goo blog サービス終了のお知らせ 

直列☆ちょこれいつ

最近は神社や神道などの古い文書の解読をしています。
研究のまとめはカテゴリ『自作本』から。

2012年秋アニメ全体感想

2013年01月12日 | ちょこのひとかけ


秋アニメを見た感想です。

・STAR DRIVER

巨大ロボットに乗ってなにかする話です。
アニメ『少女革命ウテナ』の劣化版みたいな感じで、
主役と周りがギャグをやったあと決闘します。
一度負けたら決闘権を失いますが、
ウテナのようにまた復活する手段を得ました。
大体やってることはウテナと同じです。

1クール目は苦痛でしたが、
2クール目からは見られる感じになってきました。
でも、なにをやりたいのかはわかりません。
これを見るならウテナを見ればいいです。


・新世界より

8話目くらいまでは見られましたが、そこで断念。
陰鬱で見ていてうんざりします。
微妙に気持ち悪いです。



・リトルバスターズ!

軽い高校生たちが仲間を集めて、
思い出に野球などをやる話のようです。
たまにくすっとする会話は出ますが、それ以上にはなりません。
見る気分が乗りませんが、見られないほどではありません。



・マギ

アラジンと魔法のランプ的な世界で少年たちが
迷宮の塔に上って一攫千金を目指したり、
世界のごたごたと戦ったりする話です。

おもしろくなりそうな気はしましたが、
おもしろくはなりませんでした。
むしろ、胸糞悪いです。
とにかく悪役がクズで、全体をぶち壊すほどに
うんざりさせられます。

また、完全なキャラが準主役のそばにすでにいる、というのも
話をもりあがらなくさせていると思います。

あれなら、完全なキャラを敵側に持っていって、
お互いの理想はどちらも正しいけれど、
相容れないためにぶつかってしまうので
正々堂々と戦うことになる、という配置のほうが
おもしろくなりそうな気がしました。



・ToLOVEる ダークネス

ちょっとエッチな状況を見せるだけのアニメ。
取り立てておもしろくはないけれど
つまらないということもない感じでした。


・ジョジョの奇妙な冒険

吸血鬼たちと戦うことになる男の一族の話です。
原作は読んだので、漫画原作で絵がかなり違うのが
気になりますが、かなり忘れている部分があることもあって
おもしろく見られています。


・K

他人の力を奪いたい悪者が、力のある人々の関係性を
引っ掻き回すものの倒される話です。

話は何をやりたいのかがまったくわかりませんでした。
どうでもいい感じにはじまり、どうでもいい感じに展開し、
どうでもいい感じで終わりました。

たぶん美形男子学生たちが超能力や暴力などを使い
戦うのを見せたいだけの雰囲気アニメでしょう。

つまらなかったです。


・絶園のテンペスト

世界を崩壊させるシステムをとめようとしたり
動かそうとしたりしながら、魔法と話術で戦う話です。

とにかく言葉でどんでんがえしを続けようとするだけの
内容しかありません。

たとえれば、テーブルにおいておいたお菓子を食べられて、
A「お前が食べたのか」
B「いや、お菓子などはなかった。
そもそも置いてなかったんじゃないのか」
A「確かに置いた。お前が食べたんだ」
B「濡れ衣だ。お前は自分で食べたのをおれに押し付けようとしてるんだ」
A「そんなわけはない。あれは、人を殺すほどの毒入りなのに!」
B「なに? なぜそんなものを作っていたんだ」

みたいな、言葉ひとつで状況をころころ反転させて
楽しんでいるような内容です。

すごくうっとうしくて、見ていてうんざりしました。
1クールで終わると思ったのにどうも2クール目に入るようで、
やめようか悩みます。


・BTOOOM!

誰かに恨みを買った人間が無人島に連れてこられ、
爆弾で殺し合いをさせられる話です。

殺したり殺されたり、殺さずに島を脱出しようとしたりします。
大体が裏切って殺そうとしてきますが、
主役とヒロインは信じあって脱出しようとするのでした。


……というようなお話です。

基本的には人が人を殺していく、惨殺ものです。
殺す状況、殺し方と死体を見せたいような内容です。

最初はそれだけでとてもうっとうしいですが、
終わり数話で主役の成長話になったので、
終わりは意外とさわやかでした。

ただ、世界が異様に狭いのが気になりました。
プレイヤーが何万といるゲームで、ゲーム内結婚をしている
主役とヒロインが偶然同じ時期に島に送られていて、
偶然出会ってしまうとか。

主役が引きこもる原因になった男が、
偶然同じ時期に島に送られていて、
偶然出会ってしまうとか。

島で生き残っていた女性を、知り合いの医者が
裏切ったという話をきいたあと、
その医者が二度目に島に送られて来ていて出会うとか。

ありえない偶然が多すぎて空々しさは感じました。
全体としては、どちらかといえば面白い方向だったと思います。



・PSYCHO-PASS

映画『ガタカ』のスピンオフのような話。
2クール目に入りました。

人間の思想の善悪を機械が判断して、
悪者は処分するような世界。
主役は思想を取りしまる国家組織に属する女性です。

いろいろな事件に遭遇しながら、
いままで考えていなかった世界を見ていきます。


……というようなお話です。

『ガタカ』の主役の弟の刑事を女性にして、
普段はこんな事件を追っていました、というのを
見せるような感じです。

世界観に既視感があるのが難でしたが、
視ていたら設定の微妙さが目に付きはじめました。

機械が人間の精神の善悪を判定する、できるというのは
まあよしとして。
その機械が、ネットとつながらない場所では機能しません。
そしてその状況をだれも改善しようとしないところが
まず大きな疑問です。
ならそのシステムに不満を持つ人は、
とにかく電波のジャミングをかけていればいいと思います。
それだけでシステムはすべて無効化されます。

次に、善悪を判定する基準がむちゃくちゃです。
基本的には人間の善悪を判定するシステムなので、
物に対しては判定がされません。

善悪判定後に殺すなどを決定する銃が武器のすべてですが、
それではたとえばドラム缶を投げてこられた場合、
ドラム缶を撃って破壊することができません。
危険がある任務に向かうはずなのに、
武器として役に立たないものしかもたないのはどうかと思います。

でも、アニメの中では襲ってくるロボット犬を
危険だと判断して殺していました。
何が危険で、どこまでを判定するのかが謎です。

ジャミングをかけた場所から自走地雷をひたすらにまけば、
組織は地雷自体を銃で破壊することもできず、
犯人を見つけることさえできないでしょう。
……わけがわかりません。


また、人間の思想の善悪を判断するので、
もっとも危険な人間が裁けないという問題があります。
あの世界ではどう処理しているのかが描かれないのが不満です。

たとえば酒などで正気を失いながら犯罪を犯す人間。
頭が麻痺しているので、思想がありません。
犯罪と認識せずに犯罪を行うならば、
罪の判定はなされないのではないでしょうか。

またたとえば、精神障害者。
いきなり走り出して人を突き飛ばしたりしても、
悪いことをしようという思想で動いていないので、
あの世界ではなにも罰されないことになります。

それから、快楽犯罪者。
自分にとってよいことをしよう、人を殺そう、
人を傷つけようとしても、
悪いことをしていないとこころから思っていれば、
あの世界ではなにも罰されないはずです。

同じく、宗教に浸っている自爆テロなども、
あの装置では防げないはずです。


そんなこんなで世界観に穴がありすぎて、
どうにも浸って見られません。

つまらなくはありませんが、空気いすに座って
見させられているような、不安定さがつきまといます。



・ロボティクス・ノーツ

やれやれ君と熱血女子がロボットを作ったり
仲間との絆を作ったりしながら、
世界の悪と戦うような話でしょうか。

やれやれ君のだるさがいらつきますが、
話は意外とおもしろいです。
プログラム担当の子の声や話し方も
あやしさが結構出ていて好感触です。

2クール目に はいりました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« レビュー:源氏巻 | トップ | レビュー:ファイナルファン... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ちょこのひとかけ」カテゴリの最新記事