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サイト制作日誌
歴史系サイト「南風博物館」の制作に関する感想、途中経過、その他の情報を日誌形式で掲載します。
 



どうも、「南風博物館」館長の南風です。

このブログのこの部分は、現在トイレで書いております。いや本当なんですよ。
自宅に敷設してある無線LANのおかげなんですけどね。自宅が狭いので、なんとトイレの中でも
インターネットができるのです。特にそうしなければならない理由など何もないのですが、
たとえトイレであってもインターネットができるという、時代の先進性に感心したわけです。

写真は、わたしが使っている無線LANのアクセスポイントです。後ろにあるのが、ブロードバンドの
ルータです。プロバイダにADSLを申し込んでありますので、このルータはプロバイダから借りた
ものですが、アクセスポイントは自費で購入したものです。今年の5月に秋葉原で買いました。

最初、わたしはこの機械に添付されていた文書どおりに接続しようとしたところ、どうしても途中で
インストールが終わってしまいます。そこでそうした経験のある弟に相談したのですが、あっさりと
接続させてしまいました。どうも添付されていたソフトを使うとうまく行かないのだそうで、
メーカーのサイトにアクセスし、アクセスポイントに割り当てられたIPアドレスから操作して、
ようやく接続させることができました。その際、新たに接続用のソフトを導入するのではなく、
パソコンを買ったときにプリインストールされていた「Intel PROSet Wireless」というソフトを
そのまま使うことができました。このソフトはどうやらすごく優れているものらしく、現在用いられている
IEEE802.11のA、B、Gという3つの方式のうち、どの方式も使うことができるもののようです。
AとBだけ、BとGだけというソフトはよくあるんだそうですが…わたしの目に狂いはありませんでした。

でも果たして、この電波はどこまで飛んでいるのでしょうか。セキュリティにも関わる問題です。
もしかしたら、アパートの隣の部屋でも、わたしの無線LANアクセスポイントを使ってネットを
使うことができるのかもしれません。今はもう誰も入居していませんから安心なんですけどね。
それでも、わたしは一応、SSIDというID番号と、WEPという暗号を使ってセキュリティを
保っています。SSIDは26桁の固有の番号、そしてWEPはアクセスポイントに接続するための
暗号です。この暗号は桁数が多いほど強度が増すそうですが、わたしは13桁を使っています。
この桁数がどれほどの強度を持っているのか、わたしはネットワークのことはよくわかりませんが、
今までに誰にも突破されたことがありませんので、SSIDと併用で使うことには大きな意味がある
ようです。そうなると、街中のネットカフェなどでSSIDを「Any」にして使うことに対しては、
ちょっと不安になってしまいます。自分のパソコンの情報を、垂れ流しにしているんですからね。

速度に関しては、それほど不満はありませんね。光にする必要は今のところ感じられません。
ストリーミングで映画を観るときなどは、ときどき止まるのでちょっと不便だったりしますが。
普段のネットサーフィンをする分には、ADSLでも速度は充分確保されていると思います。



【本日の一曲】
「Devil In Disguise」 by Yngwie Malmsteen

スウェーデン出身の「ギターの王者」、イングヴェイ・マルムスティーンがソロ・プロジェクトとして
リリースした6枚目のアルバム「Eclipse」(1990年)に収録されていた、彼の作曲センスとネオ・
クラシカルのエッセンスが詰まった佳曲です。静かなアコースティック・ギターのの音色から入る
イントロ部分は、ブルースのようでもあり教会音楽のようでもあり、何か物悲しげな雰囲気を
湛えています。この曲ではイングヴェイお得意の速弾きはそれほどみられず、むしろヴォーカルの
ヨラン・エドマンの歌声が前面に押しされています。それにしてもこの曲のメロディラインは、なんと
日本人の美意識と琴線に触れる出来なのでしょうか。クラシックのメロディに強い影響を受けたと
いうだけあって、バロック時代の教会音楽をも想起させるような美しい旋律が全編にわたって
固定したメロディを維持しながら続いていきます。座りながらじっくり聴きたい曲のひとつです。

スウェーデン人ギタリスト、イングヴェイ・マルムスティーンは、今や伝説となった存在であり、
彼の影響を受けたアーティストは数知れないほどです。彼がいなければ、スウェーデンや
フィンランド、デンマークなどで盛り上がっているメロディック・ヘヴィ・メタルの流れも、スペイン、
フランス、イタリアで一大勢力になったネオ・クラシカル・メタルの系譜も、何もなかったことに
なるほどの存在ともいえます。ところが彼自身のバンドは固定したメンバーを持っておらず、
アルバムのリリースごとにメンバーのほとんどを入れ替えてレコーディングしているのだそうです。
この6作目「Eclipse」は現在復刻版も出されていますので、店頭で購入することができるように
なりました。いま、わたしの手元にあるのは、1990年にリリースされたオリジナル版です。

個人的なことを書かせてもらえば、わたしにとってこのアルバムは思い出の一枚なのです。
高校生だったわたしが手に入れた2枚目のCDであり、そして初めて「自費で」買ったCDなのです。
わたしの音楽的な来歴や好きなジャンルは、すべてこの一枚から始まっていると言っても過言では
ないと思います。小遣いを貯めてようやく買ったこのCDは、聴くやいなや非常に惚れ込んでしまって、
それこそ何百回聴いたかわかりません。もうあれから16年も経過したのかと思うと、感慨も
ひとしおなものがあります。イングヴェイは40歳を越えた今でも活動していますので、新たな
作品もコンスタントに次々と発表し続けています。興味がありましたらどうぞ。

Yngwie Malmsteenの最新情報は、以下のオフィシャル・サイトへ。試聴はできません。
http://yngwie.org/

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

わたしは先日、新しい携帯電話に機種変更をしました。今はもうかなり慣れましたが。
でもやはり最初は、どうしても違和感があるものですね。前回と同じメーカーのものを選び、
機能的には熟知しているはずなのですが…。やはりデザインが違うと、使い勝手も違うのです。
今回はわたしの機種変更以後、新しい携帯に慣れるまでのお話をしたいと思っています。

わたしが前まで使っていたのは、NTTドコモの「N901iC」(日本電気製)という機種でした。
色はあまり気に入ったものではありませんでしたが、曲線を重視したコンパクトなデザインで、
重量もそれほどではなく、何よりキーの打ちやすさを重視したデザインだったと思います。
冒頭に写真を掲げましたが、右に置いてある携帯が、以前使っていた「N901iC」です。
丸みがあり、さらにある程度の厚みもありましたので、キーを打つ際にはとても楽でした。
もう1年半も使った携帯ですので、慣れてしまったのだと言われればそれまでなんですが。
この写真を撮るためにもう一度、以前のものを出してきたのですが、手にしっくり来る感じが
しました。やはり慣れ親しんだものを、手は覚えているんだなぁ…という気がしました。

写真左のものが、以前新しく購入したNTTドコモの「N902iS」(日本電気製)です。
全体的に幅が広くなり、キー自体も大きくなったように感じられました。最初に手に取ったとき、
「ちょっと、キーは打ちづらいかもしれない」ということは思いました。でも今回の新製品群は、
だいたいこのような角張ったデザインに統一されていましたので、それなら慣れ親しんだ
日本電気製のものを…というわけで選んできたのです。後悔しているということではないです。

今回改めて思ったのは、同じメーカーであっても、携帯電話はいっときたりとも、デザインの
革新を怠っていないのだということでした。同じメーカーのものであっても、これほど違うのです。
もちろん、キーパッド部分もかなり変わっていました。何より違うのは、叩打感でした。
今回の新機種では、キーを押したときの手応えが極力抑えられているのです。
柔らかくなったというのが押してみての印象でした。ただし打っているときのあのカタカタ」という
音がほとんど出ないという面では素晴らしいですね。こっそり打ってもバレないでしょう

それと、今回わたしは、携帯用のストラップをつけるのをやめようと思っています。
前はネックストラップを、それ以前は小さなストラップをつけていたのですが、ポケットに
入れるときに邪魔で仕方ありませんでした。尖端部に当たると、足がチクチクと痛かったのを
どうにかしたかったのです。いろいろ物色しましたが、結局つけないことにしたのです。
ストラップといっても飾りが多く、盗難防止や落下防止の役をなしていないのではないかと
思ったのです。それにストラップに何かがついていても、持つうちに落ちてしまいますからね。

やっぱり携帯は、シンプルなデザインで使いやすいのが一番だと思います



【本日の一曲】
「Ride The Storm」 by Silent Force

ドイツ出身のメロディック・ヘヴィ・メタル・バンド、Silent Forceの3枚目のアルバム「Worlds
Apart」(2005年)の最初に収録されていた、日本人にとってとても印象深い曲です。
なぜなら、この曲のイントロに日本の童謡である「ひなまつり」のメロディがそのまま使われて
いるからです。キーボードで日本の琴を真似た弾き方での導入を経たのち、今度はギターで
もう一回フルコーラス。そうしてから曲に入ります。曲そのものはひな祭りとはまったく関係なく、
歌詞も日本とは全然関わりがありません。曲調はメロディアスなハード・ロックといった感じで、
ソロ部分でのギターの速弾きがエキサイティングであり、さらに泣きのメロディとヴォーカルの
伸び伸びとした歌唱が胸を打ちます。歌唱部分でもギターの速弾きがそのまま維持されていて、
演奏技術の高さがうかがわれます。またこの曲も含めてすべてそうなのですが、ヴォーカルの声を
前面に押し出したレコーディングをしていることが聴いただけでわかります。

デンマークのRoyal Huntの黄金時代を支えた名ヴォーカリスト、D.C.クーパーが同バンドを
解雇されたあと、新たな活躍の場を求めてドイツ人ギタリスト、アレグザンダー・バイロットと
ともに結成したのがSilent Forceです。このバンドはD.C.クーパーが以前在籍していた
Royal Huntとは違い、ギターをメインにした楽曲を主体とした典型的なジャーマン・メタルを
演奏するもので、バラードであってもギターの存在感は際だったものになっています。
またSilent Forceの特徴としては、ヴォーカルの声がハッキリ分かるような録音をするという
ことです。もともとD.C.クーパーの個人的なプロジェクトから始まったというバンドなだけに、
彼の歌声はステータス・シンボルなのです。アメリカ人であるD.C.クーパーはSilent Forceで
歌うとき、伸びやかな中音域を思い切り強調させます。そうした歌い方はジャーマン・メタルより
むしろネオ・クラシカルに近いものを感じさせます。すでにベテランですが、いい声は健在です。

Silent Forceについて詳しくは、バンドのオフィシャル・サイトを参照してください。
ちなみにサイトで聴けるはずのサンプル音源ですが、残念ながらリンク切れになっています。
もし聴けたとしても、RealPlayer形式になっていますので、Real Audioをインストールしてから
来訪されることをお勧めします。
http://www.silent-force.rocks.de/

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

本日も、昨日に引き続き、PDFの作成について自分なりの感想を書きたいと思います。
PDFは簡単に作れるものかと思うと、そうでもないのです。うまくやらないと失敗することもあります。
わたしもこれまでにいくつ、失敗作を作ってきたかわかりません。そんな失敗作を添付したメールを
送ってしまった経験すらあるのです。ああ、今思い出すだけでも恥ずかしいです(/▽\*)

さて、Adobe Acrobatはバージョン6から、Microsoft Wordや一太郎などのオフィス用ワープロに、
「PDFMaker」というプラグインを乗せられるようになりました。つまりいちいちドキュメントを保存し、
また別途にAcrobatを起動して変換させるといった手間が必要なくなったのです。
ツールバーに自動で作られたアイコンをクリックするだけでPDFを作ることができますが、
これを使うと失敗作が数多く生まれてしまいます。プリセット(設定)はAcrobatのものと同じく
ばっちり作っているのですが、PDFMakerを通すと変なものができてしまうもののようです。

失敗を劇的に軽減させるためには、PSファイルを作っておいて、そこからAcrobat Distillerで
PDFに変換するのがいいと思うのです。こうすることで、失敗作が驚くほど減るのです。
でも、もともとAcrobatはこの作業を経てPDFを作っていたわけですので、王道に戻っただけです。
でもやはりこの王道が、もっとも失敗の少ない、信頼できる手法なのだということですよね。

PDFを作るときにもっとも多い失敗は、レイアウトが崩れることと、フォントの埋め込み失敗する
ことです。でもやはり多いのはエラーになることなのですが、これらのミスはエラーメッセージが
出ないので、失敗に気づかずにそのままメールなどに添付してしまうことが多いようです。
作成後、自動的にAcrobatを起動してできあがったPDFをチェックすることもできますので、
ミスを防ぐためにも積極的にやって欲しいと思います。変なものが送られてくるたびに思います。
それと、フォントがちゃんと埋め込まれているかどうかは、自分のパソコンでは気づくことが
できません。自分のパソコンには作成時の環境が整っているのですから、埋め込まなくても
そのフォントを表示することができるからです。やはりそのフォントをもたないパソコンを
使って検証するのがいいのではないかと思います。わたしはMacintoshを使うようにしています。

作ってみた印象として、ワープロソフトで作った文書をPDFにする場合、それほど失敗しません。
ですがページレイアウトソフトから作るPDFの場合は、今でも若干のミスはあります。レイアウトが
崩れたり、ドキュメントの途中から読み込めなくなってしまうといったケースです。
わたしの経験上、もっともミスが多いのが、Microsoft Excelなどの表計算ソフトです。
レイアウトが崩れたり、全部変換できなかったりといったことがたびたび起こるようです。

まあ、Excelの表をPDFにする意味は、あまりないので影響はありませんが…



【本日の一曲】
「A Dream At The Sun」 by Endless

南米ブラジル出身のネオ・クラシカル・メタル・バンド、Endlessの復活第1弾アルバム「A Dream
At The Sun」の最後(日本版では最後から2番目)に収録されていたタイトル・チューンで、
ネオ・クラシカルの要素がたっぷり詰まった、アルバムの最後を飾るにふさわしい7分半もの
大曲です。低めのキーで演奏されるピアノの音色で始まるこの曲は、メロディラインがしっかりと
構成されており、ミドル・テンポで歌心を強調した仕上がりになっています。ヴォーカルはそれほど
ハイ・トーンな声ではなく、キンキンと響くキーボードもありません。ギターの音色はメタルだけに
ややヘヴィですが、疾走感といったものは感じられません。曲が持つ背景を思い浮かべながら、
じっくりと耳を傾けてみたい、そんな名曲のひとつだと思います。

ブラジルのロック・バンドEndlessは1995年に結成され、地元でライヴを重ねるなどのパフォーマンスを
繰り返し、2000年にようやくデビューアルバム「Eternal Winds」(日本では未発売)を発表し、
ブラジルのみならずヨーロッパで好評を獲得しました。彼らはこのEndlessと並行し、別の音楽性を
追求したバンドIllusionsを立ち上げ、そちらでも活動を行うようになっていきました。しかし本業で
あるEndlessの方では活動が思うようにいかず、ついに2003年には中心人物だったドラマーの
脱退が起こり、Endlessのみならず並行活動のIllusionsまで空中分解するという状態になりました。
その後、2005年にバンド再結成の動きが起こり、かつて空中分解しそれぞれ別々の道を歩んでいた
メンバーが再び集まり、本作「A Dream At The Sun」(2006年)が制作されることになったのです。

バンドの情報は、以下のオフィシャル・サイトから得ることができます。
またトップページからリンクしているMySpaceページにジャンプすると、試聴することもできます。
http://www.endlessrocks.com/

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

本日は、次世代の電子文書技術として普及した、PDF(Portable Document Format)技術に
ついて語りたいと思います。ちなみにこの話題は一度ですべてを語ることなどできませんので、
何回かに分けて書きたいと思っております。本日書くのは、わたしとPDFとの出会いについて、
思い出などを交えながらボソボソとお話ししようかと思っております。ご関心をいただければ幸いです。

わたしがPDFと初めて出会ったのは、会社でAdobe Acrobat 4.0を使っていたのを知ったときでした。
今から考えれば、バージョン4.0は機能も少なく、またエラーも多くて、とても実用に耐えるような
ソフトではないと思うのですが、あんなに大きかったデータがどういうわけか圧縮され、オリジナルの
レイアウトとほとんど変わらないような出来の電子文書に、印刷屋であるわたしは危機感を覚えました。
しかし当時から「文書すべてを電子化することなどできはしない。紙の媒体はしぶとく残り続けるに
違いない」という、根拠も不明な理屈が叫ばれているのに対し、何だか安心したのを覚えています。
ともあれ、当時はわたしにとって、PDFはまだ異質な、どこか遠い存在でしかありませんでした。

しかし時代が進み、PDFの品質もよくなり、またより多様化するにつれて、わたしもその効果を無視する
ことはできなくなりました。そんなわたしにPDFへの目を向けさせたのは、サイトの制作でした。

わたしはサイト内で小説を掲載しようと思っていたのですが、パソコンでは基本的に横書きしかできず、
横書きでは日本語の小説としての質感が失われるのではないか…とすら思い、友人と掲示板上で
「パソコン上で縦書きを表示するには、どうすればいいんだろうねー?」などという他愛もない会話を
していました。PDFは、そんなわたしの他愛もない悩みを、他愛もなく解決する技術だったのです。

現在はもう当然のようになっていますが、当時はまだワープロソフトのドキュメントをそのまま
PDFに変換するということが難しい時代でした。しかしわたしはすでに、同社製のAdobe PageMaker
というソフトを持っていたのでした。PabeMakerはページレイアウトソフトといって、ワープロよりも
高度なレイアウトをもつ文書を作成することができます。これがPDFを作るためのソフトである
Acrobatに対応していたため、わたしは縦書きの文書をこのソフトで作り、PDFに変換して、
無事に自分のホームページに掲載することができました。これは現在でも、わたしのサイトにあります。

このときに使用したのが、Adobe Acrobat 5.0というソフトでした。
そしてこのバージョンが、初めてわたしが自費で購入したAcrobatとなりました。
当時で3万円ほどしたと思いますが、もともと個人で買うようなソフトではないため、高価なのです。

次回は、ハージョン5からどんどんバージョンアップしていく、その過程を書きたいと思います。
どんどん便利になっていきますからね。どんどん複雑になってもいくんですけど。



【本日の一曲】
「Lies(For Fools)」 by To/Die/For

フィンランド出身のシンフォニック・ゴシック・メタル・バンド、To/Die/Forの4枚目のアルバム、
「IV」の3曲目に収録されていた、プログレッシブ感あふれるポップ・チューンです。ミドル・テンポに
まとめられた曲には、それほどハイ・トーンを強調しないまでも甘く、切ない歌唱が重ねられています。
メロディ・ラインはさすがゴシック・メタルらしく物悲しげで陰鬱な感じがしますが、歌声そのもの
にはソフトな明るさがあり、どちらかといえばプログレッシブに近いものを感じさせます。
特筆すべきはこの曲の演奏が、非常に厚みを持っているということです。歌声を強調しながらも、
ベースやギターのメロディが無理なく重なって、そこに時折現れるアコースティック・ギターの音色が
実によくマッチしています。メロディラインも、どこか昔のChroma Keyを思わせる響きがあり、
コーラス部分にある合唱もまたドラマティックに、メロウに飾られ、往年の日本のグループ・サウンズを
想起させられずにはいない、そんな叙情に満ちた好作品なのです。

1990年代初頭にフィンランドで結成したとき、彼らはMary-Annというバンド名を名乗っていました。
それがSpinefarmレーベルの目に止まり、彼らはメジャーデビューを果たすことになります。
その過程でバンド名をTo/Die/Forに変更し、優美で野太い耽美系ゴシック・メタル・バンドとして
再出発を果たしました。これまでに彼らは「All Eternity」(1999年)「Epilogue」(2001年)
「Jaded」(2003年)という3枚のスタジオ・アルバムを全世界に向けて発表しており、ここで紹介する
「IV」は、その名の通り、4枚目のアルバムということになります。またTo/Die/Forもまたカヴァー曲を
必ず入れることで有名ですが、この「IV」でも、イギリスの超有名ロック・バンドU2の名曲である
「New Year's Day」をカヴァーして収録しています。しかもそれをアルバム名にちなんで4曲目に
入れるという念の入れようです。曲調は平均化されており、すべてにわたって味わい深い、北欧系の
メロディアスなゴシック・メタルがちりばめられています。

以下のオフィシャル・サイトで、バンドの概要について知ることができます。
また「DOWNROAD」から、彼らが開設しているMySpaceのページにジャンプすることができますので、
試聴はそこで可能です。
http://www.todieforlove.com/default.html

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

本日は、最近出会うことが多くなった、「サウンドを流す設定にしている」サイトについてです。
この種のサイトは音楽関係に多いかと思いきや、調べてみると必ずしもそうではないような
気がしています。個人のサイトでも、企業のサイトでも、音声は数多く使われているようです。

結論から申し上げますと、わたしは音の出るサイトを、あまり好きになることができません。
自宅でコーヒーでも飲みながらネットサーフィンしているのでしたら構わないと思うのですが、
わたしのような職業は、資料閲覧のために数多くのサイトを職場で参照することが多いため、
いきなり音が出たりすると、静かな職場ではかなり目立ってしまいます。そうすると結果的に、
そのサイトを敬遠せざるを得なくなってしまいます。確かに周囲が静かなのに、いきなり
意図しない音声がパソコンから流れ出すと、周囲よりも作業者の方がびっくりしてしまいます。
わたしが小心者だからそうなのかも知れないですが、パソコンの前面にある、ミュートのボタンを
押す間もなくブラウザを慌てて閉じてしまう…そんな方も実際は多いのではないでしょうか。

サイトの制作者、および管理者は、いきなり音声が出るような設定にしておくと、それはそれで
迷惑な行為になります。閲覧者は、そのサイトに音があることを知らされていないわけですし、
いきなり意図しない音声がパソコンから飛び出すのは、やはり避けたいと思うものでしょう。
おかげで、わたしはすっかり、音声付きのサイトへ行くのはコリゴリになってしまいました。

ここからは、音声付きのコンテンツを制作するに当たっての提言です(・∀・)b

まず、サイトにアクセス後、いきなり音楽が鳴るような設定はいかがなものかなと思います。
インデックスページにアクセスさせるよりも先に、全体の扉ページのようなものを作っておき、
そこに「当サイトには音声を使用しております」と表示し、音楽を再生するか否かを選択できる
ボタンなど設置するのがベストなのではないかと、密かに思っていたりします。
中には、音声を消去(ミュート)にするボタンすら設置していないサイトも見かけますよね。
わたしのパソコンは前面に音声に関するボタンがありますが、そうでない人はどうしていいか
わからないと思います。そしてその結果、そのページ自体が敬遠されるようなことになるとも
限りません。職場で見る人もいるのだと考えて、音楽を流すコンテンツには一定の配慮が必要です。

要は、閲覧する人に対する思いやりがあるか、ないかの違いではないかと思います。
「このボタンを押せば音楽を再生します」というボタンがある、というのが最高でしょうね。



【本日の一曲】
「First Light」 by Shadow Gallery

アメリカ東海岸出身のプログレッシブ・ハード・ロック・バンド、Shadow Galleryの通算4枚目のアルバム
「Legacy」(日本版副題「先人たちの証」)の最後に収録されていた、総演奏時間34分という長大な
作品です。内容はインストゥルメンタル・パートを大事にした歌唱の光るプログレッシブ・ロック
そのものといった曲調で、随所に印象深いメロディが出てきます。またこの曲はその長さに見合って
3部に分かれているといわれており、聞いてみれば確かに、主旋律をギターのややハードな音感で
まとめた最初の楽章、そしてゆるやかな雰囲気の中でいくつものサビが散見される2番目の楽章、
そして無音部分とサウンド・エフェクトを主体にした3番目の楽章、といった感じに分かれるのでは
ないでしょうか。どれも聴いたときの印象を大事にした作風で、さすがプログレ界の至宝なだけあります。

Shadow Galleryは、アメリカ東海岸というプログレッシブ・ハードの恵まれた土壌において誕生した、
次代のプログレッシブ界を担うべき期待のバンドです。1992年にリリースしたデビューアルバム
「Shadow Gallery」によって一挙にプログレ界に認知された彼らは、度重なるメンバーチェンジを
経て、セカンドアルバム「Curved In Stone」(1995年)をリリースします。しかし慢性的なメンバーの
不足などにより、活動は限定されていましたが、多くのゲスト・ミュージシャンの助力を得て
コンスタントにアルバムを発表し続け、1998年の「Tyranny」を経て、本作が4番目のアルバムとして
リリースされたのでした。現在はここで紹介した4作目の「Legacy」の後に、「Room V」という
アルバムが発表されています。いずれもいい作品ということですので、お試しになってみては。

アルバムに収録された曲は、以下のオフィシャル・サイトで試聴することができます。
Windows Media、QuickTime MPEG-4、MP3 Audioの3タイプが用意されています。
http://www.shadowgallery.com/

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

本日は、今週の日曜日に機種変更してきた携帯電話の、カメラ機能に関して書こうと思います。
今回の機種変更に際して、わたしがもっとも重視したのがカメラの機能だったということも
ありますので。実際に写真も掲載しますので、機能を比べられるようにもしました。

今回、わたしが携帯を買い換えるに当たって重視したのは、付属のカメラに手ブレの補正機能が
ついているかどうかでした。どうしてそれを重視したかというと、わたしがブログに載せるための
写真を携帯で撮りたいと考えていたからです。どうしてそう思うようになったかということに
ついては、この前に投稿した「機種変更しました」をご参照くださるようお願いいたします

それにしても、普通のデジタルカメラを買うとき、手ブレ補正を搭載したものを選ぼうとすると、
まだまだ高価ですね。一律、3万円を下るものがまだほとんど現れていないのが現状でしょう。
この機能が当然のようになれば、もっと価格も下がるのではないかと思うのですが、現時点では
まだこの技術は「当然に搭載されているもの」ではありません。これは技術の値段なんですね。
しかしわたしは、ずっと前からこの技術には注目していました。早く一般化してくれないかなぁと。
以前のハワイ旅行で、夕暮れに映えるダイヤモンドヘッドを撮影したんですが、手ブレのせいで
何だかぼやけた写真になってしまったんです。手すりなどに固定すればよかったんですが、
まだその当時は、手ブレの弊害についてよく知りませんでしたので…。仕方がないのです。
ちなみにわたしが持っているデジタルカメラには、「手ブレ警告機能」というのはありますが、
それを補正する機能は搭載されていません。ゆえに、手ブレ警告マークは出っぱなしです

下にお示ししたのは、以前の携帯で撮影した写真と、機種変更後の携帯で撮影したものです。
解像度は両方とも1280×960ピクセル、オートフォーカス機能オン。左が従来型、右が新型です。

 

この記事を携帯などのキャリアでご覧の方には、もしかしたら不鮮明かもしれないのですが、
パソコンでご覧の方は一目瞭然かと思います。もう一度書きますが、左がこれまで使っていたもの、
そして右が、新たに購入した、手ブレ補正機能付きの携帯で撮影したものです。

それにしても、技術の進歩というものは恐ろしく早いものなんですね。
以前はデジカメの機能であるとばかり思っていた手ブレ補正が、携帯のカメラにまで搭載されるとは。
しかもわたしが買った携帯のカメラは、400万画素なのだそうです。驚きの進歩だと思います。
わたしが最初に買ったデジタルカメラの画素数は、220万画素でした。6万円以上しました。
そして今や、それを上回る機能を持ったカメラが、携帯電話に、しかも3万円を下回る価格で
購入することができるようになるとは…。隔世の感をどうしても否定できませんね。



【本日の一曲】
「The Demise Of Oblivion」 by Persefone

西欧の小国、アンドラ公国出身のメロディック・デス・メタル・バンド、Persefoneのデビューアルバム、
「Truth Inside The Shades」(2004年)の中に収録されていたインストゥルメンタル曲です。
コーラスとヘヴィなギターのリフから入るこの曲は、キーボードの優雅な音色とギターの激しいサウンドの
対比を楽しむための試みともいえるものです。主旋律を形成するのはあくまでギターですが、
そこに絡みつくように重厚さを与えるキーボードは、まさに演奏の素晴らしさと作曲の妙を
感じさせてくれるものです。なお、この曲にはデス・メタル特有のデス声は一切入っていません。
この曲は「At The Boundaries Of The Perpetuity」と「The Last Wish Of A Tear In Silence」
という2つの楽章に分かれているのですが、どこで分かれているのか定かではありません。
全部で8分ちょっとの曲ですが、そういうことを考えながらお聴きになると楽しいかもしれません。

ここで紹介したPersefoneというバンドは、アンドラ公国という場所が出身地であり、本拠地です。
アンドラ公国はフランスとスペインに挟まれた、ピレネー山脈の山あいにある小さな国家で、
13世紀に独立、フランス・スペインの両方から入れ替わり立ち替わりに支配を受けながらも、
1993年に正式に独立したばかりという歴史を持っています。人口は6万5,000人、面積は468平方キロ
だそうですので、比べるなら屋久島(約500平方キロ)とほぼ同じ面積しか持っていない国なのです。
そんな小国から現れた彼らですが、その音楽性は限りなく研ぎ澄まされており、シンフォニックかつ
メランコリックなデス・メタルを聴かせてくれます。次代のメロディック・デス・メタルを背負って立つのは
こうした独特な背景を背負いつつ努力するグループなのかもしれません。彼らはそれだけの実力を
すでに備えているばかりか、全ヨーロッパからも注目される存在だといいます。

この曲は、Persefoneのオフィシャル・サイト内の「Music」から試聴することができます。
8分の大曲ながら、サンプルに収録されているのはたった1分ほどです。しかし雰囲気を感じる
ことはできると思います。デス声が苦手な方でも、歌がないので親しめる作品だと思います。
http://www.persefone.com/

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

本日は久しぶりに、コンピュータの使用環境について書こうと思っております。
コンピュータといっても、最近はどこででも使える「電卓」についてです。

かつて電卓は、カバンにすら入りにくいほど大きい機械で、最初は液晶表示ですらありません
でしたよね。それが液晶の開発によって劇的に小さくなり、さらにプリント基板の登場で
薄型にもなり、今や電卓は1000円以下で買えるほどのものになってしまいました。
コンビニでは文房具と一緒に売っているほどですよ。まさに隔世の感がしないでもありません。

わたしが普段使っている電卓は、カシオ製の8桁計算機で、もう10年以上にもなります。
確か2000円くらいで買ったような覚えがありますが、時間計算機能が付いているんですよ
一応これは、太陽電池とアルカリボタン乾電池との併用ということになっていますが、
太陽電池が半永久的ではないということを知り、電気屋に行って時間計算機能がついた
電卓の代替製品を探してみたんです。しかし、時間計算機能って最近は売っていないんですね。
わたし的には便利なもので、毎日欠かさず使っていますが、もはや不要な機能なのでしょう。
でもそれ以来、わたしは電卓をなるべく出しっぱなしにせず、引き出しの中にしまうように
しています。太陽電池の発電力を少しでも長持ちさせるためであることは言うまでもありません。
誰か、いい時間計算機能付き電卓があれば、教えていただきたいものです。

ところでわたしは、パソコンで作業しているとき、ふと何かの計算したくなったときには、
上記に掲げた「めも電卓」というフリーウェアを使わせてもらっております
もちろんWindowsの「アクセサリ」の中にも、「電卓」というソフトがデフォルトで入っていますが、
使ってみてどうもしっくりこない、ということでフリーウェアに乗り換えたのです。

Windowsデフォルトの電卓が使いづらいと感じたのは、数字を入力してから「+」のボタンを
クリックしても、ウィンドウに「+」の印が出ないことでした。それがないと、今し方自分は、
どのような演算を電卓に命じたのか、わからなくなるときがあるからです。よしんば、1個や2個の
演算であればそれほど苦にはなりませんが、8個とか9個とかの演算を連続してやるとなると、
どうも最初の方を忘れてしまうのです。数字が不得意なわたしだけなのでしょうか…?

というわけで、わたしが使っている「めも電卓」ですが、これは演算記号と数字を文字列で
表示するというタイプのソフトです。だから括弧を使った計算などをするときに、M+とかMRとかの
ボタンを押さなくても、ビジュアルに演算式を確認しながら計算できるのです。便利であります
ただ、Enterキーが「=」ではなく、ただの改行であるというのはちょっと不便ではありますが…。

電卓の話をするつもりが、単なるフリーウェアのレビューになってしまいました



【本日の一曲】
「Pluvius Aestivus」 by Pain Of Salvation

スウェーデン出身のシンフォニック・プログレッシブ・メタル・バンド、Pain Of Salvationの5枚目の
アルバム「Be」に収録された、水が流れるかのように清冽かつ美しい、ピアノをメインとした
インストゥルメンタル・チューンです。まるで霧深い高原をゆく登山列車の車窓から、霧に煙る
雪山の壮大な眺めが走り去る並木の向こうに見えるのを、頬杖をつきながらぼんやりと何をする
こともなく見つめている…という印象が脳裏をかけめぐる、そんな雰囲気を持った名曲です。
低音の和音から入った曲は、ショパンが奏でるかのような控えめで重々しい連弾を経て、
ややダークで悲愴感のあるメロディへと展開していきます。そしてその過程で、最初はピアノ
だけだったものにギター、ヴァイオリン、ベースなどが加わって曲のクライマックスへと向かいます。

この曲を含むアルバム「Be」は、精神世界の探求をテーマにした一大コンセプト・アルバムです。
全体の雰囲気はあくまでダークかつ抑えめな楽曲になっていて、それぞれ互いに関連した内容の
曲が切れ目なく続いています。しかし何度もよく聴いてみると、それぞれの曲に激しさや暗さ、
陰鬱さや明るさなどといったバリエーションがあるのが発見できます。そしてそれらの曲ひとつずつが、
粒ぞろいの力作の集まりであることが分かってくるのです。何度も聴いて、かみしめないとその味が
わからないという、深遠かつテクニカルな傑作であると言えましょう。ちなみにここで紹介した
「Pluvius Aestivus」の他にも、「Dea Pecuniae」「Latericius Valete」といったラテン語らしき
曲名が並んでおり、難解な歌詞を想像させますが、案に相違してすべて英語で統一されています。

このアルバムはまだ収録されていませんが、バンドのオフィシャル・サイトは以下の通りです。
http://www.painofsalvation.com/enter.htm(音が鳴りますので注意)
また、日本語による日本人向けファンサイトもあります。これもこのアルバムについては未収録です。
http://park6.wakwak.com/~pos/
以下のHMVのサイトに行けば、低音質ですが曲の一部を試聴することができると思います。
http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1810881

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

いつもはこっそりと会社で書いているこのブログですが、今日は前日のうちに、
自宅で書いております。深夜なので寝なくてはならないのですが、眠い目をこすりつつ
頑張っております。それには、明日会社で行われるサーバメンテナンスという理由が
あるからです。サーバメンテナンスをしている間、ネットにつなぐことができないのです。

サーバメンテナンスというのは、どういうことをするのか、正直よくわかりません。
わたしの会社にはco.jpドメインとgr.jpドメインの2種類があり、それを近いうちに
co.jpドメインに一本化しようという話になっていましたので、その関係なのかも
しれません。いずれにせよ、10日はインターネットに接続することができません。
しかも、午後ずっとです。それほど長くかかるのはどうしてなのでしょうか。

最近のサーバは、「24時間365日、ノンストップで稼働し続けること」が性能の第一義に
挙げられるほどだそうです。それもそのはず、検索エンジンとか辞書とか、企業のサーバと
いうものは、外部に開かれている以上は誰に利用されるのかもわからず、いざ利用しようにも
その時点でサーバが停止していれば利用できないわけで、「ちぇ、この会社のサービスは
当てになんねぇ」ということになれば信用は丸つぶれです。ASPサービスを行っている
会社であればなおさらです。だからこそ、「24時間365日止まらないシステム」が切に
望まれるのだと思います。完全はムリとしても、ミッション・クリティカル値が99.999%
(1年間に、サーバが停止している時間が5時間程度以内)というところを最低ラインに
して、ノンストップ性を売り込む会社もあるようです。ちなみにデータセンターというところに
サーバを預けておくと、管理費は払わなくてはなりませんが、停止する危険を最低限に
抑えることができるそうです。もちろん、データセンターの側に努力があればこそです。

うちの会社も、数年前からASP事業に乗り出しました。つまりサーバ側にあるソフトを、
外部の人に有料で自由に利用してもらおうというサービスのことで、このブログだって、
その一種だということができます。会員数が増えれば増えるほど、サーバも多くなります。
会社では以前、タワー型と呼ばれる、直接床面に置くタイプのサーバを単体で動かして
いました。でもそれで足りなくなったので、ラックを買ってラックマウント型というのに
変えました。薄っぺらいのがラックマウント型で、引き出しのように何枚もラックの中に
収納することができます。大型のものになると、42基もの薄いサーバを収められるラックが
あるそうです。話題のブレード型サーバは、それをさらに小さくしたものだそうです。

ネット接続を維持したままで点検できる技術が早く登場しないかと、思う今日この頃です



【本日の一曲】
「Let The Future Unfold」 by Vitalij Kuprij's REVENGE

ウクライナ人キーボーディストで、ネオ・クラシカル・メタル・バンドArtentionのソングメーカー、
ヴィタリ・クープリのソロ・プロジェクト「Vitalij Kuprij's REVENGE」の名義でリリースされた
アルバム「Revenge」の最後に収録された美しくもエモーショナルな叙情的なバラード曲です。
この曲はギターとキーボード、そして伸びやかなハイトーン・ヴォイスのヴォーカルが光る
スローテンポな名曲ですが、歌詞も素晴らしく、聴いていて心が安らかになる素晴らしい作品です。
アルバム「Revenge」にはこの他にも、ネオ・クラシカル的なキーボードを前面に押し出した曲、
ギターのリフが効いた曲、ヴォーカルを聴かせる曲など、多彩なパターンが揃っています。

なお、この「Let The Future Unfold」のイントロを聴くと、「あっ、どこかで聴いたことある」
とお思いになるかもしれません。この曲のイントロおよびベースには、19世紀のポーランドの
作曲家ショパンの遺作「夜想曲 第20番 嬰ハ短調」がモチーフとして流用されているのです。
静かで叙情的なこのピアノ曲は、最近は映画『戦場のピアニスト』のテーマ曲として採用された
こともあり、ご存じの方も多いのではないかと思います。そうした面からも楽しめる一曲です。

この曲をはじめ、アルバムに収録された曲は、ヴィタリ・クープリのオフィシャルサイトより
低音質MP3をダウンロードして試聴することができます。この曲も最後に登録されていますので、
ご興味がありましたらお聴きになってはおかがでしょうか。
http://www.vitalijkuprij.com/rock/index.html

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

関東地方では梅雨も明けて、いよいよ夏本番という時期に突入してしまいました。
夏は好きではありますが、あの暑ささえなければもっと夏を好きになれると思うのです。
熱いから夏がいいのだ、という意見もあるのは充分承知しておりますが…

さて、本日はわたしが使っている、ノートパソコンの排熱についてであります。
夏は排熱効率の悪いノートパソコンにとって、受難の季節だと聞いています。
特に炎天下の野外で作業する方や、エアコンがなく扇風機だけの部屋で作業される方は
要注意です。気温や室温が高いままだと、パソコン内の排熱処理が正常に行われないようです。

それにしてもノートパソコンというのは、どうしてこうも熱くなるものなのでしょうか
日によって違いはありますが、わたしのノートもすごく熱くなって、触るのも嫌になる
ことがあります。こういう日は決まって、気温が高く、室温も高かったりするのです。
昔のノートパソコンは、こんなに熱くなったりしなかったと思うのです。
もしわたしの記憶が正しければ、かつてのノートパソコンは夏になって一斉に故障したりする
ようなことはなかったと思います。性能が格段に向上したことと関係があるのでしょうか。

わたしが最初に買ったパソコンは、ノートパソコンでした。1998年のことです。
当時は最新式で、40万円ほどしたと思います。就職してまだ間がなかったので、冒険でした
あの時は確か、MMXテクノロジPentium 166MHz、128MBメモリ、ハードディスク2GBでした。
現在の性能から考えると、まるで大人と子供くらいの違いがあるんですね
このくらいのメモリとクロック周波数なら、PDAでも搭載しているものがありますよね。

確かあの当時は、こんなにパソコンの筐体が熱くなることはなかったはずです。
一応、ノート型の冷却ファンは付いていましたが、それで充分、排熱はできていました。
それが今や、ヒートシンクだ、水冷パソコンだと言われるようになったのは、パソコン自体が
熱くなっているからなのではないかと思うのです。性能が上がれば電力消費も大きく
なりますし、排熱は性能向上の代償として払わなければならない代価なわけですね

この夏を無事に乗り切ることができるかどうかは、使用者の使い方にかかっています。



【本日の一曲】
「Take On Me」 by Vision Divine

イタリアン・メタルの雄たちが集い結成したメロディック・パワー・メタル・プロジェクトVision Divineの
2枚目のアルバム「Send Me An Angel」の最後に収録されていた有名な曲のカヴァーです。
このプロジェクトにはRhapsody Of Fireのヴォーカリストであるファビオ・リオーネや、Labyrinthの
ギタリストであるオラフ・トーセンなどといった錚々たるメンバーが名を連ねており、イタリアン・
メタルの勢力と完成度を世に問う出来になっています。「Send Me An Angel」は彼らの2枚目の
アルバムですが、1枚目の「Vision Divine」よりもプログレッシブ色を強めた作品になっています。

この曲は、ノルウェー出身のロック・バンドa-haの1997年のアルバム「Hunting High And Low」に
収録されていた名曲で、世界的にヒットしたため聴いたことがあるという方も多いと思います。
彼らはこの曲にメタル・アレンジを施し、曲の基本は変えないながらもサビを遙かにヘヴィな
ものに仕上げています。メロディック・スピード・メタルのファンであれば必聴だと思います。

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

昨日は「一太郎ユーザー」という記事を書きました。単なるこだわりでしたが。
そこで今日は、それに対比するという形で、Wordを使う話をしたいと思います

わたしがMicrosoft Wordと初めて出会ったのは、会社で使うようになってからでした。
しかもWindows版ではなく、Macintosh版でした。当時は「Microsoft Word 98」でしたか。
当時は会社にMacintoshしかなかったので、それで覚えるより仕方なかったのです。
それにしてもあのときのMacのキーボードは、意味なく小さくて使いづらかったです。
今でも小さいままな機種がありますが、安定性がなくキーが詰まっているので、手の大きい
わたしは打ちづらくて仕方がありません。なので以前は、PC並みに大きいキーボードを
使っていました。多分あれは業務用で、一般には売られていなかったような気がします。

話がそれましたが、わたしのWordデビューは図らずも、Macintosh版だったわけです。
その後自分でWindowsを買いましたが、そこには一太郎しか入っていませんでしたので、
自分でMicrosoft Office 2000 Personalを導入しました。PowerPointが入っていません。
そこでまず思ったのは、「Macではこんなに速く動かなかったぞ?」ということでした。
現在からすれば速くはないんでしょうけどね。でも当時はそう感じたのです。
当時会社で使っていたMacintoshが、時代遅れのQuadraだったせいでもありますが

でも世の中では、ワープロソフトといえばWordが相当幅をきかせているようですね。
あれに比べれは一太郎の方が、もっと多機能だし速いし使いやすいと思うんですけどね。
そうは言っても、「でも俺は一太郎を使うんじゃ!」などと意地を張っているわけにも
行きませんので、一太郎との機能の違いに驚きながらも、必死で勉強しましたよ。
その結果、人に教えられるくらいにはなりました。わたし自身は、人に習わなかったですが。

どのソフトが広く使われていて、知っていれば役に立つのかどうか、そうしたことは
調べておくといいかもしれません。仕事をしていて、いざWordのファイルを渡されても、
「あ、俺Word使えないからムリだわ」では、プロとして通用しないではないかと思います。

あとは、Excelをもっと使いこなせるようになりたいと思います。また勉強ですね。
表組なら思い通りに作ることができるようになりましたが、関数がまだダメなんです



【本日の一曲】
「Ball And Chain」 by Ebony Ark

スペインのシンフォニック・プログレッシブ・ゴシック・バンド、Ebony Arkのデビューアルバム
「Decorder」の最後に収められた美しい旋律と雰囲気を持ったバラード曲です。
スペインにおけるシンフォニック・メタルといえばDark Moorですが、このEbony Arkには
かつてDark Moorのドラマーだったホルヘ・サエスが在籍しているという面ではその系列に
属するバンドといえます。またかつてのDark Moorがそうであったように、Ebony Arkも
女性ヴォーカルを前面に押し立てています。ゴシック・メタルというにはややダークさに
欠けるところがありますが、疾走感とメロディに関してはさすがと唸らせる実力です。

この曲はアルバムの一番最後に位置するバラードなだけあり、疾走感などは微塵もなく、
キーボードの清冽で幻想的な演奏を背景に、ヴォーカルの清らかで伸びやかなハイトーン・
ヴォイスが響き渡る名曲です。疾走感のある曲を聴いた後にこれを聴くと、本当に
同じバンドが演奏しているのかと疑わしくなるほどです。これも彼らの一面なんですね。

以下のオフィシャルサイトでは、アルバムの中から2曲を試聴することができます。
http://www.ebonyark.com/

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

本日は、ワープロソフト「一太郎」について語らせていただこうと思っております。
ちなみに見れば分かりますが、わたしは一太郎のヘビーユーザーです。
しかしそうであるからといって、Microsoft Wordが使えないわけではありません。
いつの間にか「両刀使い」にならざるを得なかった、わたしの苦衷をお察しいただければ幸いです

わたしが一太郎と出会ったのは、中学か高校の頃だったと思います。
当時のわたしはNEC PC-9801ユーザーでして、そこではゲームばかりしていたのですが、
父が知り合いからもらってきた一太郎Ver.3を使ううちに、とりこになってしまいました。
わたしは当時まだ小説を手書きで細々と書いている程度でしたが、それが書籍のように
活字になるのを目の当たりにして、ワープロソフトというものの便利さと可能性に、
すっかり魅了されてしまったのを覚えています。でも当時は、使い方を誰も知りませんでした。

それからわたしは大学に進学し、それを契機にワープロ専用機を買ってもらいました。
富士通の「OASYS」でしたが、それを使っている4年間というもの、わたしは一太郎から
すっかり離れていました。専用機があるなら、ワープロソフトなど使う必要がないですよね。

それから4年後。就職したわたしは必要に迫られて、パソコンを買うことになりました。
買ったのはノートパソコンでしたが、プリインストールされるワープロソフトをWordと
一太郎から選べるモデルでした。もちろんわたしは、迷わず一太郎を選びました。
あの黒い画面を背景に明滅する、赤や青や白の文字列を懐かしく思いながら…

それ以来、わたしはずっと一太郎を使っています。ちなみに、バージョン8から先は、
全バージョンのアップグレード版を買い、毎回アップグレードして来たのです。
だからといってWordが使えないわけではありません。自分ではかなり使える方だと思います。
しかし一太郎はバージョンアップが早いし、何よりユーザーに優しい設計を守り通して
いるように思えるのです。日本語プログラムであるATOKは、会社でも使っています。

望むらくは、もっと劇的なバージョンアップをしてくれないかな~、ということです



【本日の一曲】
「Crown In The Mirror」 by Royal Hunt

デンマーク出身のネオ・クラシカル・メタル・バンド、Royal Huntが1994年に日本でリリースした
2枚目のアルバム「Crown In The Mirror」のタイトル・チューンとして収録されている一曲です。
キーボードのアンドレ・アンダーセンが奏でる美しい音色がイントロになっていて、清冽で
澄みわたった曲調が特徴的なバラードです。しかしその中にもギターによるハードなリフが
絶妙に絡み合っていて、聴き手を飽きさせない出来になっています。この曲はRoyal Huntの
初期の名曲である「Land Of Broken Hearts」と双璧をなす素晴らしい曲だと思います。

この曲は、1999年発表の企画盤「The Watchers」にも収録されています。
編曲もし直し、ヴォーカリストも変わっていますが、楽曲の特徴である美しさや幻想的な
雰囲気などは変わっていません。オリジナル版と聞き比べてみるのも、またいいのでは
ないでしょうか。残念ながら、以下のオフィシャルサイトでは、試聴することができません。
http://www.royalhunt.com/Default.htm

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

昨日に引き続いて、パソコン上で描画することについて、わたしが考えたことです。
ちなみに今日は出勤日です。現在は会社におります。土曜日なのに忙しいです

わたしはPhotoshopやIllustratorなどでパソコン上での描画をする際、ペンタブレットを
使っています。ペンタブレットとは、鉛筆の形をしたデバイスで平面のデジタイザに
直接書き込むことで、任意の曲線やクリックなどの入力操作ができるアクセサリです。
わたしはずっと前、ペンタブレットの業界では最大手であるワコム製のものを買いました。
そこにはワイヤレスマウスもついていて、しかも電源をタブレットに依存していますので、
電池式ではなくかなり軽くて使い勝手がいいものでした。結局は機能不足のため使うのを
やめてしまったのですが、軽さの面ではいまだこれを凌駕するものに出会っていません。
電池式のワイヤレスマウスを初めて滑らせたときは、「なんじゃこの重さはッ?」と、
思わず叫んでしまいました(いや、これはかなりオーバーな表現ですけど…)

それはさておき、ペンタブレットの操作性の話をしましょう。
ペンタブレットを使うとき、Illustratorでわたしは「鉛筆ツール」を選択します。
鉛筆ツールを使うと、ペンタブレットで描いた線がそのまま画面上に再現されるのです。
一応、筆圧感知機能がついたタブレットなんですが、Illustratorではあまり関係ありません。
Photoshopではブラシツールなどで筆圧を活かしたイラストを描くことができるそうですが、
わたしはイラストを描かないので、その恩恵には浴す機会がないわけです

話をIllustratorに戻しますが、鉛筆ツールを使うと、データが大きくなってしまいます。
アンカーポイントが多くなるからというのがその理由らしいですが…よくわかりません。
Illustratorの機能をご存じない方にとっても、よくわからない理由でしたね
そこでわたしは、描いた後に「スムーズツール」を使ってアンカーポイントを簡略化します。
何度かやらないと効果がないのですが、やりすぎるとカーブの半径が変わったりします。
そればかりでなく、罫線の方向が変わってしまったり、途中で切れてしまったりします。
鉛筆ツールを使うときは、データを大きくしてもいいだけのストレージを持つべきですね。

ちなみにわたしは、ペンタブレットで線を描いているとき、息が止まってしまいます。
皆さんはどうなのでしょうか。わたしが慣れていないから、緊張のあまり息が止まる
だけなのでしょうか? …息が止まっても描き間違えることは変わらないんですが



【本日の一曲】
「Against The World」 by Nocturnal Rites

スウェーデンのメロディック・パワー・メタル・バンドNocturnal Ritesの6枚目のアルバム
「New World Messiah」の中の一曲で、疾走感と叙情性あふれるヘヴィなナンバーの
ひとつです。それでいて爽快な後味が残り、続く曲への期待感が盛り上がる曲でもあります。
このアルバム全体にヘヴィなリフが強調されていますが、この曲にも例外なく重々しい
メロディが採用されています。北欧メタルファンであれば必聴です。

この曲も、Nocturnal Ritesのオフィシャルサイトで試聴することができます。
さらにMPEG形式での動画も楽しむことができます。Windows Media Player形式の
動画で、大きさは39.1MBです。通信速度に余裕のある方は、ぜひどうぞ。
http://www.nocturnalrites.com/index2.htm



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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

今日は使い方が難しい「ペンツール」について書こうと思います。
わたしが難しいと思っているだけで、「そんなの簡単だよ!」という方もいらっしゃるのでは
ないかと思いますが…とりあえず今回は、わたしの考えたことを書こうと思います

先週末、写真の切り抜きをしました。トリミングではなく、切り抜きです。
切り抜きはPhotoshopで行うのですが、その方法は何通りも用意されていて、精度の高い
ものから自動処理性の高いもの、そして細かくて大変だけど自分なりの切り抜きができる
ものまで、多種多様な切り抜き方法があります。いつもは簡単なものを使っています。
簡単なのは「自動選択」で背景色を選択し、「選択を反転」させて切り抜きたいものに
焦点を変換し、あとは背景をBack Spaceキーですべて消してしまうという方法です。
この方法はとても簡単で早いのですが、背景が同系色で平坦なものでなければならず、
その前に「ブラシツール」「消しゴムツール」でゴミを取るのが先決になってしまいます。
「クイックマスク」で背景色をぼかし、平坦にする方法もありますが、わたしにはムリです

というわけで、わたしはすごく久しぶりに「ペンツール」を使って描くことにしました。
これによって描かれる線が「クリッピングパス」で、他のソフトでも使えたりします。
ペンツールはIllustratorにもInDesignにもありますが、Photoshopのペンツールは、一般的に
切り抜きのためのパス(線)を描くために使われるもののようです。実際の罫線を引くのには
あまり使われないみたいですね。ペイントソフトなんだし、当然といえば当然ですが。

使い方はIllustratorと同じで、始点をクリックしてから終点をクリックするまで、連続して
パスを描き続けなければなりません。途中で別の場所をクリックしてしまうと、パスは
そこで途切れてしまいます。もちろん、それで作られる図形もそれで描き終わりになります。
まあ、それでも終点を慎重にクリックすれば、またそこから描き続けることができますけど

それにしても、ペンツールを使ってパスを描くのは、何度やってもうまくいきません。
ペンツールが描く線が細くて見えづらいというのもありますが、わたし自身が下手くそなのです。
一枚の画像を囲み終わるのに、平均で15分くらいかかってしまいます。プロの倍以上です。
しかも精度がよろしくない…。後で手直しをする分だけさらに時間がかかってしまいます。
予定した線が描けていないというのはもちろんですが、うまくいったという部分でも、
いざ切り抜いてみると線がガタガタだったり、対象物に切り込みを入れてしまったりと…

クリッピングパスはやめて、今度からは「抽出」の機能を使おうかなぁ…



【本日の一曲】
「Candlelight Fantasia」 by Symphony X

アメリカで結成されたシンフォニック・ネオ・クラシカル・メタル・バンドSymphony Xの
3枚目のアルバム「The Divine Wings Of Tragedy」の最後に収められていたバラードの名曲。
リフの効いたヘヴィなパートもありますが、全体としてはキーボードを中心にまとめられていて、
ミドルテンポでありながら存分にその叙情性を楽しませてくれる佳曲だと思います。
このアルバムにはタイトル・チューンとして「The Divine Wings Of Tragedy」という曲も
収められていますが、20分以上もある大作です。オペラのような味わいもあり、北欧メタルの
ような雰囲気を楽しませてくれる名曲です。ここでもいずれ紹介したいと思います。

ちなみにSymphony Xの楽曲は、最近のものであればMP3でも、MIDI音源でも試聴できます。
10分以上の大作だとさすがに収録されていませんが、ここで紹介したCandlelight Fantasiaは
MIDIの方で試聴できました。音質はひどいものですが、曲そのものはオススメです。
http://www.symphonyx.com/index2.html

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

わたしの会社では先週の週末に、ネットワークの工事をしました。
どんな配線を新たに敷設したのかよくわかりませんが、わたしの会社は雑居ビルで、
同じ会社なのに事務所が3階、5階、8階…と飛び階になっているのです。
自社ビルではない会社の悲哀というものですね。当然、ネットワークは大変です。

以前からわたしの会社では、別の会社を通り抜けるように、ギガビット・イーサネットを
敷設していました。わたしとしてはそれで充分だったのですが、もっと頻繁に使う人は、
それだけでは足りないと思ったのかもしれません。ちなみにわたしのいるビルでは、
配線はすべて男子トイレの壁に埋め込まれた垂直な空間に集中されています。

しかし今朝、わたしの会社のネットワークに不具合が起こっていることがわかりました。
わたしは営業所勤務ですが、本社の方のWindowsと、営業所のMacintoshのネットワークが
動作しないというのです。わたしは営業所でWindowsを使っていますので大丈夫でした。
ところが全社的な通達で、「サブネットマスクの末尾の数値を変更せよ」と来たのです。
サブネットマスクがどういった役割を果たすのか、ネットワークにはまったく門外漢の
わたしにはさっぱりわかりませんでしたが、言われたとおりに変更しました。
動かなかったMacintoshのネットワークも、それで動くようになりました。
(Macintoshといっても、オペレーティングシステムはMac OS 9.2ですけどね

ところが今度は、わたしのWindowsで不具合が出てきたのです。
インターネットを使えるには使えるんですが、ログイン認証が必要なサイトエリア
(「https」で始まるSSLのページなど)には、どうしても入れなくなってしまったのです。
しかもメールを送ることができません。どうもファイアーウォールの設定が変わったようです。

「これはもしかしたら、サブネットマスクのせい?」と、わたしは思いました。
別にわたしが特別、推理力に優れているわけではありません。サブネットマスクを
変えてからいきなりおかしくなったので、誰でもその結論に行き当たると思うのです。
だからといって、社内通達を無視することもできません。そこで試しに、設定を
元に戻すことにしたのです。するとあら不思議、SSLページに難なく入れるではないですか

とりあえず近しい人には、「不具合が出たら言ってね」とは伝えてあります。
社内通達ですからわたしが意見することもできませんが、意見を求められたら言うつもりです。
セキュリティの面でもさらに使いやすい、快適なネットワークになるといいのですが。
それにしても、サブネットマスクの数値を変えるだけでも、こんな影響があるんですね。
ネットワークのことはまるきりわからないわたしですが、勉強になりました。

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どうも、「南風博物館」館長の南風です。

日曜日に横浜で買ってきたものを、携帯のカメラで写してみました。
ちょっとぼやけていますが、見たことのある人なら、「ああ、あれか!」と思うでしょう。

日曜日に買ったのはパソコンソフトです。Macromedia Dreamweaver 8といいまして、
Webサイトを構築するのに使うものです。世界ではもっとも使用人口が多く、
この種のソフトの中では、プロ用の世界最高峰と呼ばれているものなのです。

おや? 確かわたしは、すでにWebサイト構築用ソフトを2種類も持っていたはず…。

実はわたしは、すでにホームページ・ビルダーという初心者向けのソフトと、
Adobe GoLive CS2というプロ用のソフトを持っていたのです。それでもまた買ったのです。
価格はこれまでに買った同種のソフトの中で、一番高かったです。5万円ですから
でもせっかくのボーナスに手を付けるのが嫌だったので、クレジットカード払いに
してしまいました。しかも、たった5万円だというのに3回分割払いにしたりして
ちょっと最近は事情があり、出費を抑えているのです。それなのにまたこんなものを…。
でもそんな決心をするには、それなりの理由があったのです。

わたしはGoLiveを習得する過程で、このソフトの必要以上の難解さに辟易していました。
プロが使うものですから、それなりの機能が要求されるのはもちろんですが、
ある作業を完遂するまでのプロセスがいやに長く、また複雑な気がしていたのです。

そんなとき、今度Adobe社と合併したMacromedia社のサイトに行く機会がありました。
単にFlash Playerが新しいバージョンになったので、それをダウンロードしに行った
だけだったのですが、ふとわたしの目に、Dreamweaver最新バージョンの評価版の
ダウンロードというリンクが見出されたのです。ブロードバンドにもなったことだし、
今までは「でかいからムリ」だといって敬遠していた評価版でも、現在の環境なら
すぐにダウンロードできるかも…と思い、落としてきてインストールしたのです。

実をいうと、わたしはすでに一度、Dreamweaverの古いバージョンを使った経験がありました。
その頃使っていたAdobe PageMillというソフトよりは、多機能で使いやすい印象でしたが、
アイコンがやたらに多く、パレットを呼び出すのに不便で、しかも各ウィンドウが
小さいなど、お世辞にも初心者が使いこなせるものではないと判断し、使うのを
やめていたのです。さらに当時のDreamweaverには、同社製の画像処理ソフトである
FireworksやFlash、そしてFreeHandsといったソフトとの連携が必要以上に求められ、
そういったソフトを持たないユーザーは使うべからず、といった感じがしたのです。

ところが最新版のDreamweaver 8では、そういった面がすべて改善されていました。
小さくて使いづらかったアイコンはツールバーとその周辺に集約されるようになり、
パレットもフローティングと固定のどちらからでも使うことができるようになり、
さらに同社製のソフトとの過度な連携がほとんどみられないなど、わたしが思っていた
当時と同じソフトだとは、とても思えないほどの変わりようだったのです。
そして実際に使ってみたとき、「ホームページ・ビルダーに似ている」と、不躾ながら
わたしは思ったものです。それ以来、いつかあのソフトを習熟したいと思っていたのです。

そういうわけで、わたしは今後、このソフトを勉強することにしました。
成果や印象については、随時このブログで紹介していこうと思っております。

将来的には、このソフトを勉強したことがきっと役立つはずです

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