってまいりました。

尾根筋はこのコルから西側へ変針していきますので、再度コンパスの左辺を次の変針点へ合わせ

地形図の磁北線とコンパスの磁北線を合わせまして、先ほど行ったように地形図からコンパスを離し回転盤矢印と磁針が合うように体を回転させます。

コンパスの大矢印が進む方向を示します。

途中見通しのきく場所で、山座同定してみまして

やり方は現在地と天城ハイランド方向にある立石847.3mの三等三角点の2点をコンパスの左辺に合わせまして、後は先ほどと同じように

磁北線を合わせます。ぴったりとコンパスが示す方向に立石が見えています。

コンパスも大事ですが、この薄いトレース分かるでしょうか。

このように薄いトレースが分かることも大事です。

先ほどのコルから西へ進んでいきますと、結構急な登りに指しかかりますが、この地点は④⑨⑪で登りでは問題ありませんが

628m高点から下ってきます時にはC尾根へ間違いなく吸い込まれていきます。方向へです。何故かといいますと付近は木が生茂って

いるし、ガクンと尾根が下がっているので進むべき尾根が見えないのです。C尾根ははっきりと見えているし、間違いなく吸い込まれて行くでしょう。

注意していないと何度も引き込まれてしまいますから御用心!

このような痩せ尾根は楽ちんです。

E側の尾根を確認し

628m高点へ到着(高点には628mの目印になるようなものは設置されていない)

ここで再度三筋山と628m高点を合わせ山座同定してみます。

つまり三筋山と628m高点を合わせ

磁北線を合わせ

体を回転させ回転盤の磁北線と磁針が合った時のコンパスの大矢印方向が三筋山となります。(山座同定)

うんでもって628m高点から出発点へと戻りましょう。

登りは高みへ高みへ登って行くだけなので楽なのですが、下りは尾根から支尾根が発生していくので要注意です。

登って来た時の風景を見て下って行くのですが逆側から見る風景はまるっきり違う感じがしまして?

この場合も薄いトレースが見られます。

注意しなくてはならないのは里山は獣道やトレースが錯綜していることが多いので要注意です。

問題地点の④⑨⑪地点ではやはりへ吸い込まれてしまいましたよ。

訓練にはとても良いフィールドでしょうね。

注意していてもついつい入り込んでしまう迷い地点です。

無事到着

お~結構色付きはじめているじゃん!

地図読みができるようになると山歩きの面白さが広がって行きますよ。

先ずは机上で尾根、沢の見方を習得し何回も何回も実践することです。

そうここで重要なことは体力も無ければなりません。何故ならば道迷いした時にリカバリしなくてはいけないからです。

ま~伊豆なら西か東へ半日ほど歩けば道か町へ到達しましょうが広い南アルプスではそんな訳にはいきませんから訓練訓練でしょう。

道迷いすると、頭が真っ白になりますが真っ白になった回数が多ければ多いいほど???上達していきます。

伊豆のフィールドは尾根や沢が薄っすらとしていて分かりにくいですが、このフィールドで鍛え上げると南アルプスのハッキリとした尾根歩きに

威力を発揮できます。 

さ~みなさんいてみましょう。

 

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2 コメント

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地図読み (inada)
2015-10-18 16:01:32
M木学級の地図読み講座を3~4年前に受講して以来、今回で2回目になります。
「うすいトレース」と、単なる磁北と地図だけの”変則地図読み”の私としては、ご指摘のように、この界隈でのご講義通りの実践が何よりの訓練と思います。
⑨⑩⑪はさすがに何回も経験しましたので、今は頭に入ってしまっています。次回の実践は、628m高点からウスバタの滝と考えています。
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里山歩きの季節到来 (M)
2015-10-19 00:17:48
628m高点からは
http://blog.goo.ne.jp/nanzunoyama/e/e8e20edfed1f62e2ffd1b8ce5f88e297
462m高点へ続く主尾根の⑧付近で左側(北側)へ変針していきます。
⑨で北西へ変針し⑩→⑪へ、後は薄いトレースを①へ下ります。
⑨から⑩への変針が要注意ですね。⑨⑩の左側沢方向さえ下らなければ大丈夫でしょう。
果敢に歩きまわっていますね。
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