直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
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すれちがい中継所とは

2013年08月19日 | ちょこのひとかけ


友達が、すれちがい中継所がよくわからないと言ってきました。
わたしはよくわからないどころか『すれちがい中継所』という
単語自体が初耳だったので調べてみました。

どうやら、すれちがい中継所とは、ニンテンドー3DS以降向けで、
特に田舎向けのサービスのようです。

友達は、すれちがい中継所の概念がわからないと言い、
その説明を聞いたところによると。
どうやら すれちがい中継所があるお店に行った人のすれちがいを、
10人たまったあたりに行った人が全取りできるような
ギャンブル的なものと、
もしくは日本中に設置してあるすれちがい中継所とやりとりして、
遠隔地のデータもやり取りできるようなものが
まざった感じのシステムに思っているようでした。

その後わたしが調べて理解したところでは、
すれちがい中継所とは、
直前に入った人のすれちがいデータを保存しておいて、
次に入った人に渡すだけの役割のようです。

つまり、『前に入った人の幻をその場に作り出しておく装置』
というようなものです。

すれちがい中継所が設置してあるお店などに
1人目が入ると、1人目はデータを受け取れず、ただ自分のデータを預けます。
次に2人目が入ると、2人目はさっきの1人目のデータを受け取り、
自分のデータを預けます。
これを繰り返すのが、おそらくすれちがい中継所でしょう。
よって、1人目は与えるだけで2人目のすれちがいデータは受け取れません。

じゃあ、と思うのが2人以上同時にいたときと、
微妙に時間差があるときです。

1 Aさんがすれちがい中継所に入って、
Aさんデータをすれちがい中継所が受け取ります。

2 Aさんが店を出てすこし行ったところでBさんとすれ違い、
すれちがいデータをやり取りします。

3 Bさんが、さっきAさんがデータを残した
すれちがい中継所に行くと……

Aさんのデータを受け取れるのでしょうか。
それとも受け取れないのでしょうか。
自分のデータを預けるのでしょうか。
それともAさんデータがあるのであづけないのでしょうか。

3DSのすれちがい通信はMACアドレスを見ているのか、
それともキャラデータを見ているのか、
3DSのシリアルで判別するのかによって
挙動が変わってくる気がします。

……が。いま考えると、すれちがい通信は意外とおもしろいですが
本体が壊れて新しくなったらどうなるんでしょうねえ。
せっかくいろんな人とすれ違って、すれちがい地図も埋まってるのに
それを最初から、なんてことになったらがっかりです。
どこかにバックアップを取れるようにしてほしいです。


今まではすれちがい通信をセットした人同士が
ごく近距離に同時に存在していなければすれちがい通信はできませんでしたが
すれちがい中継所ができたことによって、
時間差があっても、かつてその場所に存在したという事実だけで
通信できるようになりました。

同じ場所同士でしか通信できないということで
すれ違い通信のおもしろさは阻害しないのが
うまいバランスだと思いました。

同時に存在するのが難しい田舎のほうでも、
すれ違い通信が発生するようになったのも
ちょっとおもしろいと思います。

都会は都会で、システムがわたしの思っている通りであれば、
すれちがい中継所が設置している場所にいけば
もう必ず誰か1人のデータは受け取れるはずなので
意外とおもしろそうです。

ただ、すれちがい中継所をやっている場所を見てみたら、
一番楽そうなセブンイレブンのセブンスポットは、
セブンスポット利用登録が必要と書いてありました。
すれちがい中継所はセブンスポット登録した上でないと
利用できないのか、それともすれちがい中継所自体は
セブンスポットと切り離されて運用されているのかはよくわかりません。
ネットで調べてもまだよくわからなかったので、
友達やそれ以外の人の調査が必要です。

もし使えるなら、ドライブの途中やなにかのとき
どうせ寄るならセブンで、とわたしや友達ならと考えるので、
似た考えの人が多ければ、ちょっとした売り上げの増加にも
つながるかもしれません。

意外とおもしろいです。すれちがい中継所。


追記:
セブンイレブンのすれちがい中継所は、
セブンスポット登録なしに使えました。
そして、登録していたすべてのゲームですれちがいが発生しました。
これを考えると、単純に前にいた人の幻を作り出す装置ではないようです。

どうやら、『すれちがいデータ交換できるものは、
自分のデータと引き換えに交換してくるシステム』のようです。
簡単に言えば、すれちがい中継所とは
『すれちがいデータの保管・交換所』と考えればよさそうです。

たとえばいつものすれ違い通信だと、
甲さんが、ゲームAとBのすれ違いをしていたとしたら、
乙さんが、ゲームAとCのすれ違いを設定していると、
共通であるAのデータをやりとりするだけで終わります。
甲さん乙さんがそのまま家にかえれば、甲さんのBのデータも
乙さんのCのデータもだれにも受け渡されません。

でも、甲さんがすれ違い中継所に行くと、
甲さんのA・Bのデータを中継所が保管します。
次に入った乙さんは、すでに中継所にあるA・Bのうち、
Aが共通で交換できるので、Aのデータを受け取れます。
中継所は変わりに乙さんのAのデータを保管します。
乙さんが交換できないBのデータは保管されたままで、
中継所になかったCのデータは中継所が新規に受け取り、保管します。

その次に中継所にやってきた丙さんは
すれちがいA・B・Cを設定していたとします。
すると、丙さんは交換できる、中継所のA・B・Cのデータを受け取り、
替わりに自分のA・B・Cのデータをおいてきます。

すれちがい中継所は、交換できるデータを持った相手とのみ、
交換できるデータを交換するので、
交換所のゲームデータが空になることはおそらくありません。
基本的には自分が損をすることはない仕組みです。
直接のすれちがいでは、すれちがいが起こりにくいゲームを持っている人は
すれちがい中継所に行くとすれちがいが起こる可能性が高いです。

特に町場の中継所ではマイナーゲームのデータがある可能性が高いので、
中継所のはしごでもしたら結構集まりそうです。
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