前編で明らかになった問題点の克服をするための工夫その1、鍋肌の焦げを回避
フーボーは1段のみ使用し、かつ狭いサイズにして銅メッシュとの隙間を減らす小細工

五徳を使用しないで銅メッシュをアルコールストーブに直置きし火力をセーブする


炎の範囲が狭くなっている


燃焼時の動画
燃料30mlで6分ほど、クッカーを置けばもう少し伸びるので炊飯にはちょうど良い時間だと思う


工夫その2
蓋の形状が吹きこぼれしやすく水が不足しやすいので
水を330mlのラインではなく330の刻印の上のラインで調整


銅メッシュの色がどんどん成長している


現代日本における飯盒炊爨の思想とは絶望的に解離しているとまで称されたスタイル
自動炊飯はどんな自由な発想で作ってもいいんだ


火力はセーブされてるけど吹きこぼれ


燃焼完了して蒸らし前ののぞき見
水分調整がうまいこといった証明のツヤツヤ感
約束された勝利の白米の予感しかしない


米を蒸らすためにあるNPカバー


蒸らし完了
これが全て遠き理想郷か

焦げの状態、若干
これは成功と言っても良いのではなかろうか


少々のお焦げ


カレーにして食べる


というわけでエバニューチタン570カップによる自動炊飯、成功の鍵は「直火に当てない工夫」と「水は少し多め」の2点という結論でした。
安価に作れる銅メッシュパッドですがデザインを四角よりも円形に近づければより収納面とフーボーとの密着でメリット増になるとぼんやり考えている
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