賀茂の百山 十郎左ェ門 三方平
登った山:十郎左ェ門(953.6m ) 三方平(992m) 長九郎山(995.8m)
2019年12月8日(日) 天候:☀/午後から雲多し メンバー:単独 所要時間:6時間20分 距離8.7km アップ1099m ダウン1144m
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①甚七林道入口から09:07---②屋敷洞歩道入口09:29---3沢横断09:53---④尾根(割り堀)09:57---⑤三叉路分岐(登ってきた尾根、
東側尾根、諸坪峠・猿山)10:40---⑥十郎左ェ門11:27---⑦三方平12:22---⑧ベンチ・案内標柱(池代側)12:34---⑨北へ(お地蔵さま)
12:41---⑩長九郎山12:45---⑦三方平13:27---⑪炭分岐13:25---⑫炭集積広場13:33---⑬コル分岐13:35---⑭北北東分岐14:02
⑮甚七林道へ下る15:11---①出発点へ15:28
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ヤマップから当日の軌跡アップ
甚七林道は50mほど進むとご覧のように沢筋から流れ落ちた土砂で車は通行不可です。
所々に崩落、倒木が道を塞いでいます。
忘れ去られたワサビ沢
本日も屋敷洞歩道入口から入山
今回は左側の手前から沢筋に進んで行きます。そうすると一番最初の②沢筋横断地点でした。
③沢を横切り④地点の尾根筋を探索しますがここから先は下れそうにありません。下るとすれば下側をトラバース
することは可かもしれない。
④~⑤の尾根筋を辿ってみましたが2、3箇所細尾根大岩・岩場があり緊張しながら登り上がって行きます。
尾根筋登り上がりピークから少し下り⑤三叉路分岐(登ってきた尾根、東側尾根、諸坪峠・猿山)へ
十郎の初登頂は東側尾根から十郎手前テラスの①岸壁っぽいところをよじ登ったんです。
岸壁をよじ登らない場合はこの大岩(赤ペン印しあり)から②の尾根筋を登ったら難なく十郎の山頂だったような
気がしたんですが痩せ尾根で石柱があるなと登り上がったら折れた木が石柱に見えていたようで?よく分かりません。
1/25000地形図から読み解くと簡単に登れそうな尾根筋ですが①②③ 岸壁があったり等でそう簡単には登れないんです。
青線が唯一登れるルートでしょう。
こんな感じのスラブが現われ、更にもっとデカいスラブが登れまいと威圧的光景でした。
で、やっとの事で十郎テラスへ到着すると富士山山頂に雲がかかっていて30分ほど待ちましたが
雲とれませんでした。
身体も冷えだし
しかし南アルプス主峰も勢揃いして
とれそうでとれない。
諦め三方平から長九郎山へ進み
長九郎山の展望台でおにぎりを立ち食いしています。
左側に湾が見えているのは下田湾です。
パノラマで撮ってみました。 富士山 十郎左ェ門
伊豆の深山に聳え立つ怪峰「十郎左ェ門」、奥は天城山系
長九郎の展望台かなり腐食していまして、ソロリソロリ歩いていました。(^_^)
2名の女性登山客が登って来ていました。
長九郎山から東側にコンパスを当て下り
山神様の祠へ下り三方平目指して登っていきます。
で、こんなものが目に飛び込んできましてパチリと写真撮影
大鷲が獲物(石です)を足でくわえる様と直感的に思ったんですよ。
⑦三方平を過ぎ⑪炭集積分岐から多分そうであろう⑫炭集積跡に進み⑬コル分岐を下らず東側尾根筋へ
そこから撮った下田湾です。
やはり東尾根途中から北北西に見えている十郎左ェ門を望む。
東尾根の様子
以前は下草がいっぱいあり注意していないと見えない北北東尾根分岐でしたが鹿のせいでしょうか?
現在はとても見通しが良いです。
久し振りにこの尾根を下ってみたのですが、かなり痩せ尾根ありで緊張しながら下りました。
大岩があるような場所は忠実に尾根を辿ることができず、斜面をトラバースしていきます。
この痩せ尾根は滑りやすいので気を引き締めて下っています。
ここも尾根筋を下れず左側をトラバース
なんとか下って甚七林道へ出ましたが久し振りに緊張の連続で
尾根を切り通し他地点に下ることができました。
右へ間違うとこの数十メートルの断崖なので十郎周辺は、面白いですが危険な箇所がいっぱいです。
間伐が始まれば林道整備されるのでしょうが当分このままかな。
この地点もよく分かりませんが数年前に重機が入りっていましたが何をしたんでしょうかね?
なんて思いながら無事車へ戻り「踊り子温泉会館」で塩吹いた身体を洗い十郎の山旅を終了しました。
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