南部吟遊詩人の写真館2

今年は土日が天気がいい日が多くてうれしい!
(*^▽^*)

岩手山の「鬼が城」ってどんな感じなんですか?

2023年07月10日 04時21分02秒 | 岩手山

【本日の山行】2023/7/2

6:38 網張温泉スキー場 出発

7:56 リフト駅

8:05 犬倉展望台 休憩 8:18発

8:33 犬倉山山頂付近

10:34 切通分岐

10:55 休憩 11:17発

12:29 鬼が城付近 休憩 13:00発

13:48 御神坂分岐

15:03 大滝展望台 休憩 15:30発

17:07 御神坂登山口駐車場 到着

網張コースに来ました。

リフトは8月にならないと動かないそうなので、歩いて登ります。

この日は梅雨の中休み。前日までの雨が幸運にも晴れて、いい感じです。

以前も秋に三ツ石山に登った時(2019年9月)にも来ましたが、スキー場を登るのってけっこう傾斜があるんすよ。しんどいっすわ。

(*´Д`)

その時の日記(「南部吟遊詩人の写真館」)

でもスキー場だから、木が払われていて、眺望は最高。

上り坂はキツイですが、この景色はヨシ!!!(*^▽^*)

登って登って…、

ロッジなど見つつ、登って、

時折振り返り、景色を見ながら登って。

さらに上を目指します。コレ、結構長いんですよ。

平らになってきました。ひと段落すると、山頂駅が近いです。

雫石盆地が見えます。

コチラが終点です。

8月にならないと動かないとか…( ;∀;) 

しかし動いても7時が始発だから、岩手山を登るには微妙なんだよなあ…。(;^ω^)

そこから少し登ると、尾根です。

景色がよくなってきました。

西の方に三ツ石山が見えます。

近くにはキレイな花が。

この時期、山は奇麗な花が多いです。ちょくちょく紹介していきます。

山頂駅から歩いてしばらくすると柵が見えてきました。

展望台のようですね。

ベンチもあります。スキー場を登って来て、ここで一休み、といったところでしょうか。

少し、雲は出ているものの、なかなかいい眺め。

麓のあの煙は雲ではなく、噴煙かも。

地熱発電所があるっぽい…。

めざす先ははるか向こう。

さて、行きますか。

藪の中を通って、

三ツ石山への尾根道に合流します。

こんな感じ。地図にするとあっという間の感じがしますが、この岩手山の山域はめちゃくちゃに広いです。

まず、ここまで来るのに、2時間近く使っていますからね。

さて、行きましょう。まずは尾根道です。

前方にあるあの真っ平らな場所が「犬倉山」のようです。まずはあそこを目指します。

左に進めば姥倉山分岐で近道ですが、ちょっと寄り道です。

上り坂を行きます。

犬倉山に着きました。

山頂ではないようですが、岩手山が見えます。あっちの、東の方角ですね。

はるか西、遠くには三ツ石山が見えます。

↑こちらは北側。八幡平の方面です。

なんかもうちょっと先に行けるようです。

この先が、山頂ですかね??

来ました!!!

「山頂」の表示はありませんでしたが、だいたいこの辺が山頂と考えてよさそうです。

地図上ではこの付近(もうちょい先200mほど?)が山頂とされていましたが、探してもそういった表示は一切ないし、それらしき広場というか空間もなかったです。

まあ、眺望はよいし、問題ない。

雲が沸きますねえ、今日は。

岩手山方面は遥か先。雲が晴れると、眺望はバッチリ。気持ちがいい!!

さて、行きましょう。今日はたぶん岩手山の山頂まではいけないと思いますが、せめて、鬼が城までは…。

岩手山はここから4時間くらいはかかるからなあ…。

さて、ここから山道です。

けっこう長いです。さすがは岩手山。山域がでかい。

まあ、簡単に言うと、この↑上の写真の上部の尾根のほうに行くわけです。

多分、左手のとんがりが「姥倉山」です。その右手の方に合流するはずです。

(こうしてみると、遠いなあ…(*´Д`))

まあ、眺めていてもつかないので歩き始めますが。

まあ、距離にして1.5kmほどのようです。

木道など、道は整備されていてわりと歩きやすいかな…と思いましたが…。

この広場のあるあたりから、

道がぬかるんでいきます。昨日までそういえば、雨ばっかりでした。

グッチャグチャですね…。中には川のようになっている箇所もありましたよ(*´Д`)

岩もガラガラですし、う~~~ん、けっこう歩きづらい。

坂も急です。この辺、けっこう難所ですね。

ようやくグチャグチャエリアを抜けて少しマシな道になってきました。

こころなしか岩手山も近くなってきた気がします。

道もなだらかになってきました。楽。

だんだん尾根道っぽくなってきました。

いい感じの山道です。

着きましたよ。姥倉山分岐です。(*^▽^*)

この辺の尾根道は火山活動が活発で地熱などもあり、草や木が極端に少ないです。

その分、歩きやすくて私は好きです。

あれ?それでも前回松川コースから来たときよりも、すこし草が生えている気がします。

夏だからですかね???

命の息吹を感じますね。

黒倉山の分岐付近まで来ました。

↓こっちが今まで歩いてきた方面。

前回は黒倉山まででしたが、今回はスルーします。

↑こっちが「黒倉山」です。

看板を撮るために振り返っています。

あっちは「姥倉方面」。雲がまばらですね。あれがなければ遠くまで見渡せるのに…。

行く先は曇り。けっこうガスってきました。もしかして、雨に降られるかも…。

けっこう登りですね。黒倉山の麓を通って、鬼が城に行くにはだんだん高度を重ねていく必要があります。

それがこの「切通し」。

ここから登りがきつくなります。

ぬかるみもあります。

けっこう急坂が続き、しんどくなります。

だんだん、視界の開けているところにきました。けっこうな高さまで来ています。

はるか向こうにも険しい峰が見えます。多分、「赤倉山」とかそのへんです。

雲で見えませんね。

けっこう登ってきました。こういう風に表示されるのって目安になってありがたいですね。

でも、まだまだ登ります。藪エリアです。

山頂方面は遠いなあ…(*´Д`)

赤倉山方面の雲が晴れてきました。湖が見えます。

たぶん、この細長さは「御苗代湖」ではないかと。

岩手山までクリアに見えます。

たぶん、あちらは地獄谷。左側の巌は「黒倉山」です。

地獄谷のアップです。

近くには小さな花。

まあ、進むしかありません。

だんだんと、「断崖絶壁」っぽくなってきました。

上り坂がひと段落して、この断崖絶壁を縦走するルートに入ったようです。

どうやら、ここが、「鬼が城」の始まりのようです。

雫石盆地がはるかに見下ろせます。これが約1700mの世界です。

道は狭いので気を付けなくてはいけません。

また藪に入りました。

けっこう来ましたね~~~。時々後ろを振り返ります。

前はこんなんです。いかにも火山地帯って感じの岩石の上を歩きます。

黄色で矢印が書いてあるのは本当に助かります。

さらに先のあの断崖ルートを歩くようです。

「マジかよ~~(*´Д`)」って感じですね。

やっぱり、こういうところを行かなきゃいけないのですね(*´Д`)

「まさか、あっち行くの????」(*´Д`)

って感じのところに行きます。このルート。まさに地獄です。

まあ、道は着いているんですよ、道は。

…踏み外したら、終わりだけど…。( ;∀;)

遥かなる岩手山。だんだん近づいている気がします。

その前にこの崖エリアを通っていかねばならないのですが。( ;∀;)

(この山の中腹とかではなく、尾根を行きます。このゴツゴツの岩山を。)

まあ、ここまで来たら、行くしかないんですがね。

遥か地上に帰るまでは。遠いなあ…(*´Д`)、地上。

……コレ、登るんだ…。もう、ロッククライミングですな。コレ。

しかも、鎖もロープもないんだ…。( ;∀;)

標高1730m。だいぶ上がってきました。

雲も出てきました。つーか、あの岩のエリア、通るんだ…( ;∀;)

どうやって通るの?????

一歩一歩進むしかございません。

……溶岩流じゃん、コレ。せめて、ロープとかさあ…( ;∀;)

岩場にしみ出す水に草花が生えています。せめてこの可憐な花を見ながら心を癒しましょう。

さて、地獄の繰り返しです。

一歩一歩登れば、クリアは出来るものです。

そうですよね、道端のお花さん。

しっかし、エライところに来たな…。

絶壁ですよ。

落ちたら、もうひとたまりもない…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

まだ、先は長そうですね…。

景色もいいし、ここで一休みします。(30分ほど)

さて、行きますか。

相変わらずの悪路。

標高は1800mに達しました。

改めて、見てみると、すんげールートですよね、コレ。

初めてここを開拓した人は

「コレ、俺ならいけるわ」

って思ったんでしょうかね…???

地図上ではあと少しで終わるはずなんですが。

キレイな花です。

ルートはキッツいなあ…。

でも、矢印があるのはありがたいですよ、マジで。

え?でも、コレって、谷底に落ちろってこと???まさかね???

いや、よく見ると、細い道があったわ。怖いけど。

御苗代湖が見えますね。

さあ、鬼が城ももう少しって。

え???ナニ??このルート???歩けんの???

マジかよおおお??あそこ行くの???(*´Д`)

わあお、マジだ。降りるの怖えよ……( ;∀;)…

で、次はコレかい??これ登んの???え?マジで?あの隙間に行くわけ???

矢印あるよ…。行くんだ…。( ;∀;)

なんとか、クリア!!!!死ぬかと思った。岩に挟まったわ。

そろそろ、鬼が城も終わり。この目の前の岩を回りこめば、不動平へと降りる分岐に行くはず。

ああ、岩手山山頂へと行くおなじみのルートが見えてきました。

登っているヒトいますね。もう、2時近いというのに。今から下山しても夜になってしまいますよ。

まあ、それは私も同じですが…。

不動平までもう少し。

何か見えてきました。

残念ながら何もありませんでした。( ;∀;)

こころもち、盛岡が見えてきた気がします。

もうすぐ、御神坂との分岐になるのは間違いないです。

この辺が、地図によれば標高1890mほどで、本日の最高地点です。

分岐に来ました。

この柱って一体なんなんすかね???

分岐の周辺です。

あっちの方はルートがありません。まあ、行けば行けるんでしょうが。

眺めがいいですね。

昼頃は賑わう不動平も、

この時間は静かなものです。っていうか、人がいませんね~~(*´Д`)

山頂の方に人が行っているのでしょうか。

けっこういますね。

今日は山小屋に泊まるのでしょうか。

山頂にも人はいますが、まばらですね。

私はとりあえず帰ることにします。今回も山頂は見送ることにします。

御神坂から行きます。けっこう急ですね。

御神坂コースに行ったのは2019年7月7日。奇しくも同じ7月上旬でしたね。

その時の日記(「南部吟遊詩人の写真館」)

御神坂コースは上部1/3が「ガレ場」で急坂なので、注意が必要です。

ちなみに、麓では「森林整備事業」のため、登山口の付近の登山道が変更されています。

入口付近です。全体の1/5程度といったところでしょうか。

かつての入り口は閉鎖され、

新しい入り口ができています。

とはいえ、ピンクリボンが豊富に付けられている(過剰なくらい)ので、迷う心配はありません。

ご安心を。

さて、ここから車を停めてある網張温泉スキー場まで歩いて1時間といったところだったのですが、親切な方に送っていただき、5分で帰ることができました。

(*^▽^*)

 

いや~~二戸の方でしたが、親切なおじさん、ありがとうございました!!!!(m´・ω・`)m 

たすかりました。

【撮影日:2023/07/02】


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